素朴な疑問。
経済の教科書を見ると、「日銀(中央銀行)は政府から独立すべきだ」と
書いてありますが、なぜでしょうか?
金融政策(金利政策)を政府に委ねると、「金融緩和の誘惑」に駆られるからだ、
というまことしやかな説明がなされますが、政府が適正に運営されれば、
インフレ懸念も考慮して、無秩序な金融緩和には歯止めが掛けられるハズなんですが。
それから、政府から独立した中央銀行は、どうやってコントロール
されるのでしょうか?
最高裁のような国民審査もない以上、結局は国会(=国民)が
コントロールするしかないと思うのですが。
原則としては市場原理に則るということになりますが、法律、規則には必ずグレーゾーン、抜け道があるものです。「ルール違反じゃないのだから何をしてもいい。」という輩が出てきたときの歯止めという意味でも、完全に政府と切り離すのは危険と考えるのは一理あると思います。