軍歌をカラオケで良く歌う軍歌大好き高校生です。

・軍歌を（カラオケでない所で）歌うことの是非。

軍歌を聴いて悲しむ、怒る、苦しむ人がいるという現実を知っているかどうか、知らなかったでは済まされない場合もあるのでそれなりの知識と資格がいると思います。

　マリアナ諸島や昭南島（どこかご存知ですか？）、台湾やマレーシア、フィリピンでは日本人に殴る蹴るの暴行を受け軍歌を覚えさせられた方がいます。　（その方たちは他に『バカヤロー』『天皇陛下万歳！』『お母さん』等の日本語を知っています。）　19歳の大学生から学徒出陣で満州に送り込まれた父（日本人）も音痴なのに上官から暴行を受け軍歌を歌わされたので絶対に歌いませんでした。　嫌な思い出だから。　一人、あるいはお仲間内で歌うことに無論異論はありませんが、パブリックの場で歌うには、そういう過去も知ったうえで行動して欲しいと思います。　またはそういう方の抗議に対して論破できる教養をお持ちなら問題ないと思います。

・軍歌をカラオケで歌うことの是非。

　お仲間内でお楽しみ下さい。　軍歌だけでなく、『炭鉱節』を聞いて苦しむ方、李香蘭を聞いて怒る中国人もいますので、外国ではご注意下さい。　日本では上記の理由が解らない若い世代が多いですが海外では十分承知の青年がいますので。　実際に少年の船の交流会で炭鉱節の踊りが相手側からの申し入れにより中止されました。　上海のカラオケ店で『上海帰りのリル』を歌うのだと恐ろしいことを言う上司を中国人の友人とともに必死で止めた経験もあります。　なぜだめなのか？　知らないと恐ろしい目にあうこともありますので。

・あなたが軍歌をカラオケで歌うような人をどう思っているか。どんな対応を取るか。

　個人の自由です。　その方の知性と教養のレベルを公に知らしめているのだと理解します。　可も不可でもなくその場の雰囲気を壊さないように自分は勤めます。

・あなたが軍歌に抵抗を持っているかどうか。

　個人的に口ずさむこともあります。　老人ホームのお年寄りが嬉しそうに歌っている時は側で一緒に歌うこともあります。