熟練した手技に偏るのはやはり、人の体の一部だからではないでしょうか。
既成商品でれば型があり、そこに素材を入れて作り出すこそは出来ますが、歯は人それぞれ形が異なり、体質によっても多少の強度などが違うし、治療部位の大きさも違うので完全なオーダーメイドといっても過言ではないと思います。
コンマ何ミリの世界だからあのような感じになるかもしれません。
けれど、仰るとおり、主な治療方法は進歩がないですよね。
研磨する時にでる熱をとるために水が出たり、3WAYでエアーを送ったりしなければならない方法はいつになったらなくなるのかと、それが私には気になっていました。
タービンにアタッチメントをつける方法では思いつかなかったのですが、エッチング剤のような薬剤でう蝕部分のみを処理したり、美容整形でシミやほくろをとるようにレーザーで患部を除去できる活気的な方法があればよいのに・・・とは以前から思っていました。
けれど、それほど強力なものだと歯肉や粘膜や舌にまで大きな影響が起こったり、残せる歯根までダメージを与えてしまいそうな気もします。
エッチング処理できたとしても、現状のようにCRで復元のような形にする場合でなく、技工物を印象するような処置の際、かなり精度の良い印象剤を使わないとマージンは綺麗にでないだろうし、あとで石膏流す時もかなり苦労しそうです。
(初めてコアー印象のあと石膏を流すのに失敗した苦労を思い出しました)
今から数年前に助手を辞めて以来携わっていないので、書いた事柄が現在実現されていたり、もうどこもやっていない方法かも知れません。
素人考えなのであまり回答になっておらずすみません。
ご回答有難うございます。治療で、同じ状況の歯牙は1本もありません。しかし、共通性を持たせて、治療は同じ事をやっています。そのことを考えると、歯芽方向、エナメル質、象牙質の厚さも的確に捉えることはかなりの工学的なものになりコストを考えると、アイデアだけでの話になるんでしょうね。