うつ病は、うつ状態が長く続く状態です。
うつ病とうつ状態は違います。
うつ状態は、普通だれでもなりうる気分の落ち込みに近いことです。
それが続いてくると段々と思考が自動的にネガティブになっていきます。
プロザックなどの抗うつ薬はそういった自動的な思考を修正してくれます。
自分の本来持っているおとなしい性格とか本来の気質を変えるようなことはできないと思います。
むしろ興味本位に飲むと、変な副作用に悩まされたり、また止めた後に逆にうつっぽくなってしまうなど怖い副作用があります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4576970364/503-1949469-893751...
かつてプロザックを服用していたものです。(もちろん、医師の処方箋で)
普通の人にも、効きます。気持ちが、どっしりと落ち着くというか、ものに動じなくなるというか、性欲も少なくなり、まぁ、悟りの境地という感じになります。
約3割の人に、服用開始7~10日あたりで、どーんと急激に落ち込んでしまうという副作用が出ます。また、飲み始めは、あわない人の場合、吐き気や頭痛があることもあります。
上記の本に著者の酒井医師が自分で服用したときの記録が書かれていますので、参考に。
ただし、プロザックには、酒井先生がこの本を書かれた以降に重大な副作用があるらしいことが、米国で話題になりました。
だいたい、服用を続けて3ヶ月前後に、その副作用が起こるようです。(私も体験しましたが、下手すると死にます。)
というようなこともあり、プロザックよりは、現在、日本でも保険のきくSSRI(パキシルやルボックス)の方が安心だと思います。
http://adbusters.cool.ne.jp/prozac.htm
「明るい性格になる」という表現にはやや語弊がありますが、鬱や気分の暗い性格を修繕し、明るく前向きに精神状態を持つ事ができるようになるとされています。
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