腐女子について知らない事、知りたい事。

以前ジャニヲタだった腐女子です（ちなみにSのつく人たちが対象でした）1994年頃から4年ほど、足を突っ込んでいました。

その時の印象では、腐女子の中でも芸能人のファンの人の場合、やはり他のジャンル（アニメや漫画やゲーム系など）よりも服装に気を遣った方が多いなあという感じでした。年齢層が高い（＝自分の自由になるお金がある）もあったのかもしれません。

それと、芸能人のファンの場合は、どうしても雑誌・テレビなどで三次元のファッションを見る機会が増えます。必然的に、他ジャンルよりは気を遣う人の割合が増えるのではないかと思います。

私の印象では（たぶん一般のジャニオタさんと同じではないかと思いますが）誰の担当（＝ファン）であるかによってファッション傾向に差がありました。

木村、中居ファンは一般的な女子らしい服装（特に木村ファンはキレイ目を選ぶ傾向があったような）、吾郎ファンはイメージですがシックな感じで、森ファンは地味だけど美人さん多かったです。剛ファンは剛が当時よく着ていたカールヘルムを着ていらっしゃる方が多く見受けられました。慎吾ファンはやはり本人の影響なのか、カジュアル寄りな方が多かったような。FILAのバッグをお使いだったり…

ファンである対象の芸能人のファッションから影響を受けて、愛用のブランドを好んで使う方も多いと思います。

（ちなみに私は剛ファンです）

私の周囲だけかもしれませんが、Jにそれまで興味がなくて、いきなりハマった人なんかで、特に木村にハマった人は、頑張って痩せたり、ファッションがガラッと変わったりする傾向にあったような気がします。

それ以外のジャンルでは非常に千差万別です。ファッションに気を遣う方も、遣わない方もいらっしゃいます。それはもう、人それぞれです。ショップの販売員かと思うくらい髪からつま先までトータルコーディネイトされた方もいれば、「えっ!?」という格好の人もいます。

私の個人的な印象では、ごくごく普通の、一般の方から見ても「いわゆるオタ」のイメージからは遠い人が非常に増えたように思います。

おしゃれな人は本の装丁デザインもカッコよかったりしますし、漫画の中で二次元のキャラクターに着せる服なんかにも如実にセンスが表れます。

マスコミが「オタの人」といって報道する場合「いかにもな見た目の人」を選ぶことが多いですし、また

一般の方と区別がつかないような隠れオタの方だと、顔を出したくなくて取材拒否をする場合がほとんどだと思います。よって、報道におけるオタのイメージはずっと変わらないのではないでしょうか…

ただ、同人誌作成という大きな趣味がひとつあった場合、そうでない方よりもそこにかける時間と情熱の比率が高いため、ファッションなどにかける時間、情熱、費用などが削られる…ということは、どうしてもあると思います。私は原稿や妄想に没頭している時は化粧もファッションもえらい適当になったりします…