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情報バリアフリーについて:NICT
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tenshin42さんに同感です。
ウェブコンテンツJISはアクセシビリティの一部であって、それがアクセシビリティのすべてではありません。
最近は「情報バリアフリー」という言葉も使われだしていますね。
”Web標準”と”アクセシビリティ”は、そもそもまったく違うものです。
Web標準とは、W3Cの仕様にそってコードを正しく記述しましょうね。であって、
”アクセシビリティ”は、ユーザーがどんな状況・環境においても情報を
入手できるようにつくりましょう・配慮しましょう。というモノです。
”ウェブJIS”は、アクセシビリティやWCAGにおいて、
更に日本語独自な解釈などを織り交ぜ、日本工業標準調査会が規格制定を行い、通産省が認定したモノにすぎないです。
ユニバーサルやバリアフリーという言葉の言い回しを使う人もいますが、
ユニバーサル: 普遍的・世界共通
バリアフリー: 障壁除去
です。
アクセシビリティは、そもそも障害を設けないよう配慮すること、ですので、
ちょっとニュアンスが違いますね。
なるほどなるほど、情報ありがとうございます。
しかし、komorebiさんがどう考えているのかが書かれていません。
「アクセシビリティの中にウェブコンテンツJISがあり、標準化は全く関係ないとよ。」という考えでよろしいですか?
せっかく答えていただいたのに、こちらの方で誤解して受けちゃうと意味がないし申し訳ないので、再回答でいいので聞かせてください。
>「アクセシビリティの中にウェブコンテンツJISがあり、標準化は全く関係ないとよ。」という考えでよろしいですか?
>
そーゆーことになりますね。
結論がなかったです、すみません
はい、ありがとうございました。
>標準化はまたそれと別にあると思うんですが
標準は基本的に基準として策定されているものを
(文書化されている)
もの
ブラウザの実装系の標準(W3C,RFC,IETF,...)
JIS
http://www.meti.go.jp/policy/conformity/newstopics/accessibility...
アクセシビリティは、言葉としての意味は
「高齢者、障害者など、心身機能に制約のある人が
問題なく利用できるようにする事」
と思います。
ウェブコンテンツJIS/情報アクセシビリティJIS
(JIS X 8341)は、「アクセシビリティ」の一部の手段を
具体的に書いたものですが。
単なる文書なので中といわれると違和感はあります。
JISX8341-1: 共通指針
JISX8341-2: 情報処理装置
JISX8341-3: ウェブコンテンツ
http://www2.nict.go.jp/ts/v862/105/accessibility/jis/
http://www2.nict.go.jp/ts/v862/105/jis/frame/index.ht
--------------------------------------------
「ユニバーサルデザイン」の定義を抜粋すると
「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、
建物、空間をデザインすること」
--------------------------------------------
http://www.universal-design.co.jp/aboutus/idea/
ユニバーサルデザインをWEBに適用する場合に
ユーザビリティ
アクセシビリティ
http://jp.fujitsu.com/about/design/ud/usability/
も考慮する。
結局どのような考えを持っているのでしょうか。
>単なる文書なので中といわれると違和感はあります。
もしかしたら、pmakinoさんがの回答にある概念と規格という違いから違和感を覚えるのかもしれませんね。
tenshin42 さんの考えの通りだと思います。
まず、アクセシビリティと Web 標準は概念や思想といったもので、
ウェブコンテンツ JIS は実体のある規格であるという点が違うと思います。
ウェブコンテンツ JIS は、アクセシビリティを確保することを目的とした基準の一つであって、
JIS 以外にも WCAG 等のアクセシビリティガイドラインはありますし、
JIS に準拠したら完全なアクセシビリティが実現されるわけでもないです。
Web 標準は W3C 等の標準化団体が策定する規格に準拠した制作を行うという概念であって、
それはアクセシビリティとは直接的な関係はありません。
ただ、W3C の各種勧告はアクセシビリティに重きをおいていますので、
勧告に準拠することによってある程度の (しかしそれで完全というわけでない)
アクセシビリティが確保できることも事実です。
JIS や WCAG の中でも、要件の一つに標準に準拠しろという旨のくだりがあります。
WCAG 1.0 の場合は「W3Cのテクノロジーとガイドラインを使用する」で、W3C の勧告に則れと書かれていますし、
JIS X 8341-3 の場合は「ウェブコンテンツは,関連する技術の規格及び仕様に則り,かつ,それらの文法に従って作成しなければならない。」と、W3C に限らず各種規格に正しく準拠しろということが述べられています。
ですので、Web 標準とアクセシビリティは直接関係はありませんが、深い関連性を持っているということになると思います。
なるほど、とてもためになる回答です。
>Web 標準とアクセシビリティは直接関係はありませんが、深い関連性を持っているということになると思います。
[アクセシビリティ -> ウェブJISに準拠 -> 標準化] こんな感じですかねぇ・・・。
これだとアクセシビリティという大枠の中に標準化が含まれてますね。何か混乱してきました(笑)
ウェブJISの中に標準化があるんじゃなくて、レンタルしているような感じと思えばいいんですかねぇ。
アクセシビリティ
|
(規格化)
|
ウェブコンテンツJIS
|
(参照)
|
W3C HTML
といった感じでしょうか。
本来、「アクセシビリティ」の確保は利用する人間にとっての扱いやすさ、標準化はそのデータを処理するソフトウェアにとっての扱いやすさを確保するために行うものです。しかし、利用する人間にとっての扱いやすさを実現するには、まずその人が利用に際して用いるソフトウェアで対象のページが見れるのが前提となります。その前提にたどり着くのがW3C標準の準拠にあたります。
なお、「標準化」という言葉を使っていらっしゃいますが、趣旨としては「W3Cによって標準化された規格への準拠」ということですよね?なぜW3Cが標準化するかといえば、異なる会社によって作られたソフトウェアでも (ブラウザでいえばIEでもFirefoxでもOperaでも) 、対象となるデータ (この場合Webページ) が正しく閲覧できるように、HTMLの規格を定めることになります。この場合、HTML規格に沿って作られたHTMLならば、HTML規格に対応したブラウザならばきちんと閲覧できる‘はず’になるわけです。きちんと閲覧できて初めて、アクセスビリティ云々を議論できる前提に立つことができます。
>「W3Cによって標準化された規格への準拠」ということですよね?
その通りです。
>きちんと閲覧できて初めて、アクセスビリティ云々を議論できる前提に立つことができます。
この言葉のお陰でもやもやが晴れました。スッキリ爽快です。
まだまだ回答お待ちしております。
ちょっと不安があったので同感してくれる方がいてほっとしました(笑)
回答ありがとうございます。