【起業についてのご相談です】


現在、20人規模の会計事務所に勤めて半年になります。

就職以前からコツコツやっていた事業が、ここに来て、ようやく収益化(今の給与所得くらいの事業所得)してきました。

もちろん、事業は勤め人と異なり、将来的にどうなるか分からないということは承知していますが、自分的にも事業には思い入れがあるので、今後はそちらを全力で頑張りたいと決意しています。

そこで、現在勤めている会計事務所を辞めて、その事業に、個人事業主なり株式会社形態なりにして、特化したいと考えています。

この際に、問題となる点や注意点、心掛けておいた方が良い点、その他の諸手続、税務・労務面、マナー・常識的なこと、等々、何かご意見・アドバイスがあれば、いただけないでしょうか?

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  • 1人3回まで
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  • 終了:2006/06/02 14:40:03
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回答4件)

id:maxthedog No.1

回答回数474ベストアンサー獲得回数52

ポイント23pt

もし私が質問者の立場だったら時期尚早と考えるでしょう。まだまだ事業規模が小さいように思います。またおやりになる事業に関して、現在どれだけの資本や資産や資金の調達能力があるのでしょうか? 資金計画、事業計画共に見通しがあっているのであればよいのですが、そうでないとちょっと何かがあっただけで立ちゆかなくなると思います。

まず、事業所得が会計事務所からの給与と同じ言うことは独立後の自分に対する給与は現在の1/3以下ぐらいにする必要があると思いますが、それで個人生活が成り立つのでしょうか。今はまだその様な状態にないのならば、たとえば、事業所得が今の3倍になった時に独立するというのはどうでしょうか。一年でそれを達成するという目標を立てて一年後に独立するほうが、(ご質問にあった内容だけから判断する時に)成功する確率が高いように思います。

現在二つの仕事を掛け持ちしながらやって行けているようで、それは仕事のリスクの分散という意味では良いことだと思いますが、このあたりのことはチェックされていますか? 以下、ちょっと参考になるかもしれない本です。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

ご成功をお祈りします。

id:toshi-toshi-92

ありがとうございます。

ご意見とても参考になり、嬉しいです。

ただ、起業を前提として、今勤めている会社を辞めて独立する際の注意点やご意見の方が、個人的には嬉しいです。

よろしくお願い致します。

2006/05/26 15:19:34
id:porcoporco7 No.2

回答回数28ベストアンサー獲得回数0

ポイント23pt

週末起業 (ちくま新書)

週末起業 (ちくま新書)

  • 作者: 藤井 孝一
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • メディア: 新書

お気持ちは良く理解できます。ぜひ、この本をお読みになることをお勧めします。(続編のチュートリルアルもとても参考になると思います。)筆者が会社を辞めて、起業に専念する体験がうまく書かれています。

私自身が起業していないので、とてもあなたの納得のいく説明はできませんが、リスクを避けたいというならばこの2冊をお読みになってからでも起業は遅くないと思いますよ。

 ご成功をお祈りします。

id:toshi-toshi-92

ご意見ありがとうございます。

その本は読んだことがあったように思います。メールマガジンも読んでいます。

独立の方向で話を進めているのですが、今勤めている会社を辞めて独立する際の注意点やご意見は、なかなかいただけないものですね。。。

ありがとうございました。

2006/05/27 21:55:28
id:japantax No.3

回答回数11ベストアンサー獲得回数1

ポイント22pt

 ご自分で始められた事業が収益化してきたとのこと、大変喜ばしいですね。

1,注意点、心掛けておいた方が良い点

 今の会計事務所を退職する際に、今後の自分の事業を考えて、皆がWINWINになることを第一に考えるとよいと思います。

 新事業が、今の会計事務所にとってもプラスになるのであれば、所長さんに、顧客に商品等をご紹介してもらうことをお願いし、紹介手数料をそのたびに払うのもよいでしょう。反対に、自分が仕事上でお付き合いした顧客を今の会計事務所にご紹介し、紹介手数料をいただくのもよいと思います。

 今の会計事務所で、顧客を担当しておられるのでしょうか?そうであれば、担当顧客に退職する旨と、今後の事業を説明し、お互い仕事・顧客を紹介しあうことを申し出るのがよいと思います。

 要は、今の会計事務所の人間関係は、新事業の財産であるということです。

2、税務

 会計事務所にお勤めということで、基本的な知識はおありなのではないかと思います。

①たとえば、所得が500万程度になった場合、株式会社化し、法人から自分に役員報酬を支給することで、給与所得控除が受けられますから、節税できます。今回の役員報酬の税制改正には注意してください。あと、ご家族を役員にして給与を分散するのもいいですね。

http://www16.ocn.ne.jp/~tkm_acnt/WhatsNew.htm

②消費税は2年前の売上が1000万以上かが基準になるので、2年間は個人で行い、その後法人化するのもいいでしょう。

3、労務面

 法人にすると(個人事業所でも5人以上になると)社会保険強制加入です。法人が半額負担するわけですから、法人がある程度資金繰りが良くないと、社会保険の負担はきついです。

4、マナー・常識的なこと 

 1とも重複するのですが、やはり今の会計事務所(あるいは以前の会社があればその会社)はご自分のベースになっていると思うので、お互いWINWINの関係で、繁栄して行かれるといいと思います。 

 

id:toshi-toshi-92

こういう回答をお待ちしておりました!

ありがとうございます!

とても参考になりました!

2006/05/28 21:05:36
id:hirotkg7766 No.4

回答回数3ベストアンサー獲得回数1

ポイント22pt

20名ほどの会社を起業して経営しております。

私の起業しての感想をお話します。

 まずサラリーマンは恵まれているという事実です。私も雇われている時は会社の対して不満がたくさんありましたし、自分が経営者ならこうするのになぁという事をいつも考えていました。会計事務所にお勤めなら余計に感じることでしょう、他の会社の内容を見るわけですから・・・

でもいざ経営してみると、雇われていたほうが、安定してました。所得的にも精神的にも・・・

 一番きついことは、資金繰りの心配ですね。サラリーマンにはほとんど無縁の世界ですが、経営者になったその日から逃げることの出来ない、しかも終わることのない事柄ですね。夢に出てきますよ創業当時は、事業が不安定ですからね。

 経営者は孤独ですね。全ての責任を背負い、相談する相手がいないのですよ。上司や責任を取ってくれる人はもういないのです。ですから社外に気軽に相談できる相手を持つべきです。当然経営者でなければいけないですよ。友人でもサラリーマンでは見えてる視界が違います。話がなかなか合わなくなるんですよ。飲みに行っても仕事の話はなかなかしにくくなります。

 自分の能力開発に努力をし続けなければなりません。自分の能力以上の会社にはなりません。規模に応じたトップに変身し続けることが事業を継続させる重要な要素です。

 あとは創業する事業が社会にどのように役立つのかを明確にしなければなりません。社会(お客様)に対して認めてもらわなければ事業を継続させることは不可能です。認めてもらうために、さまざまな努力は必要ですね。社会からダメだしをされれば、どんな事業も市場から退場を余儀なくされます。

 こんなところでしょうか?社員を雇用するとなればもっと多くの問題が発生することになりますが、まずは個人事業でのスタートかと思いますので・・・

 最後にサラリーマンとは違う醍醐味は、頑張って社会、お客様に認められたときの達成感は、極上ですね!仕事をしてる充実感は雇われている時の比ではありません。しかも所得がダイレクトについてきます。どんな一流の企業に勤めていても、味わえない部分です私も一部上場企業に勤めていましたが、やはり創業してからの人生のほうが遥かに厳しいですけど面白いです。

 是非、そんな場所に来てください。一緒に人生を楽しく過ごしましょうよ。ただし、腹をくくって、覚悟を決めて来てください。

事業をするものは腹のくくり方が甘いと、絶対に成功しないシビアな世界です。

      ご健闘を祈ります!!

id:toshi-toshi-92

経験者様のご意見、とても熱く、とても参考になりました!

確かに、会計事務所はサポートであり、プレイヤーになれないという実感があります。

経営者が孤独なのは、話す機会も多いので、感じるところです。

規模に応じたトップに変身し続けることが必要とのご意見、肝に銘じます。

本当にありがとうございます!

2006/05/29 06:54:35

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