鳥害のプロがいます。
http://narc.naro.affrc.go.jp/kouchi/chougai/wildlife/howto_j.htm
NASAもキツツキに困っていたらしいです。
http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/gallery/kitutuki.htm
もしかするとですが、物凄く古い電柱でしょうか。きつつきは虫の天敵ですので、そこに虫が巣食っていなければ寄り付かない、つまり危ない電柱だけ突いているのではないでしょうか。となると結果的に危ない電柱を教えてくれているのでは?カミキリムシなどの幼虫を殺すにはスミチオンやマラソンなど強力な農薬の濃い溶液を穴を見つけて注射器で注入するという果てしない作業が必要です。とりあえずの虫相手の対策としては、コールタールでも塗り直すぐらいでしょうか。
http://www.osmose.com/utilities/products/treatment/repair/
海外のサイトですが、補修用品が売られています。頑張って英語を読んでください。
http://www.wing-wbsj.or.jp/strix/strix011/Strix11_07.pdf
ただし、キツツキが木製の電柱に穴をあけるのは、営巣に適した太さの広葉樹が周辺の林にないせいかもしれないので、そこらへんの問題をクリアしないと根本的な解決にはならないかもしれませんね。
また、木製電柱をコンクリート製にかえるのが解決策の一つかもしれませんが、それをやってしまうとキツツキの生息場所を奪ってしまうことになると思います。キツツキを絶滅に追い込んでいるなどと言われないようにしてください。
電柱は普通に乾燥しただけの丸太を使ったんじゃありませんか。
本来の木製電柱は防腐処理がしてありますから、キツツキに穴をあけられることはありません。
まず補修の方法ですが、穴より少し大きめの丸太を穴の深さより長めに切って穴に打ち込み、外に残った部分を切り落とします。
予防法はやはり防腐剤かコールタールを塗るに限ります。一年に一度ぐらい塗りなおす必要があります。大きい日曜大工の材料や道具を売っている店ならおいています。
もう一つ、乾燥しただけの丸太の場合、天端から雨水が滲み込んで腐ることが多くありますので、トタン板を丸く切って天端に被せるようにして、側面から釘で打っておきます。このトタン板は焼き付け塗装された空き缶などが便利です。
タールなどで防腐処理した木製電柱だと被害は少ないですが、すでに作ってしまった電柱への被害防止としては、細かい目の金網を使うという方法があります。金網だと銅板よりも安く済みます。
http://www.amichu.com/chojuhigai.htm
鳥獣被害対策用金網
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