官の無駄遣いがいいか、民の不正がいいか?
という選択になっているような気がします。
きちんと公正な競争がされるようになるのはどうするのがいいのでしょうか? 最近の公共経済などの学者の論文で、実践的な提言あったら教えてください。
リバタリアニズムの学者達がこれまで、政府なんかいらないといった過激な提言まで、多様なものを発表しています。
警察や初等教育も、福祉もいらないとか、大麻を解禁した方がけ警察の予算を大幅カットできるとか。。。基本的には最小国家(政府)を目指す方向で、政府機能の中心は「司法」になり、民民の争いを仲裁することであるというのが、大方共通した意見のようです。
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一橋大学の森村進先生のこの本で、内外の学者が論文や著書でどのような提言をしてきたのか、ダイジェストで読めますので、まずはお勧めます。
極端なところでは、ディヴィッド・フリードマンのアナルコ・キャピタリズム(無政府資本主義)あたりでしょうか。(著書「自由のためのメカニズム」など)
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日下公人さんが色々言われています。
その件で私はisogayaさんの前提条件が少し違っていると考えます。
>官の無駄遣いがいいか、民の不正がいいか?
ここです。
私の答えは両方ともよくない。官であろうが民であろうが悪い奴は許さない。許されない。
耐震偽装の件では他のところで回答しています。被害者にも責任があると考えます。
ヒューザーが4千万円で売り出した物件は、耐震基準を満たしていないから4千万円で売れるわけで耐震基準を満たすには5千万円必要だとなれば、1千万円と柱の断面積が必要になるなら、その分の面積は被害者が負担すべきと考えます。
さらに、初期の物件は別としてある程度後期の物件は他のヒューザー物件から壁の薄さやクラックについて知ることができたはずです。新築であるからこそ建築の途中でそれなりのチェックもできます。私の父はそれをやった上でマンションを購入しました。そういったチェックを怠った過失も加算されるべきです。
まず自分がしっかり対策を考えることです。私は喫煙者です。新幹線の全面禁煙を決めたようですが、対策は考えていますよ。3時間(東京-大阪間)禁煙させられるなら、答えは決まっています。新幹線に乗らずに飛行機で行きます。
さて、日下さんは色々なことを言っています。官については何が悪いのかと原因を分析しておられます。詳細はコラムをご覧下さい。
今回isogayaさんが取り上げられた問題を含めて日本は色々矛盾を抱えています。近代日本を考えれば、先進国の中で唯一民主革命あるいは共産革命が行われていない珍しい国です。明治維新は薩長連合と旧幕との権力闘争ですし、昭和の途中で敗戦によりGHQに憲法やらなにやら押しつけられてそのままです。
それをどう改めていくか。国民一人一人が知恵を出し合っていくしかないのではないでしょうか?
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