人間はだれでも「育てられた」側から始まるのです。

「育てられた」側から理解できる範囲の大変さと、

「育ててみた」側の大変さがやはり違うということは

大昔からいわれています。

あなたのおっしゃる「ちっちゃいとき」というのが

いつかはわかりませんが、

「あとから自分でも思い出せない時期」＝「一番大変な時期」、なんですよ。

おじい様なら経験がおありなのでわかるでしょうけれど。

逆に、１００％自分と同じ遺伝子でできたクローンを

自分自身がむやみに「自信をもって」育てるとなると、

「自分も同じ仕打ちを耐えてきたし

それで大丈夫だったのだから」という理由で

はたでみると虐待とか人体実験のような待遇をクローンに

おしつけそうで心配なのですが・・・。

（これは空想的な余談ですが、現在は体細胞クローンであっても、あなたが成長してしまっている以上１００％の相同性ということは理論上ありえないし、卵細胞の影響もあって、全く同じ人間ができるわけではありません。一卵性の双子よりも似ていなくなるはずです。）

さて、お説教はこのくらいで。

男手一つでも育てる自信がおありということなので、

お金の心配をすることなく周囲に迷惑をかけず親子二人が生活でき

３６５日２４時間いつでも子供の都合にあわせられる、

という点はみたされているということと理解します。

また、里子や養子をもらうのでは自分と同じ遺伝子が入っていないからいやだ、とにかく今の時点で同じ遺伝子をもつ子の子育てをしたいという要求であると理解します。

すると、やはり代理母出産とか、昔、借り腹といわれたように

出産後の離婚ないし別居を前提とする結婚というのが、

一番実現し得る可能性の高い半クローンのゲット方法でしょうね。

やはり、子を生みたいのに「産休はとれるが育児休暇まではみこみがない」女性を探すのがよいと思います。

結構、特殊な業界とか、若くて野心のある女性とかでは、

わりあい簡単に探せると思いますよ。

アメリカとかではもっと簡単だと思います。

代理母など、契約や裁判所の手続きもしっかりしているようです。

日本ではアメリカよりもっとあとからごちゃごちゃいわれる可能性が高いです。

わりにナイーブで理解されにくい悩みでしょうけれど、

同じように子供を持ちたいために男性に興味はないけれど結婚を希望する女性も多くいるので、別にへんだとは思いません。

半クローンでよければ達成される可能性が高いことでしょう。

がんばってください。

うちの半クローン育てもとても楽しいですよ。