最近ではNHKのアナウンサーまでも、やたらに名詞などの語尾に「ぽい」を付けて、たとえば「これはドイツぽいですね」のように乱用気味で、誤用ではないのでしょうが、いささか辟易とさせられますが、この「ぽい」の語源は何でしょうか。また使用例としては何時の時代まで遡れるのでしょうか教えてください。

回答の条件
  • 1人3回まで
  • 登録:2006/06/17 13:43:49
  • 終了:2006/06/23 21:32:19

回答(3件)

id:sm0k3 No.1

03回答回数591ベストアンサー獲得回数392006/06/17 14:17:10

ポイント30pt

やっとありました。

語源は分かりませんでしたが、江戸末期には限られた用例で使用されていたようです。

また、ご質問中にあった若者言葉っぽい「ぽい」など、活用の変化についても書いてあります。

http://kite.meikai.ac.jp/japanese/default.asp

http://kite.meikai.ac.jp/japanese/meikainihongo/8/kojima.pdf

id:axwgt

ありがとうございます。語源というものに対して日本の国語学者、辞書作成者はあまり熱心でないようですね。日本最大の国語辞典という小学館のものにして然り。ご案内いただいた小島聡子先生の「ぽいは若者言葉」という説はいただけませんね。半世紀前から「飽きっぽい」は親から聞いていましたから。

2006/06/17 16:28:40
id:aiaina No.2

aiaina回答回数8179ベストアンサー獲得回数1312006/06/17 16:25:43

id:axwgt

ありがとうございます。なかなか「語源」もしくは「語源的なもの」にとどきません。ご照会いただいた「教材フォーラム」の言葉、いい響きを持った言葉でないという表現を借りれば、出自のはっきりしていない日本語はいい日本語ではないと言えましょうか。

2006/06/17 16:58:00
id:adlib No.3

adlib回答回数2027ベストアンサー獲得回数1342006/06/17 23:35:39

ポイント40pt

 

 わたしは京都で生れそだちましたが、生れる前から「ホコリっぽい」

「理屈っぽい」という表現が存在していました。

 したがって「名詞+っぽい」は(原則として)容認されるはずです。

 

 ただし「ドイツぽい」のように「固有名詞+っぽい」の用例は、他に

類型が思いつかないので、かってに拡大解釈したのでしょう。それなら

「イチローっぽい」という表現も、ゆうゆうセーフではないでしょうか。

 

 しからば、この質問も「はてなっぽい」と云えば、聞く人によっては

「おたくっぽい」とか「うんちくっぽい」と云われるでしょうか。

 これまでのところ、あっと驚く語源説はなさそうなので、閑話休題。

 

 そもそも「ぱぴぷぺぽ」の音便は、幼児語に由来するとみられます。

 酸っぱい、おっぱい、お茶っぴい、関の弥太っぺ、助平(愛称・蔑称)、

ポイ捨て、ちちんぷいぷい(知仁武勇は御代の御宝)……。

 

 たとえば「怒りっぽい」と云っても「分りっぽい」とは聞きません。

 あるいは「とっぽい奴だ」という意味を「トンマな男だ」と思いこん

でいたら「生意気で粋がっていて、ずるく抜け目がない」のだそうです。

 

 やしき・たかじんの大阪弁と、ダニエル・カールの山形弁は、どちら

が好ましいかと聞けば、阪神ファンなら前者、巨人ファンは後者を選ぶ

はずです。文部科学省やNHKの「正しい日本語」も後者でしょうね。

 

── ごせっぽい(環境的に)気持ちが良い・居心地が良い・サッパリ

する→梅雨の晴れ間はごせっぽい「ごせっぺー」とも言う、「今日は女

房が居ないんで ごせっぺー」

 その昔徳川家康が静岡に来た時に、気候温暖で居心地が良いので「御

所っぽい」と言ったのが語源とか。

 但し、日常使われるのは「ごせっぽくない」と言う方が多いようです。

「天気んわりーんで(天気が悪いので)ごせっぽくない」

http://www5a.biglobe.ne.jp/~troian/hougen/hougen.htm

 静岡の方言のページへようこそ

(↓)

 ごせっぽい=川根方言講座(中部地方)

 

id:axwgt

どうもありがとうございます。これだから簡単に質問を終了できないのですね。結局、語源にはたどり着けなかったものの「語源ぽい」ところまできた感じでした。少し偉くなったようにもおもえます。これからも何か思いつかれたらお教えいただきたく。

2006/06/18 10:44:06
  • id:I11
    「ぽい」については下記の文献・論文が目に入りました。
     
    -------------------------------------------------------------
    Kekidze Tatiana
    現代日本語の非断定的表現 : 「そうだ」、「げ」、「っぽい」を中心に
    学位授与大学名 名古屋大学
    報告番号 甲第5671号
    学位授与年月日 平成15年3月25日


    接尾語「ぽい」の変化......... 小島聡子
    http://kite.meikai.ac.jp/japanese/meikainihongo/8/kojima.pdf
    北原保雄 刊行記念インタビュー ●気になる日本語その4「ぽい」
    http://www.taishukan.co.jp/meikyo/topic_kitahara_interview.html
    上記論文が示す参考文献
    松井栄一(1983)『国語辞典にない言葉』(南雲堂)
    森田良行(1989)『基礎日本語辞典』(角川書店)
    鈴木英明(1988)「明治期のラシイの変貌」『国語国文』57巻3号
    小島聡子(1996)「『らしい』について」『山口明穂教授還暦記念 国語学論集』(明治書院)
    -------------------------------------------------------------
     
    以上の文献に目を通してもはっきりとして語源については説明が無いため、上記の文献を前提に、私なりの仮説を立てて見ます。
    日本語の経年変化の傾向として、同じ母音が二回連続する場合は、いずれかが撥音になり母音が一つになるというような法則があります。
    たとえば、「日光」(にちこう)→(にっこう)「一方(いちほう)→(いっぽう)」など。
    という経年変化傾向を考えると、たとえば「水多(おほ)かり」も、「水っほかり」という具合に変化し、形容詞「多かり」のカリ活用が終止形のみになり「水っぽい」になったのではないか。
    つまり、「ぽい」の語源は「おほかり」の変化ではないか、と。
    もともと「多かり」は名詞にだけつく形容だったはずですが、「忘れっぽい」などの動詞の連用形につくことで「っぽい」の使用機会が広がったのかもしれません。
    前述の小島論文の中で江戸時代の滑稽本で動詞に「っぽい」が用いられていることを考えると、これは推測にすぎませんが、江戸時代の文藝やメディアの中で「っぽい」「らしい」の用法が生まれ、流行し、それが普及したのかもしれません。
    Kekidze論文では、批判や衝突を緩和する機能として非断定的表現が日本で発達したとあることから、江戸時代において印刷術の普及により大衆文化が広まる過程で、正当な国権的言論(幕府・藩)との衝突を回避するために「っぽい」という非断定的表現が開発・普及していったのかもしれません。
    私の考えはまったく違うかもしれないし、ほんとうのところはわかりませんが、そこら辺を調べてみるのも良いかもしれません。
  • id:adlib
     I11 さんが収集された文献は、とても貴重で、興味ぶかいですね。
     axwgt さんの音頭で“はてな・ポイ学会”のようなヴァーチャル団体
    を設立されたら、わたしも、いくつか発表したい珍説があります。
     
     広辞苑に「ほい=布衣・本意・補遺、感嘆詞」「ぽい=擬音、接尾語」
    の同音語があり、IME地名に「ほい・ぐん=宝飯郡(愛知県)」など。
     第一の視点は、以上の語群を、ひととおり再検証すべきだと思います。
     
     第二の拠点は「水戸の三ぽい」「茨城の三ぽい」などの方言です。
     第三の論点は「誰が最初にポイと云ったか」という仮説ですが、これ
    を徳川家康に限っても、幼児・中年・晩年の三期に可能性があります。

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