モノによっては圧縮してもファイルサイズが
ほとんど変わらないっていうこともあります。
ずっと疑問におもってました。。
よろしくお願い致します。
圧縮の基本的なアルゴリズムとして、連続したコードが続くようなファイルの場合、圧縮率が高い傾向があります。
テキストファイルなんかは、そういう連続したコードが続く場合が多いので圧縮率は高めです。
反対に画像ファイルでもJPEGやGIFなんかは、元々ベタ画像を圧縮していますので、ほとんど変わりません。そればかりか、ヘッダー部が増えますので、ファイルサイズが大きくなる可能性もあります。
同じ画像ファイルでもBMPは圧縮していないベタファイルですので、圧縮したらサイズが小さくなる可能性があります。
当然ですが、LZHやZIPなどの圧縮ファイルは、それ以上小さくなる可能性は低いです。
テキストファイルや未圧縮の画像ファイル(BMPやTIF)等は、規則性があるので圧縮可能です。JPGやMP3等のバイナリデータは、それ自体が既に圧縮されており、それ以上圧縮することは不可能ですので、容量は減りません。
向き不向きと言うよりも、例えば、すでに別の技術で圧縮されているものは、ZIPで圧縮しなおしても効果が期待できないということでしょうか。
別の圧縮技術の例をあげれば、
・JPG、MP3、MPG、AVI、LZH、PDFなどなど。
逆に素の状態のファイルであれば、ZIPでの圧縮率も高いです。
・DOC、XLS、WAVなどなど。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA003991/kouza/beginner/kouza_com...
冗長性の高くないデーターとは、例えばすでに圧縮されたものです。つまり、mp3やmpg、jpg等のファイルがそうです。このようなデーターは圧縮はかからないし、かけない方が良い場合がほとんどです。
というわけで、既に何らかの圧縮がかかっているファイルは、
さらに別のソフトで圧縮をかけようとしても、
ほとんどサイズが変化しないか、
場合によるとかえって増えてしまったりするんですよね。
既に圧縮袋でぺたんこになった布団を
もう一度圧縮しようとしても無駄なのと同じことです。
代表的なものに、jpg、mpg、mp3などの拡張子を持ったファイルがあげられます。
もちろん、lzh、zip、rarなどの既に何らかのアーカイバで
圧縮がかけられているファイルも同じです。
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