エスカレーターで先頭に二人連れの女性が乗っていました。その後ろに帽子をかぶった男性が三段ほど空けて乗っています。二人連れの女性のうち一人は、男性と向き合うように、こちらをすごい顔で見ていました。
「帽子をかぶっていた理由は、帯状疱疹という病気で、おでこあたりに無数の湿疹ができる病気です」
(おいわさん状態)
あと、電車でも中年のおばさんが目が合った瞬間にバックを自分の方に寄せつれる行為。
いずれも自分に落ち度がないのに、そのような行為は、犯罪を促進していると思います。
人を見たら犯罪者と思えという傾向が強くなっているということでしょうか?
みなさんは、どう思いますか?
私は両腕びっしり刺青が入っています。普段はスーツにネクタイをして普通にサラリーマンをしています。今は夏の休日でも、長袖着用を自分に課していますが、以前はたまに繁華街などへTシャツで出かけることもありました。
スーツ姿のときと、Tシャツ姿では、まったくヒトの対応が違うので、笑ってしまいそうになることもあります。同じお店に行っても、別人としか思われてないこともよくあります。
有名人で顔と経歴が世間一般にある程度知られているヒトなら、見た目が変わっても、先に頭に入っている情報とあわせて、そのヒトへの態度を決めますが、街中でまったく初対面の怪しげなヒトを見たら、悪いヤツだと思って警戒体制をとるヒトの方が、一般的だと思います。
ヒトの評価は第一印象が一番大きく影響するということは、いろいろな心理学実験で検証されているそうです。しかも第一印象の大部分は見た目の情報が占めますから、見た目は大切でしょうね。逆に言えば、見た目でヒトをだますのも簡単だなぁと痛感します。
ヒトから悪いヤツだと思われるから、悪いことをしてやろうと考えるヒトもいるでしょうね。それは、その人の人格次第でしょう。殴られても、殴り返さないヒトも居れば、悪口を言われただけで、殴り返すヒトもいるのと同じかと思います。