また、そういった時にのせて欲しくない人がいたらかくかくしかじかという対応までしていることが多くなっているのでしょうか? 実際に体験した事例でよく考えられているなというのがあったら教えてください。
学校の行事の写真であるとか、自治体主催の講演会の様子とか、
そういう写真を自治体の広報誌やらに使うのに、
映っている人の許可が取れない(取るのがめんどくさい?)ときは、
個人の特定ができない(後ろ向きとか小さくてわからないとかちょっとぼかす処理するとか)写真を選んだりします。
▼以前見つけて、自治体広報ページにしてはなかなかいいなあと思っているサイト。よく見るとそういう写真ばかしです。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/honbu/hisho/jaja/09_...
肖像権云々が流行りだす前から、公共関連のものは
「市の広報に使います」「新聞・TVの取材が入ります」「いやだったら言ってください」
というアナウンスはしていたようですが、
最近特にデジカメ>WEBへ簡単に掲載できること、
デジタル化で写真の管理・保存・複製も簡単にできて、
いろんな媒体に時間が経っても使い回しできるようになっているので、
いざ使うときにもめたり手間取らないように事前に一言断ることが多いのだと思います。
ちなみに「イヤだ」と言った人が入った写真はもちろん載せませんし、それ以前にその人がなるべく写真に入らないようにします。
講演の内容(客層)にもよるのではないでしょうか。
ただ普通に評論家や大学の教授などの講演会であれば
風景としてこれぐらいお客様がいらっしゃいました、
これだけ盛り上がりました、という撮影であれば
断りはいらないと思います。
お忍びでやってきたアーティストを大きくわかるように
撮影するようであれば確認が必要でしょうが。
http://www.jame.or.jp/syozoken/
ただし、取材・撮影する人には受付でプレスの腕章を
つけてもらって名刺をプレートにはさんで胸につけて
もらうなど、誰が何のために撮影しているのか
わかるようにしてもらう。
また受付のとき、一言お客さま個人が特定できないように
撮影してほしい、そういうふううに掲載してほしいと
要望(撮影の際の注意書きを資料といっしょにわたしてもよいでう)
すれば理解できるハズです。
それでも撮らないで、というお客さまもいますが
「後頭部が小さく写るだけですので」などと説明すると
だいたいわかってもらえます。
それでももめるようであれば主催者側の担当者に
間に入ってもらうほうがよいでしょう。
わざわざ講演前に言うのは気にしていない人まで
気にするきっかけを作るようなものでヤブヘビだと思います。
それから撮影よりも掲載の際の画像のセレクトに気を使ったほうが
よいと思います。普通に考えて、自分がもしお客さんとして
きていて、講演者よりも目立つような写真が掲載されていたら
嫌な気分になると思います(よほどの目立ちたがりやでなければ)。
それでも何か言っておきたいということであれば
撮影させてもよいですか? というニュアンスではなく
「本日は開催者が後日、Webで開催報告のため、また~の取材で
講演者、会場の撮影がございます。お邪魔にならないように
撮影しますので多少のフラッシュなどご容赦いただきますよう
お願いいたします」と言えばよいのではないでしょうか。
体験談になります。
ある小さな講演会の報告をネットで公開する際、撮影した写真が問題になりました。
管理者から、講演者を含めて個人を特定できる人物(顔がわかる人物)について許可を得ているのか? と指摘され、確認作業をしていなかったため、個別に、掲載の許可を求める羽目になりました。
これは小さい講演会でしたので、なんとかなりましたが、数十人、数百人に確認するのは無理でしょう。ですから、それからは、撮影前あるいは講演開始前に、撮影・掲載がある旨を知らせて、拒否の意思表示がない=掲載許可を得た、という風にしています。
事前に主催側から確認のアクションを取っていない場合、事後の拒否に対して不利になる可能性が高いので、何らかのタイミングで意思確認をおおっぴらにやるようにしています。おおっぴらにやれば、「聞いていない」という反論に対して、他の人たちが証人になってくれますので。
URLはダミーです
なるほど、参考になります。
実際の講演のときに司会が使うセリフとしてはどんなものがあるのでしょうか?