皆様はどう思いますか?
代用できる言葉があるとすれば何があるでしょうか?
私が思いついたのは、肉体的に不自由がある方は「身障者」、
心の疾患がある方は「心障者」と書くというものです。
たしかに、常用漢字なのにひらがなで書かれては違和感ありますよね。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%E3%B3%B7%BC%D4
障碍者というい表記があるそうです。
元の意味合いから考えても「害」より「碍」のほうが正しい字です。
最初からこっちにしとけばよかったのに思います。
障がい者=障害者と漢字では書きます。
身障者=正式には身体障害者です。
心障者=正式には心身障害者です。
心障=意味的には、こころざわり、気に障ること、気がかりという程の語彙です。
こうして見ると、肉体的に不自由がある方は「身障者」、心の疾患がある方は「心障者」と書くのは同じようなことになってしまう!
ご指摘のお考えは非常によくわかるのですが・・・・。
本当に何か良い呼称があると良いですね。
すぐに思いつかないので、深く考えてみたいです。
回答ありがとうございます。
「害」という言葉に悪いイメージがあるから、ひらがなでというのは余りにも短絡的すぎると私は思います。
障害者と聞くだけでなにか違和感を持ってしまう人はたくさんいますからね~・・・難しい問題ですよね。
差別してしまう人も少なくはないでしょう・・。
根本的に,障害者とか呼び方を考えるんでなく,普通に呼んであげれば良いんじゃないでしょうか?
例えば:ちょっと足が悪いとか体の自由がきかないとか。
回答ありがとうございます。
>例えば:ちょっと足が悪いとか体の自由がきかないとか。
では心の病気を持った人はどう表記しますか?
再回答は遠慮なくどうぞ。
たしかに、常用漢字なのにひらがなで書かれては違和感ありますよね。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%E3%B3%B7%BC%D4
障碍者というい表記があるそうです。
元の意味合いから考えても「害」より「碍」のほうが正しい字です。
最初からこっちにしとけばよかったのに思います。
回答ありがとうございます。
この言葉は初めて知りました。
自分はそうは思いません。
障害を持っている者だから、「障害者」という名前が一番適切だと思います。
多分jyousekiさんは障害者という言い方が障害を持っている人を差別するような言い方で不適切だと思っているのでしょうが、下のページの「障害物=障害となる物なら、障害者=障害となる者?」という部分を読んでみてはどうでしょうか。
回答ありがとうございます。
私は「障害者」という言葉に差別があると感じていません。
むしろ「障がい者」と書くことが偏見を強めるのではと考えて、この質問をしました。
気持ちが伝わりにくいっていうのはどうですか?
再回答すいません・・。
回答ありがとうございます。
>気持ちが伝わりにくいっていうのはどうですか?
これは健常者でも起こり得ることですから、代用する言葉にならないのではないでしょうか。
英語で障害者をハンディキャップといいますが、そのことばには障害者に対する思いやりが感じられます。そのハンディキャップという言葉が日本でもそのまま使われると良いと思っています。
回答ありがとうございます。
「ハンディキャップ」がそのまま使われるとすると「障害者年金」は「ハンディキャップ年金」になりますね。
これも何か変ではないでしょうか。
言葉を文字単位で分解して考えるからおかしくなるのであって、
「障害」と「者」という意味が通じるレベルで考えると、実際に
生活する上で障害を持ってしまった者であるという、とても
当たり前な言葉ですよね。
それを、「障」「害」という意味の通じない文字単位で「害」が
ある訳でもないのでひらがなにしようという安易な考え方は、
むしろ逆の意味で差別を感じてしまいます。
私は障害者という言葉で何の問題もないと考えていますので、
変に文字をいじられる方が不快に感じます。
ちなみに私は一級身体障害者です。
回答ありがとうございます。
「一級身体障害者」御自身からのお答えは大変参考になります。
私の場合は、「体のご不自由な方」と丁寧語でいつも言っています。「体のご不自由な方」=心と体を意味します。質問者の方のように「障がい者」と間をひらがなにするのは、どうかと思いますよ。それだと余計に「がい」と言葉が強調されているようで、いやな感じがしますね。
回答ありがとうございます。
その通りだと思います。
http://www.arsvi.com/0w/no01/19960601.htm
マスコミの自主規制という「言葉狩り」が起こって久しい世の中です。
何でも外来語に変えちゃう時代なので、いっそのこと「impairment」、「disability」、「handicap」などの表記もありかもしれません。
ただ、jyoousekiさんもご指摘のように「ハンディキャップ」にもある種違和感があるのも頷けます。
ということで、「impairment」、「disability」の2つのいずれかでも良いかもしれませんね。
間違った方向へのnormalizationには注意が必要だと思います。
回答ありがとうございます。
英語表記は読めない方もいますので、日本ではよくないと思います。
「障害」の表記は1949年の身体障害者福祉法の制定によって
使われるようになったもので、
それまでは今日「差別的」とされるような
俗語的表現が一般には使われていたようです。
そして時を経て、今度は「障害」という言葉さえも
差別的であると受け止められるようになってきたわけですよね。
結局言葉なんてどう言い換えても、
指し示す意図が変わらなければ意味がない、
ということなのだろうと思います。
このことは、同じ「障害」の文字であっても、
医学用語としての「注意欠陥障害」などが
「注意欠陥しょう害」などは
まず書かれないことからも分かります。
元々差別的な意図がなければ「障害」で全然不都合は無いわけです。
さて、「障害」に代わる言葉ですが、
障害者のアマチュア無線家団体に
「ジャパン・アビリティ・スカイ フレンドクラブ」
という全国組織があるんですよね。
障害=アビリティ。
本来なら障害はdisabilityということになるわけでしょうが、
それを敢えて「ability=能力・技量・才能」と受け止めるところが
とても先進的だと思います。
考えてみれば、たとえば目が見えなければ
その「個性」が他の感覚を研ぎ澄ますわけです。
「障害」もちょっと視点を変えれば「個性」であり
「才能」なんですよね。
したがって、また横文字かよという批判もあるでしょうが、
私はたとえば「障害」は「ニューアビリティー」に、
「障害者」は「ニューアビリティパーソン」といった方向で
置き換えていけるといいかな、と思います。
もっともこれも差別的意図で使われれば、
数十年後どころか今この瞬間にも
それは良くない、言い換えろ、
と言われてしまうことになってしまいますから、
はり根本は、人が人を蔑まない社会の実現。
これに尽きてくると思います。
回答ありがとうございます。
>元々差別的な意図がなければ「障害」で全然不都合は無いわけです。
本当にその通りだと思います。
「この方は障害者です」
これが差別用語でしょうか。
考えてみれば、口で言う限りでは「障がい」と「障害」は区別できません。
かなに変えることなんてナンセンスかもしれません。
「障害=アビリティ」
ハンディキャップよりはいいかもしれませんが、違和感は感じます。
特に違和感はありませんが、ぼやかす?ためにはhandicapped、disabledなど、横文字を使ってみるのも一法かと思いますね。
回答ありがとうございます。
jyousekiさんのご意見は尤もだと思います。
http://scrapbook.ameba.jp/bungei_book/entry-10003066777.html
こちらの記事、「障がい者」についての話としてとても共感を覚えたのでご紹介します。
表記をどうするか、といった問題は本質ではないですよね。
この回答がご質問の回答になってなかったらすみません……
回答ありがとうございます。
URLの内容は大変興味深いです。共感しました。
古切手収集による福祉活動などで有名な「誕生日ありがとう運動本部」では「知的障害者」を「知的支援者」や「知的救援者」と呼ぶようにしようという活動をしています。
「障」「害」のどちらも文字も差別的な意味があるので、避けるべきだと私も思います。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/v-tanjoubi/(「ことば 障害者の問題」のページをご覧ください。)
回答ありがとうございます。
問題の本質は、その言葉を使っている人に差別意識があるかないかだと思います。
今の根本を見失った見解が広まると「知的支援者」や「知的救援者」でさえも差別用語だという人が出かねないのではないでしょうか。
直接「障がい」という言葉を使うから良くないのでしょう。
何も単語にして、呼ぶ必要は無く、柔らかく、身体に障害を持っておられるお方などという感じに表現してみてはどうでしょうか
回答ありがとうございます。
challengedの呼称が13番までの回答に記述されていないことに違和感を感じました。
…と、少し調べてみると、こういう記述がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85
障害児をchildren with special health (care) needsといった表現に言い換えようという機運が強まり、公文書にもこの表現が使われ始めている。障害よりも、人間の人格、名前を先に持ってくるということで、「ピープル・ファースト」と呼ばれる。同じ名前の障害者の権利擁護団体もある。これから派生して、英語圏で、知的障害児のことを「Special Needs Children」と呼ぶ場合も多い。
children with special health (care) needsを(直訳ですが)訳してみますと、
「特別な保健上の措置を必要とする子どもたち」という表現にでもなりますでしょうか(ちょっと自信ないです)。
なるほどこの表現であれば抽象的ではありますが障害というものの多様性を包含できている気がします。
childrenをpeopleに換えたりすれば汎用的な表現にも使えそうな気がします。
ただ、この言葉自体に差別的な響きがあるか、というと、
(障害者という言葉についても含めて)各個人の問題になってしまうと思います。
回答ありがとうございます。
「特別な保健上の措置を必要とする子どもたち」
これを示す適切な日本語がなかなかないのです。
私は「障害者」の言葉の対になっている
「健常者」という言葉に激しく違和感を感じます。
あと、
「健康」はいいけど、「常」って何!
「常識」「日常」・・・当たり前、普通、という
イメージ。
じゃー障害者は普通じゃないんかい!!
というね。
その言葉を発して、誰かが傷つくかもしれないという
想像力の欠如に腹が立ちます。
言葉の問題じゃないですね。やっぱり。
回答ありがとうございます。
「健常者」まで禁止したら言葉狩り意外の何物でもないと思います。
http://kan-chan.stbbs.net/word/pc/main.html
差別用語は受ける側がどう思うかであり、推測で判断すべきものではないでしょう。相手が聞いて問題がなければ使用は可能であり、過度に意識しすぎると、逆に両者の感情を逆なでするだけなので、その辺を注意すれば十分でしょう。
回答ありがとうございます。
相手が不特定多数のときは判断に困りますね。
回答ありがとうございます。
この言葉は初めて知りました。