ですが、二日酔いになったことはほとんどありません。また、お酒をかなり飲んでも顔色はまったくかわりません。
このような体質(記憶は飛ぶが、吐かないし顔色も変わらないし二日酔いにもならない)の人とはそうでない人に比べて、肝臓は強いのでしょうか。
その要因は肝臓の強弱に依存しないのでしたら原因は何なのか教えてください。
アルコールを分解する際に、エチルアルコールを分解してアセトアルデヒドにしてからアセトアルデヒドを酢酸に分解するというステップを踏むそうです。
血中アルコール濃度が高くなると、陽気になったり、酩酊したりします。楽しい酔っ払いです。記憶障害もこっちが原因だそうです。
血中アセトアルデヒド濃度が高くなると、顔が赤くなり、二日酔いになります。やばい酔っ払いです。
で、エチルを分解してアセトアルデヒドにする系とアセトアルデヒドを酢酸にする系が異なるため、両方強かったり弱かったりすることもありますが、片方だけが強かったりすることもあるようです。
mikan55さんの場合はおそらく、エチルアルコール→アセトアルデヒド系の能力が高くなく、血中にアルコールが蓄積されやすいためアルコール濃度が高くなり、記憶をなくしたりスパークしたりしがちなのでしょう。
一方で、アセトアルデヒド→酢酸系の能力が高いので、血中のアセトアルデヒド濃度が上がらないため、顔が赤くならず、二日酔いをしない。ということではないでしょうか?
アルコールを分解する際に、エチルアルコールを分解してアセトアルデヒドにしてからアセトアルデヒドを酢酸に分解するというステップを踏むそうです。
血中アルコール濃度が高くなると、陽気になったり、酩酊したりします。楽しい酔っ払いです。記憶障害もこっちが原因だそうです。
血中アセトアルデヒド濃度が高くなると、顔が赤くなり、二日酔いになります。やばい酔っ払いです。
で、エチルを分解してアセトアルデヒドにする系とアセトアルデヒドを酢酸にする系が異なるため、両方強かったり弱かったりすることもありますが、片方だけが強かったりすることもあるようです。
mikan55さんの場合はおそらく、エチルアルコール→アセトアルデヒド系の能力が高くなく、血中にアルコールが蓄積されやすいためアルコール濃度が高くなり、記憶をなくしたりスパークしたりしがちなのでしょう。
一方で、アセトアルデヒド→酢酸系の能力が高いので、血中のアセトアルデヒド濃度が上がらないため、顔が赤くならず、二日酔いをしない。ということではないでしょうか?
うわー 非常にわかりやすい回答ありがとうございます。
これからは長所として、アセトアルデヒド→酢酸系の能力が高いことをアピールしていきます。
よくわかりましたが、せっかくですのでもうちょっと回答みてみます。
アルコールは肝臓によって、いったんアセトアルデヒドという物質に分解されます。これがお酒に酔うもとです。
アセトアルデヒドは、肝臓でもう一度分解されることによって、無害な酢酸になります。
ということは、
お酒や、その他の不摂生によって肝臓が弱くなると、アルコールをアセトアルデヒドに分解する力も弱くなって、見た目にはお酒に酔いにくくなったように見えることもある、ということです。
酔う原因はあくまでアセトアルデヒドですから、アルコールが体内に入っても、アセトアルデヒドに分解されなければ、酔いません。
これらの働き(活性)は遺伝子により決定することが分かっています。お酒が強い人と弱い人はここで決まるわけです。
遺伝子的に見て日本人の半分がこのアルデヒド脱水酵素の働きが弱いです。
お酒を訓練して飲めるようになるという話があります。それはアルデヒド脱水酵素の量が毎日の飲酒により増えるためなのですが、この量の増加には限度があります。せいぜい増えても2倍になるかならないかといった程度でしょうか。アルコールが2倍飲めるようになるのとは違います。
もともとアルデヒドの分解が弱い人が飲めるようになるのには限度がありますし、人によっても違ってきます。
いずれにしてもアルコールを分解するため肝臓を酷使していることに変わりはないので、お酒はほどほどに楽しむのがよいと思います
つまり、私はアルコール→アセトアルデヒドの分解能力が不摂生などにより低く、血中アルコール濃度があがるということですね。
ドキッとします。
アセトアルデヒドを分解する際に『アセトアルデヒド分解酵素』というものが必要になるのですが、この酵素の多寡(遺伝により決定される)がお酒に強い、弱いを決めるようです。↓
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/mekarauroko/sakenituyoiyow...
ただ、大量の飲酒の場合、『アセトアルデヒド分解酵素』だけでは対応しきれず、『ミクロゾームエタノール酸化酵素』という酵素が緊急対応、大活躍するということになります。けれども『ミクロゾームエタノール酸化酵素』は本来、薬の分解を行う大事な酵素(つまり解毒ですね)であり、効き目が大きい分、働かせ続けると肝機能に負担をかけてしまいます。↓
http://www.geocities.jp/mk7kamome/kanzo-4.htm
質問者さまの場合、確かに『アセトアルデヒド分解酵素』は多いタイプなのだと思いますが、記憶が無くなるほど・・・というのは、『ミクロゾームエタノール酸化酵素』も使用していることが考えられます。ご存知とは思いますが、肝臓系の病気には自覚症状がないので、くれぐれも気をつけてくださいね!
ミクロゾームエタノール酸化酵素。生まれてはじめて聞きました。
肝機能に負担をかけるとは・・・。
こんど人間ドックいってみます。
http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20030119/r088.html
>お酒を飲んだ時記憶をなくさないためにはどうすれば良いのか?
>東京大学の斉藤名誉教授によれば、飲酒前にサフランに含まれるクロシンという成分を摂取しておくと、飲んでも記憶を失いにくくなるという。
あなたは体質的に内臓はアルコールに強く、脳はアルコールが入りやすいと考えられます。
http://www.nfa.co.jp/soukai/shop/0501.html
サフランを含む健康食品があります。
でも、アルコールに強い体質であるために、つい飲みすぎて体を壊してしまう人が多くいます。
健康のためには記憶をなくさない程度に飲む量を抑えた方がいいと思います。
サフランにそんな効果があったとは驚きです。
サフランライスをカレーと一緒によく作ってますけど、気づかなかったですね。
やっぱりスパイスは漢方薬なんですね。
gettoblasterさんの回答でいいと思いますが、一つだけ付け加えさせてもらいます。
アルコール→アセトアルデヒド系に分解する能力が低いのではなく、アセトアルデヒド→酢酸系に分解する能力に比べて相対的に低いということだと思います。逆に言えば、かなり後者の分解能力が優れているということです。
つまり、前者の分解する酵素(ADH)の個体差はさほどなく、後者の分解する酵素(ALDH)の差が一般にいう酒に強いか弱いかだと思います。
肝臓は、アルコール以外にも沢山の物質を分解したり、解毒したりしていますし、生成したりもしています。肝臓は化学工場のようなもので、酒に強いからといって、単純に肝臓が強いとはいえません。
http://q.hatena.ne.jp (ダミーです)
>酒に強いからといって、単純に肝臓が強いとはいえません
やっぱりそうなんですね。「鉄の肝臓」を辞任していた自分が恥ずかしいです。
うわー 非常にわかりやすい回答ありがとうございます。
これからは長所として、アセトアルデヒド→酢酸系の能力が高いことをアピールしていきます。
よくわかりましたが、せっかくですのでもうちょっと回答みてみます。