プールの吸水口に吸い込まれるという悲惨な事故が起きました。
回転ドア事故やシンドラー事故など、「以前からヒヤリハットがあったにもかかわらず、それが省みられずに重大事故につながった」というハインリッヒの法則が当てはまる事故が多くて残念です。
本来、ヒヤリハットの段階で大マスコミが報じれば大事故は防げるのですが、マスコミに期待できない以上、我々はてなユーザーがヒヤリハットを公開して、大事故の防止につなげませんか?
ということで、知られざるヒヤリハットを募集します。
なんでもかんでもヒヤリハットに当てはめてしまうのもどうかと思います。
シンドラー事故のように明らかにどうにもならない事故ならともかく、
回転ドアに頭が挟まるとか、ベンチから落ちて木が刺さるとか、
親が注意してれば防げたような話までヒヤリハットで済ますのでは今後もこういう事故は無くならないでしょう。
マスコミは子供が死ぬと親が被害者みたいな扱いにしますが、
被害者はあくまでも子供であり、親は加害者でもあります。
実際、ヒヤリハットの無い業界なんてほとんど無いわけで、
・飲食業界の大半は不衛生ギリギリの範囲。食中毒さえ出なければOK。
・小売業は消防の査察の日だけ荷物を整理整頓。火事さえ起きなければバレない。
結局、事故を起こした部分だけを「悪」扱いにするのが限界です。
ヒヤリハットを勘違いなさっていませんか?
ヒヤリハットを集めるのは、大きな被害を出さないためであって、
100点にならないからやるのは無駄という態度では、いつか自分
が、他の業種の防げた事故の犠牲になりかねませんよ。
ヒヤリハットを勘違いなさっていませんか?
はてなでやればとか、マスコミが大々的に取り上げるというような性質のものでないことはわかるでしょう。。。
ヒヤリハットを集めること自体はマスコミがするようなことでないとい
う意味なら、わかっていますよ。
しかし、ヒヤリハットを集める地道な作業を安全につなげる文化が定着
していない日本では、意味があるわけです。だって、ヒヤリハット(安全
の手がかり)を指摘されても、使えない組織ばかりなんですから。そうい
う意味では、「はてな」にやることに「大きな意味」があるとは言いませ
んが、マスコミが「ヒヤリハットの重要性」を伝えることには意味がある
と思いますよ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4840411344/249-0021120-06...
ヒヤリハットが文化かどうかは解りませんが、このような注意換気の一覧表を作る意義はあると思います。
なお、子供の思わぬ事故については、こちらの書籍によくまとめられています。(書籍の項目一つは、僕の投稿が元になっています。)
車にひかれそうになりました
コンビニにつっこみました
階段からおちそうになりました。
外がたいへんあついです。
こけそうになりましたがこらえました。
遅刻しそうになりました。
ま、こんなもんかなぁ。
そうそう、知られざるヒヤリハットって傲慢だとおもうよ。
毎年ってくらい、プールでは死亡「事故」が起きてます。
詳細は不明ですが情報だけみると人的事故とみられるものばかりです。
やはり、子供の事故に関しては、親の防衛、自己防衛しかないのではと、残念ながら思ってしまう次第です。