日本のアニメに始まり、アキバ文化も徐々に海外に広まっていくと思います。もうすぐ日本の「萌え~」の文化(?)を扱った「萌えキュン@MOVIE 恋するメイドカフェ」がアメリカで上映されるとのこと。ただ、あくまでも一部の人が好んで見る程度でメジャーにはならないと思います。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FMGTF8/503-4159223-36...
早稲田文学の最新号で
http://www.bungaku.net/wasebun/freepaper/vol05_0607.html
大塚英志さんが、オタクの未来について
興味深く語っています。
是非取り寄せて読むことをお薦めします。
戦国日本で、新兵器の火縄銃が急速に広まった理由に、日本が遠戦主義だったからという話があります。
つまり、日本人は肉弾白兵戦を避けて、なるべく弓や投石で敵を斥けようとしていた(それは世界の主流でもあった。なぜなら、だれもで自分の身がかわいいからだ)。そのため、火縄銃がすんなり弓にとってかわることができたそうです。
これと同じ話が、OTAKUにもあてはまるのではないかと、森博嗣のエッセイを読んでいておもいました(isbn:4840115516)。
イギリスでは、hobby(藝術、工芸、研究)が、紳士淑女の嗜みとして推奨されています。それで人を評価します。彼の国では、創造性を伴わない趣味は軽蔑されます(もちろん上流階級の話です)。
日本では、創造性があっても、趣味はあまり評価されません。生活のゆとりを創造に変換しようとは考えないからでしょう。金を集めるのに必死で、それをどう使うのかまでは頭が回っていないのです。
つまり、hobbyという概念が先にあったため、OTAKUということばも欧米ですんなり受け入れられたのだと思います。
ぼくは、相手の趣味を尊重するhobbyの精神が、OTAKUということばで逆輸入されれば、日本文化の深化(進化)が進むように思います。
↑旬なアキバ情報 アキバBlog
こんにちは~。
最近のオタクっていうと
・萌え~ ってなってるタイプ(アニメ・漫画・フィギュア含)と
・おお、このチップセットがうんたらかんたら・・・ と機械のスキマに入り込むタイプ
に大分類されてるように思います。
俗に言う、アニメマンガオタとパソコン・電子関係オタですよね。
これからどうなるっていう事ですが、この両タイプに関しては形を変えつつこのまま続くのではないでしょうか。
この前、土曜日の秋葉原へ行ったのですが、
最近メディアに露出されまくりのメイドカフェの前にはいかにもそっち系な人々に混じって、
ふつーに見える人達も行列を作って並んでいました。(20人はいましたよ~)
歩道でも交差点ごとにメイドさんがチラシ配っていたり、
コスプレしてる人が歩いていたり・・・すごい街だ。
もちろんそんな街にいる人全員がオタクなわけないですよね?
こんな感じで「萌え~」とかアニメ漫画に傾倒していない方も
興味を持って来ている=社会に浸透している?のではないかと。
もちろん、パソコンとか電子機器、そういった個人の趣味に特化してオタクと呼ばれる方々は
これから先、さらに進んでいく技術の中で強く生きていく事でしょう(笑)
と、生き残る事は確実とわたしは思っていますが、どのように社会に受け入れられていくかというのは
ちょっと予想がつかないので、書きません。
みんながみんな「萌え~」とかなってもコワイですしね。。。
http://putikuri.way-nifty.com/blog/2006/05/post_78fa.html
オタクの未来ということであればここからたどっていけばある程度の示唆は受けると思います。
(岡田斗司夫のプチクリ日記より)
スカパーのMONDO21というチャンネルで「マニア解体新書」という番組が放送されています。
http://www.mondo21.net/variety/yamada/index.html
懐中電灯マニア、一番のりマニアなど、特定の領域のマニアの真髄に迫る内容であり、「そこまでやるか」「そのような信念でやっていたんだ」とか驚くような内容があります。オタクとはちょっと違うかもしれませんが、珍しい番組で期待される情報源になると思います。
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