例えば10年物米国債の場合、年5%とすると、10年間の運用は複利でしょうか?また償還時どの程度の手数料及び税金がかかるのでしょうか?リスク度合いも含めアドバイスください。
また、他の運用法についてもアドバイスがあればお願いします。
米国債でも利付債と割引債があります。利付債のほうであれば半年に一度利子が支払われます。なのでその利子を再投資しない限り単利です。利子にはそのたび申告分離で20%課税されます。
利付の外債を満期の前に売ると、差益はうれしいことに非課税です。アメリカ金利上げも打ち止めっぽいですしキャピタルゲイン狙いもあるかも。
割引債だと満期まで一切利払いがないので、複利です。こちらは譲渡所得で総合課税となるものの、50万控除できます。これも悪くないですね。
買うときも売るときも、購入、売却手数料以外に為替手数料がかかりますね。また、口座管理料を取ったりするところもありますね。
米国債なら世界の終わりまではデフォルトはないでしょう。リスクは円高/ドル安と、利上げ等による債券の値下がりです(満期まで持ちきれば、最初に予定した金額は確保ですが)。
為替リスクは僕にはなんとも.....ちなみに今は、イスラエルが暴れて有事のドル買いでドルが上がり、アメリカの利上げ打ち止め観測で元に戻ったという感じです。
外債は外貨預金の100倍良い商品だと思います。僕なら為替リスクを減らすために米ドル以外も買うかなぁ。また債券と反対に動くことが多い株式を米国ETFで一部持つとかどうでしょう。
http://secondlife.yahoo.co.jp/money/supporter/article/c10200...
http://www.sbi-sec.co.jp/syouhin/foreign_01.html
米国国債の利払いは単利で、年2回支払と日本同様の方法です。
で日本の国際と相違するのは、一般に米国債はUS$建であるため、為替予約をしていない場合は、当該支払利息を円転する時の為替レートにより、実質利回りが相違するということです。金額的には為替の振れによる要因が大きいため、元本に対する実質利回りは為替相場に大きく影響します。リスクは当然に為替リスクです。償還時は、為替レート調整後の元金が、購入時の元金と比較して、大きい場合は差益額に対して税金がかかります。
余程経済成長率が高い国を除けば、為替レート調整後の利率はほぼ同水準となります。これが高いということは、相応のリスク→国がデフォルトするリスクが高いということであり、投資対象として要件等銘柄となります。
10年程度の投資期間を考えているならば、多少リスクが高い投資信託のほうが、未だ収益性が高いでしょう。ただし、当然にリスク商品であるため、購入に当っては自己の判断による見通しを立て、十分に納得したうえで購入することをお勧めします。
ありがとうございます
http://www.shinko-sec.co.jp/service/shokenzeisei_saiken.html
税金は上記URLを参照してください。
手数料は扱いの証券会社によりますが、償還時、購入時の手数料は
購入時の価格に織り込まれていて、口座維持手数料は3~4千円/年が
おおよそな線です。
米ドル債で複利効果を狙うならゼロクーポンを買えば良いと思いますが、
円ドルの金利差が縮小すると円高傾向になるので、確定利回りが
円建てで額面が確保されるかどうかは最終的にはわかりません。
個人的には1ドル90円ぐらいでも耐えられるポートフォリオをお勧めします。
円建て元本保証で5%は、今のところ存在していないですね。
元本保証である必要がなければ、内藤 忍さんの本とか読んで
分散投資すれば、5%は安定的だとは思うのですが。
詳細なご説明ありがとうございます