ストックオプションとか、キャピタルとか、上場益とかよくわかりません。
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・サルでも分かる編
・初級編
・中級編
・上級編
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などカテゴリ別に教えてください。
どれかの編1つでも結構です。
http://www.do-ipo.com/tusin/genkou/20040427no9.pdf#search='%...
■サルでも分かる編
株式上場とは「『株式』を市『場』に『上』げる」こと。株式を市場で取引される状態にすることで、「株式公開」と同じことです。
株式会社の多くは株式を非公開にしています。何故かと言うと、株式は会社の所有権を小口化したものなので、個人企業・同族企業にとっては所有者が変わらず安定したほうがいい。特に創業者にとっては自分がつくった会社の所有権は、自分で保持したいので、他人に渡す余地なんてなくていい。自分で100%持てばいい、となるわけで、故に非公開になります。大企業だと佐治一族のサントリーが非公開ですし、株主の意向に左右されないことが好ましいマスコミ、特に新聞社は非公開が多いです。
■初級編
経営権の安定には非公開がいいのに、何故株式上場をしたがるのか。ズバリ言ってお金です。株式上場をすると儲かるのです。ハッキリ言って。
株式非公開の状態では、株式に値段はあってないようなものです。理由は簡単で、取引されていないから、売る値段も買う値段もなにもないからです。ところが株式上場すると、売り買いの対象になるため、企業価値に即した値段がつきます。買う側はべらぼうに高い値段で買いたくないわけですし、売る側もまた同様なので、多少の変動はあっても、実態価値を反映した価格がつくのです。
創業者などの当初の株式所有者は、この価格で株式を売却できるため、多額の収入を得ることができます。この収入・利益が「上場益」であり、「創業者利益」です。この儲けが大きいことが株式上場をしたがる理由であり、経営権を切り売りしてもいいと考える対価なのです。
■中級編
では何故創業者は儲かるのか。それは株式が黒字を出し続けている企業であれば、その価値を上げ続けるものだからです。
資本金が1000万円の会社をつくったとします。株式が100株ならば、1株あたりの値段は10万円です。この会社が元手に対して10%の税引後利益を毎年上げ続けたとします。そうなると元手の1000万円は翌年1100万円。翌々年1210万円と、複利で増えていきます。同じように株式の価値も翌年11万円、翌々年12万1000円となります。この勢いが20年続けば、会社の元手は6700万円まで膨らみ、株価も67万円と、当初の67倍となります。この20年後に上場すれば、投資額10万円の株式を67万円で売却できるため、差額の57万円が上場益になります。実際はこうした財産評価だけではなく、会社のブランド力(のれん代ともいいます)などを含めて株式は評価されるので、もっと高い株価がつくことがあります。会社が成長をしている限り、会社の価値・株価は複利で増えていくことがポイントです。
■上級編
最後にストックオプションですが、これは中級編で説明した内容に関係があります。ストックオプションとはストック(株式)のオプション購入権利のこと。商品先物なんかと同じです。
ポイントは、一定期間後の購入価格が決まっていること。例えば3年後に1株3万円で100株分とします。3年後に1株5万円していたとしても、3万円で買えます。つまり差額の2万円が利益として得られる仕組みです。ストックオプションの価格は現在価格をもとにして決めますが、中級編で説明したように、株価は利益が出ているかぎり複利で増えますので、3年分の複利上昇分が儲かるというわけです。
ちなみにこれは購入権利なので、株価が下がっていた場合は株式を買う必要はありません。権利放棄すればいいだけです。
ストックオプションは会社の企業成長が大きければ大きいほど儲かるシステムなので、業務意欲に直結するとアメリカで大流行し、日本でも流行りましたが、既存の株主には全く利益がないので、最近は下火です。
長くなりましたが、こんなんでどうでしょう。
簡単すぎます。。。
この程度はバカな私でも分かります
ずばり、「株式公開入門Navi」はどうでしょう。
あとは、なんといっても書籍が情報としてはまとまっているでしょう。
http://www.2ones.com/bidders+/index.php?tag=%E5%85%A8%E3%81%...
これはいい!
書籍でオススメってなものがありますかね?
http://www.nomura.co.jp/terms/
ここに基本的な説明が掲載されていると思います。
また、あなたの会社が上場が可能な会社ならば、証券会社や
会計士から用語に関して詳しい説明が聞けると思います。
用語集ですね。
中級者向けですね。
ありがとうございます。
上手くまとめられてます。
いいサイトですねぇ。
ありがとうございます。
http://www.do-ipo.com/tusin/genkou/20040427no9.pdf#search='%...
■サルでも分かる編
株式上場とは「『株式』を市『場』に『上』げる」こと。株式を市場で取引される状態にすることで、「株式公開」と同じことです。
株式会社の多くは株式を非公開にしています。何故かと言うと、株式は会社の所有権を小口化したものなので、個人企業・同族企業にとっては所有者が変わらず安定したほうがいい。特に創業者にとっては自分がつくった会社の所有権は、自分で保持したいので、他人に渡す余地なんてなくていい。自分で100%持てばいい、となるわけで、故に非公開になります。大企業だと佐治一族のサントリーが非公開ですし、株主の意向に左右されないことが好ましいマスコミ、特に新聞社は非公開が多いです。
■初級編
経営権の安定には非公開がいいのに、何故株式上場をしたがるのか。ズバリ言ってお金です。株式上場をすると儲かるのです。ハッキリ言って。
株式非公開の状態では、株式に値段はあってないようなものです。理由は簡単で、取引されていないから、売る値段も買う値段もなにもないからです。ところが株式上場すると、売り買いの対象になるため、企業価値に即した値段がつきます。買う側はべらぼうに高い値段で買いたくないわけですし、売る側もまた同様なので、多少の変動はあっても、実態価値を反映した価格がつくのです。
創業者などの当初の株式所有者は、この価格で株式を売却できるため、多額の収入を得ることができます。この収入・利益が「上場益」であり、「創業者利益」です。この儲けが大きいことが株式上場をしたがる理由であり、経営権を切り売りしてもいいと考える対価なのです。
■中級編
では何故創業者は儲かるのか。それは株式が黒字を出し続けている企業であれば、その価値を上げ続けるものだからです。
資本金が1000万円の会社をつくったとします。株式が100株ならば、1株あたりの値段は10万円です。この会社が元手に対して10%の税引後利益を毎年上げ続けたとします。そうなると元手の1000万円は翌年1100万円。翌々年1210万円と、複利で増えていきます。同じように株式の価値も翌年11万円、翌々年12万1000円となります。この勢いが20年続けば、会社の元手は6700万円まで膨らみ、株価も67万円と、当初の67倍となります。この20年後に上場すれば、投資額10万円の株式を67万円で売却できるため、差額の57万円が上場益になります。実際はこうした財産評価だけではなく、会社のブランド力(のれん代ともいいます)などを含めて株式は評価されるので、もっと高い株価がつくことがあります。会社が成長をしている限り、会社の価値・株価は複利で増えていくことがポイントです。
■上級編
最後にストックオプションですが、これは中級編で説明した内容に関係があります。ストックオプションとはストック(株式)のオプション購入権利のこと。商品先物なんかと同じです。
ポイントは、一定期間後の購入価格が決まっていること。例えば3年後に1株3万円で100株分とします。3年後に1株5万円していたとしても、3万円で買えます。つまり差額の2万円が利益として得られる仕組みです。ストックオプションの価格は現在価格をもとにして決めますが、中級編で説明したように、株価は利益が出ているかぎり複利で増えますので、3年分の複利上昇分が儲かるというわけです。
ちなみにこれは購入権利なので、株価が下がっていた場合は株式を買う必要はありません。権利放棄すればいいだけです。
ストックオプションは会社の企業成長が大きければ大きいほど儲かるシステムなので、業務意欲に直結するとアメリカで大流行し、日本でも流行りましたが、既存の株主には全く利益がないので、最近は下火です。
長くなりましたが、こんなんでどうでしょう。
懇切丁寧なご回答…感謝します。。。
懇切丁寧なご回答…感謝します。。。