国会議員を目指している高校一年生です。
ただ、僕の親戚に政治家はいませんし、政治家へのコネもありません。さらに、お金もありませんし、地盤もありません。ないないづくしです。
そんな僕が、どうすれば国会議員になれるのかと調べてみた結果、次のような方法があることがわかりました。
1.議員秘書~国会議員
2.高級官僚~国会議員
3.松下政経塾~国会議員
4.公募に応募~合格~国会議員
5.その他(補足お願いします)
そこで、
1.どの方法(1~5)がベストと考えるか
2.そう考えるにいたった根拠
3.社会に出たら、まず経験すべき職業
を人生の先輩である皆さん、教えてください。
よろしくお願いいたします。
2.高級官僚~国会議員がベストだと考えます。その理由は議員秘書・高級官僚・松下政経塾・公募で合格の前条件のうち、唯一本人の努力でなることが可能だからです。
高級官僚になるためには東大法学部→キャリア合格という前条件がさらに必要になりますが、高校1年の今から寝食を惜しんで勉強すれば可能な範囲。努力しだいですし、少なくても官僚にはなれるので、生活は安定します。一方、それ以外は努力ではなれませんし、生活が不安定です。
①議員秘書
秘書になるためにはコネが必要。コネがないなら期待薄。しかも薄給で、身分保障がない。ついた先生が落選すれば自分も失業。
②松下政経塾
試験を受けても受かるとは限らない。受かっても政経塾を出た後の生活が保障されていない。
③公募で合格
公募で合格するくらいなら、コネかお金か人間的魅力か高い能力があることでしょう。杉村太蔵はあくまでレアケース。運の領域が大きすぎます。
その点、官僚なら、官僚で出世して政権与党からというコースもありますし、専門性を武器に若いうちに鞍替えすることもできます。また、キャリア官僚は若くして結構な名士。見合いの口も山ほどあるので、名家に婿入り→出馬というコースもあります。何しろ行政という政治の現場をやるわけで、こと政治に関して最もつぶしがきく職業といえるのではないでしょうか。
経験すべき職業ですが、政治に興味あるなら官僚、弁護士、税理士がいいと思います。法律と数字に強いと、何かと便利です。また弁護士や税理士まで行かずとも、弁護士事務所や会計事務所、あるいは経理実務を担当するのも同様で、いい経験になると思います。
また容姿が自信があるなら芸能人をお勧めします。知名度は選挙の時の大きな武器。知名度を上げて損はありませんよ。
国会議員に、何歳くらいでなりたいかにもよります。
正直、コネや金がない状況では、若くして国会議員になるのはかなり難しいでしょう。
議員秘書や高級官僚から議員になるのは、相当な下積みと運が味方しなければなれません。議員秘書も私設秘書ですと身分保障も厳しいでしょう。金がないと生活にも困窮する可能性があります。
逆に、別の道から国会議員になる方法のがいいのではないでしょうか?
最近でも芸能界やスポーツ界などからの立候補が多いですし。
プロレスラーとかアイススケートとかお笑いとか。
ただ、勉強はめちゃめちゃやって、それなりの名前が通る大学には行っておいたほうがよいでしょう。東大、一ツ橋など旧帝大や国会議員を多く輩出している大学学部を目指してください。
そして大学時代からボランティアやら社会活動をおこなってください。年金も必ず納めてください。下手な異性関係は作らないことです。
あとは、議員の子供とかとうまく接触して、結婚するのもいいでしょう。コネも、うまくすれば地盤も手に入る可能性はあります。
ご回答ありがとうございます。
参考になりました。
>ただ、勉強はめちゃめちゃやって、それなりの名前が通る大学には行っておいたほうがよいでしょう。東大、一ツ橋など旧帝大や国会議員を多く輩出している大学学部を目指してください。
猛勉強して東大法学部を目指します。
ボランティアや社会活動もがんばります。
1.
1~4・・・道順が違う
5しかない
現制度では
の2つしかない
2.
制度上の問題
3.
経験すべき職業・・・とくには要らん
有名になるだけで良い(特に参院・・・タレント議員大勢居るっしょ)
地元に貢献してればそこから当選出来る可能性はある。
なるほど。
あなたが調べたその方法というのは、単に特定政党の「都合」と「現状」というだけの話で、国会議員になる方法とは違います。
逆に言えば、議員になる道がこれしかないと考えることは、本来国民が選出する、国民の代表であるべき国会議員というものに、カネとコネと一部権力者のお眼鏡にかなうことでしかなれないという「社会構造の歪み」をよく認識しているわけですから、まずはそうした構造をどう「改革」していくのか、どうしたら真に政治が国民のものになるのか、ということを考えていくことが大切です。それが政治家を目指す第一歩です。
さて、本題です。
1.どの方法(1~5)がベストと考えるか
「その他」ですね。
1~4のどの方法によるにしても、「親分」を持たなければ、選挙になど「出して」はもらえません。
「親分」に「選挙に出してもらう」限り、議員になってもずっと「上に従う」立場ですから、自分の政治などできません。全く自分の実績など上げられない、というわけです。
これでは議員バッヂをもらっても、何百人もいる議員の中の「その他大勢」に埋没するだけで、さらに上(閣僚など)は目指したくても目指せません。
そういう「知らない議員」がたくさんいますよね。そんな三流のパシリ議員にならないためには・・・・。
まず政党や議会の外で政治的知名度を得ることです。桝添要一さんなんか見てごらんなさいって。参院で、おまけにまだ当選1回なのに、あの偉そうなことw
彼は元々左翼の出身です。学生運動を経て国際政治学の道に進み、そして今国会議員となっているという、自民党の中では変わり種です。ただの(親分に担ぎ上げられて議員になった)タレント候補ではないところが、彼の言動のあの自由さを生んでいるわけですね。
そんなわけです。まずは、政党とも議会とも関係ない所で政治的に注目され、知名度を得ておくこと。これが最も、議員になってからの財産になってきます。政治学者を目指すか、初当選時の菅直人のように自力で市民をまとめて力を蓄えていくか。そういう道を選んだ方が、当選してからの強さが違ってきます。
黙っていても向こうから「うちから出てくれませんか」と言ってくる立場を確保していくこと。これが大切と言うことです。自力で議員バッヂをもぎ取っていく。それが出来る人間にしか、真に国民の代表になれる資格は無いくらいに考えてください。
2.そう考えるにいたった根拠
私もそのうち政界に打って出るかもしれないからですw
3.社会に出たら、まず経験すべき職業
高校生なら、桝添コースで政治学者を目指す。これがお勧めコースでしょう。そして自由な立場でいられる学生時代にどんどん社会的イベントなどを打って、注目を集めておきます。
その後社会に出たら、学生時代にはずいぶん暴れた異色の政治学者として著作などに精を出し、マスコミへの露出を強めていく。これが桝添コースです。
ま、なんにしても、親分に平身低頭、選挙に「出してもらう」ようなコースで議員になっても、竹中だ猪口だ(敬称略w)といった別コースから来る「議会の外の実力者」に追い抜かれて、自分は一生「小さな選挙区の中だけのセンセイ」で終わってしまいます。まず議員を目指す前に日本全体を相手にしていく大きさを持つこと。これが大切です。
ご健闘ください。
ありがとうございます。
とてもとても参考になりました。
>黙っていても向こうから「うちから出てくれませんか」と言ってくる立場を確保していくこと。
これは非常に肝要ですね。
舛添コース、非常に興味深いです。
頑張ります。
1 2
2 今後、官僚の権力はふたたび強まると推測されるため
3 中央官庁→実社会
高級官僚に2票目ですね。
>今後、官僚の権力はふたたび強まると推測されるため
そう考えた根拠も示してほしいのですが。
私は政治とは縁遠い仕事をしている者ですので、あなたのご質問にふさわしい回答者ではないと思います。
しかし、どうしても紹介したい方がおりますので、回答させていただきます。
なお私は、あなたの「国会議員になろうと思う動機」が、「次代の日本を良くしたい」という「志」に基づいている、と勝手に判断しています。(そうでない場合は読み飛ばしてください)
1.どの方法(1~5)がベストと考えるか
5.その他
「林英臣」先生に師事する。
あなたの思いと覚悟が本物であれば、何らかの道筋を示してくれると思います。
http://www.orange.ne.jp/~amanari8/index.html
2.そう考えるにいたった根拠
①私は、林先生の講演を聴いたときに「この人は間違いない、ぶれない」と感じ、多くの志のある人にこの先生を知ってもらいたい、と思っている。
②林先生は、政経維新塾という会を開いており、次代の日本を担う政治家を育てようとしているので、今回の質問の回答にもなる。
③林先生は、志のある若い人を探しているようなので、質問者さんが相談すれば、何かしら返答があると思う。
3.社会に出たら、まず経験すべき職業
申し訳ないですが、私にはわかりません。
まずは、下記HPをよくご覧になってご判断ください。
わざわざご紹介してくださって、ありがとうございます。
>「国会議員になろうと思う動機」が、「次代の日本を良くしたい」という「志」に基づいている
そのとおりです。
早速ウェブサイトに目を通し、林先生にコンタクトをとってみたいと思います。
繰り返しながら、ありがとうございます。
P.S.
林先生は松下政経塾出身ですね。
今は難しいですよ
方法としてはですね
お金を積んで(政党に寄付して)名前を売り、党に貢献する。
お金が無い場合は、現職議員に尽くします。
この場合、党員の下っ端から始まって「自民党命」をどれだけアピールできるか、です。能力が目にとまれば議員秘書や党運営委員となり、立候補の可能性が出てきます。「鉄砲玉」になることも辞さない覚悟です。
同様に尽くす部類として、知識で尽くす官僚出身者もいますが、同様です。官僚時代から党の利権を確保するように策をめぐらす必要があります。
ありがとうございます。
道は険しそうです。
1
5.その他「地方議員~国会議員」というのはいかがでしょうか。
2
国会議員の多くは(比例代表以外は)地元から選ばれています。選挙のことを考えると地元を知っていることが重要ではないでしょうか。また、2005年の総選挙では地方議員・首長出身者が一番多くなっていますよ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/etc/20...
3
学生のまま地方議員になった例もあります。就く職業よりも国会議員になるためのモチベーションと目的を明確にもちつづけることが重要だと思います。
なるほど。新しい案ですね。参考になります。
>学生のまま地方議員になった例もあります
被選挙権があるのは満25歳以上ですよね?
大学院の学生ということでしょうか。
ええと、他に考えられるルートとしては
★地方議員⇒国会議員
★弁護士⇒(公募合格)⇒国会議員
★ジャーナリスト(新聞記者)⇒国会議員
★学者⇒国会議員
(竹中氏とか滋賀県知事とか)
大穴としては
★タレント・スポーツ選手⇒国会議員
というのも。
私の身の回りには
弁護士⇒(公募合格)⇒国会議員
という人が2名。
但し政党は自民党と民主党に分かれた。
今後は、
「アルファブロガー⇒国会議員」
なんてルートが出来るかもしれません。
はてなの近藤さんとか、全国区で出馬すれば「はてな票」で
当選したりして。
たくさんの手段を示していただいてありがとうございます。
参考になります。
官僚になるというのは一つの方法といえば方法ですが1番の方の
>キャリア官僚は若くして結構な名士。見合いの口も山ほどあるので、名家に婿入り→出馬というコースもあります。
物語の中ですか聞いたことがありません。断片的な情報での偏見が多いのでしょう。 ま、政治の世界に出ようとするなら財務省、経済産業省のどちらかが有望です。この2つは東大にいることがほぼ必須。外務省は比較的他の大学でもOKです。東大が俄然有利ですが最初の2つ以外なら早稲田(政経)も多い。その他(一ツ橋、慶応)はぐっと減る。京大はそこにも入らない。
という厳しい世界です。
現実問題、議員と関わる仕事なんて一握りです。わずかばかりチャンスがあるということだと思います。
で、本題ですが議員秘書というのが職業として政治に関わるわけですから(官僚というのはあくまで行政)、議員としての下積みを経験できる唯一の職です。
おそらく今までの回答(6まで)の方は知らないのでしょうが、政策秘書というのは資格です。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/hisho/hisho.htm
普通の秘書は資格なぞないので誰でもできますがこちらは重みがあります。給料も悪くはないです。もちろんセンセイが落ちるとクビになりますが、だいたいは同じ党のセンセイを紹介してもらえたりします。というか紹介してやろうという人間くらいでないとだめです。ちなみに前回の衆院選では民主党の秘書が結構自民に移ったりしていますが。
この資格は大卒で受験もできますし、特定の学部で大学院修了で自動的にもらえるので、そうした大学院を持つ大学を目指すのも一考です。(東大を目指すことができるのかもしれませんがあまり一般的ではないですので)
で、大学時代には選挙時期のアルバイト、もしくはボランティアは結構ありますのでそうしたところに顔を出して頑張ってください。
松下政経塾はいいところだそうですが、世間に出ているのは出身者の一部です。公募もモー娘。のオーディションと同じで基準がわかりません。こうした宝くじはあくまでサブです。
長くなりましたが、とりあえず東大を目指し、だめなら早稲田で仮面浪人して再び東大を目指す。それすらだめなら政策秘書を目指す。
質問者さまが立派な政治家になって日本を立て直すことを期待しています。
頑張ってください!!
ありがとうございます。とても参考になります。
「国会議員政策担当秘書資格」は知っています。
それを目指すのもひとつの手かも知れませんね。
番外編として・・・
共産党では、党機関紙「赤旗」を(手渡しで)着実に売って、
党の中で認められ、
市議会→県議会→国会へと進んだ方もいらっしゃいます。
よく市役所や県庁の役人は(保身の意味もあって)
「赤旗」を購読しているのですが、
その読者に「手で」届けるのです。
「邪道だ」という人もいるかも知れませんが、
党の政策をしっかり伝えるのも立派な政治活動です。
なるほど。
未来の政治家に
1.その他(5)がベストです。
2.1~4までは、あなたが選ぶのではなく、他人が決めるからです。
3.遠回りしないこと(目的を変えないならば)
わたしのおすすめは、学生時代から最寄の選挙事務所にまぎれこんで、
アルバイトしながら実践活動に参加することです。ここで頭角を顕わす
能力が必要です。よくも悪くも、若き日の菅 直人スタイルです。
◇
わたしの学友(前後3学年)に限ると、官僚になった者はいません。
議員二世が5人いましたが、だれも議員にならず、学界や財界に進み
ました。議員をめざして議員秘書となった者2人は、ともに消息不明。
変り種に、医師出身の元野党議員が1人います。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19390305
マント・ガイ ~ 最後の副書記長 ~
わたしは、中学時代の生徒会役員を思いだし、当時のメンバーによる
仮想内閣なら、いまでも通用すると考えています。政治の構造や力学は、
十五歳以前の義務教育で十分に理解され、実行できると思います。
残念ながら、当時のメンバーは誰一人国会議員になりませんでしたが、
一度も生徒会役員にならなかった者が、なに思ったか府会議員に立候補
して、めでたく当選したことがあります。
しかるに、ぼんぼん育ちの彼は「近所のおっさんやオバはんに、毎日
アタマを下げるのがたいへんや」と一期つとめただけで引退しました。
(西川きよしは、ペットや案山子にまでお辞儀したというのに)
◇
以上は、過去の政治システムを回想しただけで、質問者が議員になる
ころには(世襲議員をのぞいて)すべてが様変わりしているはずです。
選挙カーやウグイス嬢が絶滅し、電子投票が実用化しているでしょう。
したがって、選挙事務所に大勢の人が出入りしたり、日の丸の鉢巻に、
たすきがけの候補者がマイクに向って絶叫する光景もなくなります。
もっとも重要なのは、10秒以内でコメントする技術です。
ご回答ありがとうございます。
僕も現在、高校にて生徒会長を務めております。
>もっとも重要なのは、10秒以内でコメントする技術です。
できませんでした・・・
私は大学で政治を専攻しています。まず絶対に必要なのは強い意志でしょう。国会議員はそう簡単になることはできませんし、なってからも毎日多忙で飯を食う暇すらないこともあるようです。私はあなたと年齢が近いのであまり偉そうには言えませんが、参考にしてみて下さい。
>1.どの方法(1~5)がベストと考えるか
>>5.地方議会→国会というステップがいいのではないかと思います。
2.そう考えるにいたった根拠
>> やはり国の選挙だと金がかかるのが実際です。また有権者が候補者の人柄や実績・性格をよく知っているかといえば、そうでもありません。そうすると知名度(地盤や看板)がものを言うことになります。
では、地方議会選挙ではどうでしょう?当選者の得票数を見ればすぐわかるでしょう。国政選挙より1票の重みが伝わってくるはずです。また「地元をより素敵な場所したい」という気持ちがあり、それが認められれば支持が得られるはずです!!政治家は表向きは頭を下げる必要がありますが、内面的には「俺が地域をよくしてやるから、ついて来い!」くらいの気持ちがあってもいいような気がしますよ。
だから私は地方議会→国会と徐々に支持を集めて、信頼を得てすばらしい議員さんになる方法を考えました。
3.社会に出たら、まず経験すべき職業
>>これをやれ!と言うものはありませんが、やはり政治家は「浅く広く」の知識よりも「狭く深く」の知識を持っていたほうがいいと思います。
これから進学を考えていると思いますが、自分の興味のあることを極められる職業がいいと思います。
確かに法律などの専門知識もそれなりに求められますが、一番求められるものは最初にも書きましたが、「意志」だと思います。
だから「誰にも負けない」という分野の知識を獲得でき、今後に活かせる職業がいいと思います!!
</span></p>
頑張ってください♪
回答ありがとうございます。参考になりました。
地方議会→国会コースも非常に興味深いです。
>そうすると知名度(地盤や看板)がものを言うことになります。
そうなると、舛添コースも考えられますね。
多くの方が、受験合格必勝法のステップ・テクニックを解説されてますので、、、
敢えて!?視点を自分自身において・・・
①louvre440さんが、国会議員になりたい理由と目的は何か?
②どういう政治家になりたいか?
①理由:"Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country."(ジョン・F・ケネディの大統領就任演説より引用)を考えると、自分が国会議員になって政治をすることが、僕が日本という国に貢献できる最大のことであると判断したためです。
目的:日本をもっと良い国するためです。
②キング牧師やジョン・F・ケネディのように、歴史に名を残すくらいの名指導者になりたいです。
louvre440 さん、再度、こんにちは!
【①自分が国会議員になって政治をすることが、・・・・日本に貢献できる最大のこと】
【②歴史に名を残すくらいの名指導者になりたい】
①は、権力欲と背中合わせ、一体のものですし、②は、名誉欲と一体のものです。。
louvre440 さんが目指す【政治家像】という国民の指導者は、権力欲や名誉欲で達成されますでしょうか?
権力欲や名誉欲は、自己の利害で、そんな小さな利害に拘って、or足かせになって、、or時として躓(つまづ)きになって、、国民の幸せを願えますか?
展望できますか?
否ですよね!だからこそ!!今の政治が、政治家ら個人の利害で動かされてるのではないでしょうか?!?
出きれば、もう一度、①②の答えを考えてください。。
目的:日本をもっと良い国するためです。
少し、誤解されてしまった部分があるようなので、補足しておきます。
①の答えも②の答えも変えるつもりはありません。日本を良い国にするためには、日本を動かす必要がありますから、権力は必要なものです。それを濫用しない理性を僕はしっかりともっているつもりです。
さらに、個人的に、名誉というのは後からついてるものだと理解しております。ですから僕の場合、名誉欲は、「もっと良い政治をしよう」というように、僕自身を良い方向に動かす原動力になります
>そんな小さな利害に拘って、or足かせになって、、or時として躓(つまづ)きになって
僕は自分の利害に拘るつもりはありません。日本が良くなるためなら、喜んで死ねる覚悟です。
回答をしないつもりでいましたが、質問者は将来のある若い方なのでちょっと書かせてもらいます。
政治は国民生活全般の幅広い分野を扱う物です。なので、逆説的に専門がない仕事といえます。そして、幅広い分野を扱う物であるがゆえに、色々なバックグラウンドから関わることが出来るものが政治です。
自分のテーマが政治しかない政治家は、ジェネラリストとして活動することになります。逆に何か自分が実現したいテーマがあって、その実現のために政治家になるスペシャリスト的な活動になるとおもいます。(目標に掲げているJFケネディーやキング牧師はそれぞれのタイプに当てはまりますね。)また、マックス・ウェーバー(ヴェーバー)は、政治は「権力の分け前にあずかり、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力」と言う側面と「自主的に行われる指導行為」があり、「政治によって生きる人」「政治のために生きる人」と呼びながら、前者を「政治を収入源とする人」、後者を「(経済面は余裕があり)政治生活に打ち込んで意味を見出す人」として評しています。
政治によって生きる人 政治のために生きる人
ジェネラリスト A B
スペシャリスト C D
ビジョンを持たずに政治のための政治をしたり、偏った考えのために政治したりするように、その政治家のバランスが著しく欠けている場合、政治家が政治屋や活動家になってしまう可能性がありますす。それは、国民全体にから見たら不利益になることがあるのは言うまでもありません。その罠に陥らないためにも、自分がなりたい姿を考えてみましょう。現時点では質問者さんのイメージはAのポジションにあるように思います。その場所は私が思うに政治屋が多くいそうです。そういう人になりたいですか?
ウェーバーは政治家には「信条倫理」と「責任倫理」があり、これらは「根本的に異なった二つの調停しがたく対立した」ものだと述べています。かなり大雑把に言えば、善い行いをするということに責任を持つことと、やったことに対する責任を持つことは相容れないことだといっています。要するに、必要悪とはどう向かい合うのかと言うことですね。
「自分が国会議員になって政治をすることが、僕が日本という国に貢献できる最大のことであると判断したためです。」これは信条責任としては十分でしょう。しかし、「お金もありませんし、地盤もありません」と言う人が、実際に何が出来るのでしょうか? 何かをするためには力を得なければなりませんが、それを得るための手段はどうしますか? 清い信条だけで力がなければ政治家ではありませんし、いささか危うい手を使ってでも力を持てば政治家として何かを為すことが出来ます。(もちろん、これ以外の選択肢もあるはずです。)この両者のどちらに価値があると思いますか?(そして、ウェーバーはなんと言っているでしょう?)
また、マキャベリ(マキアヴェッリ)は1.自らの能力と武力で君主になる場合、2.他人の武力や幸運によって君主になった場合、3.極悪非道な手段によって君主になった場合、4.市民の支持によって君主になった場合の4つのタイプを挙げ、最初の二つを重要なものと見なした。(君主を政治家になる力と読み替えてください。4.は一見現代的ですが、マキャベリの論議では周辺部分に過ぎません。)そして、実力によって力をえたものが支配権を維持しやすく、幸運で力を得たものはなった後が大変だと結論しています。
幸運によって力を得た場合は他の人間の支持をアテにしなければならないわけですが、「人間は生来変わりやすく、彼らにあることを説得するのは容易であるが、この説得に彼らをつなぎとめるのは難しい」とし、彼らをつなぎとめるには力に頼ることになると言います。現在の日本はいわゆる五十五年体制の頃に比べて勢力が固定していないので、その結果幸運によって政治家になる人も出てきます。そして、政治思想の佐々木毅は「全ては組み合わせの問題であるから、誰でも総理大臣になれるという気分がみなぎり」「あっという間に候補者となり、あっという間に首相の座に着いてしまうと言ったように、なるまでは実に簡単であっけない」「しかし、その後はもめ事続きに見舞われるのは必死である」としています。なので、議員秘書、官僚、松下政経塾、公募、桝添さんやタレントなどのどれから議員になったとしても、幸運によって政治家になったのであれば、権力を維持することは難しく、結果として政治家として結果を残すことが出来ず無意味になるかもしれません。幸運によってでも政治家になりたいですか?
…と、ここまでは高級な話。
政治家になるのは、芸能人や実業家その他になるのと同じようなものです。意志と努力、才能と能力、運を総動員して戦うことはどの職業でも同じです。コネがないと無理と言う人は、政治家に限らず何をやっても出来ない人です。コネ=コネクションとは人と人とのつながりのことであり、それは社会生活の基礎であり、それを自分で作ってゆくことは自分で自分の人生を切り開いてゆくことに他なりません。一般の企業に就職するのであっても、就職活動を通して会社とその中の人とコネを作る作業です。コネがないと就職が出来ないと言う人は、就職活動をするまでにコネを作っていない人のことです。)なので、今の自分に政治の世界とのつながりが無くても、そんなものは作ればいいだけですから何とでもなります。時間だけは不可逆ですが、高校一年生には問題はありませんね。なので、今の質問者さんに政治家になる可能性を否定するものは何もありません。今の質問者さんには無限の可能性があります。
ここで一つ大人として僭越ながらアドバイスさせて頂きます。高校生である質問者が今から目指してゆけば政治家になるのは可能だと思います。「キング牧師やジョン・F・ケネディのように、歴史に名を残すくらいの名指導者」になる可能性も無いわけではないと思います。しかし、そういう人だからこそ敢えて言いたいと思いますが、(歴史に名を残すレベルまで行かなくとも)かなり高度なレベルで人と競い合う時にその成否や勝敗を決めるのは、実は非常に基本的なところでの差なのだと言うことを知っておくと良いです。オリンピックの金メダルと銀メダルの差、ノーベル賞受賞者と候補の差など、そのレベルまで行くと小手先のテクニックの差では確実にありません。このレベルではどこで差がつくのかのイメージはまだ出来ないと思いますが、競っている高度な所にあるのではなく、そこに至るまでの非常に基本的なところにあるのだと言うことをどうかわかってください。高度なところで行けば行くほど基本的なところが問われると言うことはわかっておくといいですよ。
なので政治家になるのであれば現実的なhow toも知る必要もありますが、政治家として大成するためには総合力をつけてください。政治家になるのが興味があるのならば、歴史上の偉大な政治家や政治思想に触れるのは必ずするべきです。そして、芸術やスポーツ、友達づきあいなど感性と体を持って知るものもちゃんと体験してください。国語や外国語などの語学は基本的なツールですし、歴史もちゃんと押さえておきましょう。抽象的な思考力を鍛えるためには数学も役に立ちます。そして、大学に進学する頃には専門的な分野に進む事になりますが、その前の今の時期に(そしてこれからあとも)雑学乱学やさまざまな経験をどれだけできたかが、将来高いレベルで競う時の差になると思います。今はそれは無駄なことだと思うかもしれませんが、後でそれが無駄じゃないと思った時に良かったと思うかしまったかと思うかは質問者さん次第です。人生の中で人類の叡智である古典に触れられる時期は若い時です。大人になってからも古典に触れることは可能ですが、その時にやっているのでは応用段階に入った人達に後れを取りがちですし、効果があるのは若い内に読むことで、大人になってから読み返して理解を深めるのと始めて知るのでも差がありますよね。人生の正解は沢山あるので、私が言っていることは必ずしも当てはまりませんが、私は若い時に今言ったことを言ってくれた人がいたので有り難かったです。(はいっ。大人がよく言う紋切り型のつまらないことを言っている訳なんですが、やっぱり王道なんですよ。)
どうか、「どうやったら効率よく政治家になれるかのtow to」を知って満足する矮小なレベルに自分を留めないでください。(質問者さんがそういう人だと言っているのではありませんので、念のため。)私の身近に国会議員だった人がいますが、その人は現役の時は本を読むのでも一冊を通して読む時間はなく、必要なところだけをつまみ読無しかできなかったそうです。必要なところだけを知る事、つまりhow toだけでやってゆくことが出来たのも、それまでに培った基礎力があるからだと思います。
今話したことの中に出てくる本を挙げておきますので、よかったら夏休みの課題図書にしてください。政治家をやっている人間の中にも、こういった政治思想の基本的な古典を読んでいない人は多いと思います。そういう人達が相手ならば、勝てないことはないとは思いませんか? 良い夏を過ごしてください。
古典ではありませんが古典と現代日本政治を結びつけるものとして。
非常に素晴らしい回答ありがとうございます。
とても心に残りました。毎晩、寝る前に読みます。
課題図書、早速読もうと思います。(君主論はちょうど現在読んでいるところです。奇遇ですね。)素晴らしい書籍を紹介してくださり、まことにありがとうございました。古典は僕の好きな分野です。
やはり、人生の先輩方からのメッセージは非常にためになります。
重ね重ねありがとうございます。
場違いかもしれませんが、一言。
回答17はモニタの行間からにじみ出る想いがありますねー
私の回答はどうしてもテクニック的な所に注目してしまっています。
というか、17のような回答、エネルギーがいるのでかけません、、、
課題図書読んでください。受験勉強も必要です。
そして、立派な回答からいいかげんな回答まで多種あるコメントすべてに
眼を配る力を持ち続けて下さい。
激励の言葉、ありがとうございます。
僕のような若輩者に親切にアドバイスをくれる回答者の方々には本当に感謝しております。
ありがとうございます。
①キャスター・アナウンサー
②地盤をつくるのが厳しいので、比例区ででるとする。
となると、全国的な知名度というのが武器になる。
人気キャスターになれば、顔と名前の認知度が高く
なる。
③マスコミ、特にNHK,民放の政治、社会関係の
記者。コネをつくるためには、顔見知りにならな
いと。政治部なら、直接取材するので、顔見知り
になる。
なるほど。新しい意見ですね。
ありがとうございます。
ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
とりあえず、猛勉強して東大法学部を目指します。
容姿に自身はないので・・・