●【以前の質問に変更を加えます】

可視光線の中で最も高い周波数をもっているのは紫色ですが、コンピューターのモニターなどで紫色を表示する場合、青の波長帯に赤の波長帯を混ぜて、視覚的に紫色に見えるようにしています。印刷に用いられている紫色の場合も、やはり、青の波長帯と赤の波長帯の両方の波長帯を反射させることによって、紫色を発色しています。そこで質問です。

【質問1】紫色の波長帯だけを出す光源は存在しているようですが、紫色の波長帯だけを反射させる顔料は開発されているのでしょうか?(開発されている場合は、それを示すURLか本を紹介してください)

【質問2】何故、紫の波長帯だけを反射する顔料を作成するのは難しいのでしょうか? 理論的な根拠を教えてください。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2006/08/23 15:50:48
  • 終了:2006/08/23 17:58:24

ベストアンサー

id:ootatmt No.1

ootatmt回答回数1307ベストアンサー獲得回数652006/08/23 16:09:49

ポイント100pt

まず紫色のイメージについて確認しておく必要があると思います。

http://www.hokkai.or.jp/shosanbe/photo/spct.html

このページに連続スペクトル写真がありますが、この中に紫はありますか?

紫外線という言葉に使われている「紫」はこのスペクトル写真の左側の色です。

普通は濃い青か藍色に見えると思います。

これが質問文「可視光線の中で最も高い周波数をもっているのは紫色ですが」で言われている単色の紫です。


この色だけを反射させる顔料があるとすると、蛍光灯などの連続スペクトルを持たない光源のしたでは真っ黒に見え、太陽光のしたでは非常に暗い藍色に見えると思います。

このような顔料はほとんど黒と区別が付かないので作られていないのではないでしょうか。


もしそのような紫ではなく、赤と青を混ぜた紫であれば単色で作ることは出来ません。

最初の連続スペクトル写真の中にこの色が含まれていないとことから分かると思います。

id:septcolor

とても納得のいく説明です。ありがとう御座います。

2006/08/23 17:36:10

その他の回答(2件)

id:ootatmt No.1

ootatmt回答回数1307ベストアンサー獲得回数652006/08/23 16:09:49ここでベストアンサー

ポイント100pt

まず紫色のイメージについて確認しておく必要があると思います。

http://www.hokkai.or.jp/shosanbe/photo/spct.html

このページに連続スペクトル写真がありますが、この中に紫はありますか?

紫外線という言葉に使われている「紫」はこのスペクトル写真の左側の色です。

普通は濃い青か藍色に見えると思います。

これが質問文「可視光線の中で最も高い周波数をもっているのは紫色ですが」で言われている単色の紫です。


この色だけを反射させる顔料があるとすると、蛍光灯などの連続スペクトルを持たない光源のしたでは真っ黒に見え、太陽光のしたでは非常に暗い藍色に見えると思います。

このような顔料はほとんど黒と区別が付かないので作られていないのではないでしょうか。


もしそのような紫ではなく、赤と青を混ぜた紫であれば単色で作ることは出来ません。

最初の連続スペクトル写真の中にこの色が含まれていないとことから分かると思います。

id:septcolor

とても納得のいく説明です。ありがとう御座います。

2006/08/23 17:36:10
id:hkrhr1 No.2

hkrhr1回答回数235ベストアンサー獲得回数122006/08/23 17:17:51

ポイント5pt

 紫色の色素としてアントシアンが昔からよく知られています。

http://www.kochi-u.ac.jp/~tatukawa/edu/semc3/2004/b3sb081/ze...

 pH(ペーハー)に依存し、青から赤まで様々な発色をするようです。

 

1) の答え:存在しています。コバルトバイオレット

 

http://www.cad-red.com/jpn/mt/pig_papl.html

 

2) の答え:化学合成しにくい理論はありません。必要がないからです。

RGBは色の三原色です。この3種の色(発光)の強度を変えると全ての色(発光)の表現が出来るので、紫色は使用していません。使用する必要がないから開発されている例が少ないのだと思います。

但し、合成後、退色しやすい化学品が多いのかも知れません。

注) 印刷の場合、三原色には、CMY、すなわち、赤-青-黄色を用います。

id:septcolor

私の知る限りにおいては、通常、コバルトバイオレットの顔料が反射している光の光分布を調べると、そこには、青と赤の両方の波長帯が含まれています。

2006/08/23 17:33:54
id:aiaina No.3

aiaina回答回数8179ベストアンサー獲得回数1312006/08/23 17:46:25

ポイント1pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB

紫(むらさき)は寒色の一つ。青と赤の中間色であり、菫のような色である。パープル(purple)、菫色(すみれいろ、きんしょく)、ヴァイオレット(violet)ともいう。虹を構成する六色(赤・オレンジ・黄・緑・青・紫)のうち、光の波長が最も短い。これより波長が短いものを紫外線という。

紫から派生した色で、赤みが強い紫を、赤紫と呼ぶことがある。赤紫は次のような色である。

  • id:jackal3
    私もその疑問を持ったことがあります。
    で、判明したのですが、

    紫色に限らず、ある色だけを反射する、すなわち、ある波長のみをシャープに選択的に吸収しないで、それ以外の可視光の波長をすべて吸収する染料や顔料は、殆ど需要がないので、汎用品としてはないと思われます。
    なぜなら、染料や顔料は、なるべく明るくしたいので(混ぜる場合、だんだん黒くなるので、最初は明るいにこしたことがないので)、吸収波長だけをなるべくシャープに吸収し、その他の波長はなるべく吸収しないようにして色をだしています。
    (顔料メーカーは、それにしのぎを削っている。)

    紫に見える顔料を汎用品から選ぶとしたら、紫(400nm??)だけを反射するものは汎用品としてはないので、
    赤(700nm??)だけを吸収して、シアン
    緑(500nm??)だけを吸収して、マゼンタ
    ですから、520nmくらいをシャープに吸収するものの中から、ごまかしで選ぶしかないと思います。

    青と赤を反射させる顔料とは、すなわち緑を選択的に吸収する顔料として売られている、「マゼンタ顔料」を意味すると思います。

    印刷などの色は乱反射で見えているので、「***以外の波長を全て見る」というようにしないと、黒っぽくなってしまうというのがポイントです。紫に限らず。

    質問者さんの疑問は上記で解消だと思ったのですが、それ以外の回答で納得されてしまったので、アレ?という感じです。
  • id:septcolor
    jackal3さんへ

    より詳しい説明をありがとう御座います。
    かなり、スッキリしてきました。

    私たちが通常『紫』と認識している色彩は、より分かりやすく表現すると、『紫』というより『青に近いマゼンタ』ということになるのかな?と思いました。(この部分は、言葉の定義の問題ですが)

    PS.少ないですが、ポイントを送らせて頂きました。
  • id:hkrhr1
     紫色の発光体(波長420nm程度)もありますし、
    ご存じない人も多いのでしょうが、C60フラーレンは紫色の色素です(吸収波長=520nm)。
     
    また、紫色の色素も下記の様に数多く知られています。
    http://ss.knaes.affrc.go.jp/press/20040325b/index.html
    http://www.saneigenffi.co.jp/color/npurple.html
    http://www.kiriya-chem.co.jp/tennen/kyabetu.html
    http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/11880
     
     
     
     
     なお、ootatmtさんの議論は、発光色と吸収色が混同されているようですね。
     
     
     発光色  吸収色  波長
    ------------------------------
      紫    黄色   410nm
    黄緑    紫    510nm
  • id:ootatmt
    混同はしていないつもりですけど。
  • id:septcolor
    hkrhr1さんへ

    追加の説明を有難う御座います。

    しかし、私の質問のメインポイントは、
    『紫の顔料を作るのに、赤の波長帯を
    カットすることは可能か?(混合色ではなく単色で紫の顔料を作ることは可能か?)』ということでした。
  • id:hkrhr1
    septcolorさんへ:
    紹介したC60やアントシアンは510-530nmの吸収波長をもつれっきとした紫色ですよ。

    ootatmtさんへ:
    発光スペクトルでは、紫は415-430nmの波長のものを指します。だからといって、この波長領域以外を吸収する色素が紫色の色素であると言う点がおかしいのです。
     
     色素(吸収光)で紫色になるものは、紫色の補色である黄緑色の光を吸収する物質です。典型的な例は、C60で、これは510nm付近にブロードな吸収があるため、紫色に着色している様に見えるのです。
  • id:ootatmt
    紫に見える理屈は分かりました(というか分かってるつもり)。
    でも、前提が「紫色の波長帯(415-430nm)だけを反射させる顔料」だけど、それと「紫色の補色である黄緑色の光を吸収する物質」は同じものですか?
    紫の色素があるのはわりと誰でも知ってます。
  • id:hkrhr1
    ootatmtさんんへ:
    紫色の波長帯(415-430nm)だけを反射させる色素は存在しないのです。化学物質はそれぞれ固有の波長の光を吸収します(量子化されている。遠紫外光:50-150nmも含めると全ての化学物質はどこか波長の光を吸収します)。もちろん、吸収光の波長は一つではなく、複数の波長の光を吸収するのが一般的ですが、ある特定波長域だけを吸収しない化学物質は不可能ではないにしろ極めて特殊なケースです。そうした化学物質を探すのは難しそうですね。
     むしろ、septcolorさんが書かれた様に、赤の反射光と青の反射光をもつ化学物質を探す方が簡単でしょうが、単一物質で探そうとした場合には、かなり難しいでしょう。
     紫の色素が手に入らない場合なら、赤と青の色素を混合して紫にするのが現実的です。
  • id:septcolor
    いろいろとコメントを有難うございます。

    しかし、よけいに混乱してしまいました。
    ootatmtさんとjackal3さんの説明から理解したことは、紫色の波長帯(415-430nm)だけを反射させる顔料が存在しないのは、それを作るのが難しいからではなく、作っても、明度が落ちて黒っぽく見えてしまうということです。そうですよね?(ootatmtさん)
  • id:ootatmt
    hkrhr1 の説明によると「紫色の波長帯(415-430nm)だけを反射させる色素」は「不可能ではないにしろ極めて特殊なケースです。そうした化学物質を探すのは難しそうですね。」ということなので、作るのが難しいのでしょうね。
    そして、それを作っても赤と青を混ぜた色である「紫」には見えず黒っぽい色に見えるということです。
    後は1の回答どおりです。
  • id:septcolor
    分かりました。とりあえず納得しました。ootatmtさん、hkrhr1 さん、有難うございます。しかし、確認のため、同じようなテーマで、また、新たに質問を投稿し直すかもしれません。

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