http://www.med.shimane-u.ac.jp/med_info/tsumoto/term.htm
診療データの電子化・データの再利用という立場から考えれば、用語を標準化しておくということは、正しい統計情報、さらにその統計情報を利用した医学・公衆衛生における正確な疾病の予測・発症の予防を行うには不可欠です
薬の名前や、器具の名前や、処置の仕方の名前が、病院や流通業者(卸)やメーカーでばらばらだと、物品の管理をしたり、治療に対する支払いをしたりすることを、コンピュータによって合理化しようとするとするとき大変です。また、患者さんの診療記録をコンピュータによって管理する「電子カルテ」においても、用語の統一が不可欠です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%AB%E3%...
病院情報システム、診療記録の電子化、といったことがキーワードのようです。
特定の病院内や医師間だけでしか通用しない情報(用語)を用いていたのでは、診療記録の電子化等による病院間の情報共有システムを進めていくことができない、ということです。
http://www.umin.ac.jp/govreports/hyoujun/2-1.txt
診療記録の電子化とその医学的活用は、病院情報システムの次の大きなテーマであるが、このためには医学用語の標準化を避けては通れない。
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2499dir/n2499_...
医療機関の電子化を促進する為に標準化が必要であると思われます。特に電子カルテの場合ですね。医療機関の電子化の遅れはきわだっています。レセプトの電子化についても、韓国は90%以上電子化されていますが、日本はかなり低い数字です。
厚生労働省はレセプトの電子化の促進の為に、新システムの導入を
検討しているようです。
標準化されていないと、利害関係者が情報を誤解することによって不利益をもたらすリスクがあるからです。標準化の必要性は、医学情報(用語)に限らず、仕事のプロセス等あらゆる業界の事物について言える事だと思います。
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