例えば:「ブックマーク」。以前は Web ブラウザにインクルードされたブックマーク機能を指すことがほとんどだったと思いますが(大元の単語の「しおり」という意味はおいておいて)、最近ではソーシャルブックマークをさして使われる事が多いように思います。
他にも、字面は変わっていないのにその指すものがだいぶ変わってしまったものを教えてください。
また、「ゴッドハンド」のように、意味はかわったけど影響範囲は不明というものでもOKです。この言葉を見たときに、人によっては遺跡発見のねつ造を思い出すでしょうし、または優れた才能の持ち主を思い浮かべることでしょう。しかし前者はこの数年に生まれた新しい意味です。
どうぞよろしくお願いします。
「超怪奇現象」(NOT 超自然現象)とかいうフレーズを見かけて、
おもしろいなあと思ったことがあります。
「超音速旅客機」の「超」は「~を超える」の意味ですよね。
「超大型台風」の「超」もそうだろうと思いますが(「大型」以上に大きい)、
そこらへんから「非常に、とても」の意味に転じたのだろうと推測します。根拠はありませんが。
ただ「超暑い」(=「とても暑い」)の「超」は、
私の記憶では、90年には既に使っていました(東京都の学生)。
英語のsuperという語も、元は「~を超える」の意味のはずなのですが(super-natural「超自然的」)、
「super large-scale integration 【コンピュータ】超大規模集積回路」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=super&kind=ej
というように「非常に、とても」の意味(of the highest degree; extremely or excessively)で使われています。
http://dictionary.reference.com/search?q=super&x=0&y=0
日本語と英語の現象の間に関連があるかどうかはわかりませんが、似てはいますよね。
おもしろいです。
「超」の使い方ではないでしょうか。
超自然的現象 などといえば本来は「自然の現象ではない」というようなニュアンスでしたが今ではどちらかというと「すごく自然的な現象」みたいな風に変わりましたね。
昔は「超」がつくとその語を超えて、もはやそれではないというような状況をさしていましたが今は、その後を強調するような使われ方になっていますね。