歴史上の女性をすごく魅力的に書いている作品を教えてください!

http://q.hatena.ne.jp/1157563912
こちらに参加させていただいて、急に思いつきました。
内容が史実に忠実かそうでないかは問いません。
・ヒロイン自体は実在の人物(実在したであろうと推測されている、でも可)
・世界史/日本史問わず
・できれば小説で。漫画も多少読みますが、最近は遠のいているので絶対お薦め!と自信がある場合を除いては遠慮願います。

個人的に近年の代表的作品は、
佐藤賢一『傭兵ピエール』のジャンヌ・ダルク。
宮本昌孝『剣豪将軍義輝』の小侍従。
田中芳樹『奔流』の祝英台。など
ちなみに『歴史をさわがせた女たち』や大河ドラマになった『功名が辻』は既読です。

面白そうだと私が感じた主観で配点させていただきますのでご了承ください。
(もし既読でしたら、多少減点してしまうかもしれません)

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ベストアンサー

id:love-and-peace No.16

回答回数239ベストアンサー獲得回数2

ポイント45pt

お久しぶりです

goldwellさんの読書量は半端じゃないので既読であったらゴメンナサイ。

まず、宮城谷昌光さんをいくつか

「夏姫春秋」

なんか事実は小説より奇なりというか・・・・

夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)

夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

次に

「花の歳月」

老荘思想にもとづく慎み深い女性の一生です夏姫とは好対照ですね

花の歳月 (講談社文庫)

花の歳月 (講談社文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

最後に

短編集「沈黙の王」のなかの「妖異記」

褒姒の伝説です

沈黙の王 (文春文庫)

沈黙の王 (文春文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • メディア: 文庫

この短編集の最後に位置する「鳳凰の冠」もとても印象的な作品です

春秋時代の晋の大夫である羊舌氏の次男である淑向の物語ですが、強烈な個性を持つ彼の母との間の葛藤、夏姫の娘を娶ろうとする顛末が主軸となるのですが、夏姫の残影がフラッシュバックのようにちりばめられており、かなり凝ったできばえとなっています。

次にちょっと毛色の変わったもので

夢枕獏さんの陰陽師シリーズ短編集「陰陽師 飛天ノ巻」のなかの「鬼小町」

小野小町には沢山の伝説があるものの史実はよくわからない人ですが、これはその伝説を素材としており史実とはあまり関係ありません

陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)

陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • メディア: 文庫

お次は宮尾 登美子さん

「クレオパトラ」

独特のセンスで丹念に書き込まれているので好感は持てますが、オリエントに対する理解の深度が、少し浅いかも知れません。

クレオパトラ〈上〉 (朝日文庫)

クレオパトラ〈上〉 (朝日文庫)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • メディア: 文庫

ところで、goldwellさんは塩野七海さんはお好きですから当然「ルネッサンスの女たち」はお読みになっていますよね。

イタリアというと女性であることを隠して法王になった?(就任式の場で出産してしまったらしい)伝説の女性がいるのですが、今ちょっと手元に文献が見当たらないのでこの話はまた後日・・・

最後に、参考までに次の文献をお勧めします

ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ「神話の力」第6章「女神からの贈り物」

神話の力

神話の力

  • 作者: ジョーゼフ キャンベル ビル モイヤーズ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 単行本

id:goldwell

love-and-peaceさん、ホントお久しぶりですね。「よい本」以来でしょうか。

私の「読書量は半端じゃない」じゃなくてまだまだ半端なんですよ。しかも偏っているし。

はてなに入って読書関係の質問をさせてもらうと、本当に痛感します。おかげで世界が広がり、素晴らしい作家にも出会えましたが。


宮城谷昌光は、今年からの開拓作家なんですよね。いろいろあって本屋行くたびに迷っています。

http://q.hatena.ne.jp/1150422869

こちらでnischiura2006さんがお薦めしていた『楽毅』も購入リストに入ったままだし。

今回お薦めされた3作とも良さそうですが、当質問的には『夏姫春秋』が非常に気になります。


夢枕獏とか菊池秀行あたりは、学生時代にはまった時期はあったのですが、しばらく遠のいていましたね。『陰陽師』は映画化でブームになった時にチョット気にはなったものの、それきりでした。


塩野七生と言えば・・・最近出た『ローマ人の物語』の続編はもとより読もう読もうと思って山積みの本の中に・・・恥ずかしい限りで(汗;)


『クレオパトラ』

クレオパトラは印象として、あまり好きではないのは、『ローマ人の物語』のせいかもしれません。でもそこは彼女の立場としてならば、また違うかもしれないし。

『神話の力』も含め、

ことごとく未読です。やられました。

とにかく多数の作品を紹介いただいて感謝ですm(_ _)m

2006/09/13 00:02:25

その他の回答16件)

id:u2u2u2u No.1

回答回数122ベストアンサー獲得回数9

ポイント20pt

影武者徳川家康

梶の方(英勝院)

美しく有りながら知性的で聡明な感じ、

行動的ではあるが じゃじゃ馬感やおてんばな感じは無い。

物事の順序をわきまえ 自分の社会的立ち位置をよく理解している。

ある種の理想の女性像。

風呂場での世良田二郎三郎とのやり取りなんか最高にかっこいいと思う。

影武者徳川家康/隆 慶一郎

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101174156

影武者徳川家康(コミック)原哲夫

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088718135/sr=1-5/qid=115...


梶の方 解説(ウィキペディア)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%8B%9D%E9%99%A2

id:goldwell

残念!原作は既読でした。

×)原哲夫のコミックはまだ読んだことないです。

訂正)原哲夫のコミック版の方はまだ読んだことないです。

『花の慶次』は面白かったんですけど、『影武者~』の方はちょっと手を出しそびれてしまってました。


徳川家康をめぐる女性でも、梶の方についての見方は同意しますよ。

原作が既読という点以外は、いい感じの回答でした。

ありがとうございました。

2006/09/10 13:18:29
id:hengsu No.2

回答回数187ベストアンサー獲得回数10

ポイント15pt

奴の小万と呼ばれた女

女だてらに、しかも、町民なのに、武芸に秀でて、町奴らとケンカしたり、自分の信じる、生きる道を探して苦悩した木津屋お雪を描いています(晩年は仏門に入りますが)。芝居の題材にもなったようです。

id:goldwell

松井今朝子という作家自体読んだことありませんでした。

単に男だてらな女傑というわけでもなさそうだし、内容紹介を見ると面白そうな気がします。

2006/09/10 01:03:42
id:booboo_002 No.3

回答回数352ベストアンサー獲得回数14

ポイント25pt

http://homepage3.nifty.com/butainudenka/yasushi-inoue-japan....

「額田女王」

万葉の世界が、とてもリアルに描かれています。天武・天智の二人の間に揺れ動く心理葛藤。京の造営、移転など、歴史に翻弄されながらもおおらかに生きる万葉の女性の姿。和歌の背景を知り、古代世界を探検するような気持ちがしました。

id:goldwell

お、古代の有名どころが出てきましたね。

壬申の乱のあたりは、中大兄皇子、中臣鎌足、大海人皇子という人物に興味があったりします。

紹介されたURLも詳しく解説されてとても参考になります。

2006/09/10 13:17:42
id:Gelsy No.4

回答回数39ベストアンサー獲得回数2

ポイント10pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167135434

↑この作品を

http://www.interq.or.jp/asia/kakka/sacc/cg/list/nobunaga/ken...

↑この仮設をもとに、脳内変換しながら読んではいかがでしょうか。

id:goldwell

『天と地と』は映画は見たのですよ。

川中島のあたりは大筋は知っているので、わざわざ原作を読まなくてもいいかなと、読まず嫌いみたいな感じでしたね。

上杉謙信女性説かぁ~。そういえば佐藤賢一の新作で織田信長女性説で書かれた作品がありましたね。

もしかしたら、そちらをお薦めされる人がいるかもとは思っていましたが、

発想の転換で面白いかもしれませんが、うーむ微妙・・・。

2006/09/10 13:25:07
id:bijyou No.5

回答回数107ベストアンサー獲得回数4

ポイント35pt

 高島俊男「三国志きらめく群像」に出てくる丁夫人は、実に魅力的な女性です。丁夫人は劉夫人の死を受けて曹操の正妻になりましたが、劉夫人の生んだ曹昂を我が子のようにかわいがっていました。

 その昂が曹操の身代わりとなり死んだため、丁氏は強く曹操をなじりました。そのため実家に帰されても態度を変えませんでした。

 これは、男尊女卑の強かった当時、夫に殺されてもしかたのない応対でした。丁夫人は命を賭して権力者曹操に抗したのです。

 しかし、曹操の方も当時の慣習に逆らい、丁夫人の実家に出向き、最後の話合いをします(この場面の描写は透明感があります)。

 曹操は必死に説得しましたが、丁夫人が一言も返事をしなかったため、ふたりの離縁が決定しました。

 去り際、曹操が言うのです。「眞訣矣」(それじゃあ、もうほんとうにお別れなんだね)と。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480036032/ref=sr_11_1/50...

id:goldwell

そもそもbijyouさんの質問にて発想を得ましたということで、ここでお礼申し上げます。


曹昂の最後といえば、賈詡が参謀についていた張繍による夜襲の時ですね。

前夫人の子を厭わずにわが子のように可愛がったということだけでも、権力者の妻として珍しいですが、自分の主張を曲げないという点でも強い女性だったような気がします。


なんか久しぶりに三国志関係の本が読みたくなりました。紹介された作品はぜひ読んでみたいと思います。

2006/09/10 13:33:52
id:clockwork_mikan No.6

回答回数248ベストアンサー獲得回数4

ポイント30pt

川島芳子 - Wikipedia

Amazon.co.jp: 男装の麗人・川島芳子伝: 上坂 冬子: 本

Amazon.co.jp: 孤独の王女・川島芳子: 園本 琴音: 本

川嶋芳子さんのお話はなかなか面白いと思いますし、

当時、実際にこんな女性が居たのか、という驚きを禁じえません。

彼女を題材にした本は幾つかありまして、

獄中記など、多角的に描かれていますし、

映画『ラストエンペラー』にも、ちょこっと出てきますね。

id:goldwell

へ~新聞で時々評論を読んだことがある上坂冬子ってこんな小説を書いていたんだ。

川島芳子については、表面的なことしか今まで知りませんでした。

ウィキペディアを見る限り、生まれに比して波乱万丈な人生を送った女性ですね。

こちらも興味深いです。

2006/09/10 13:39:32
id:okanatumi No.7

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント15pt

織田作之助の「螢」はいかがでしょう。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480035591/hatena-2...


坂本龍馬をかくまった、寺田屋の女主人お登勢の生涯を描いた短編です。あっさりと書かれていますが、人間としての魅力が感じられる作品になっています。

ちくま文庫の短編集に入っていますが、入手困難なのが一番の問題でしょう。

id:goldwell

確かに坂本龍馬の人生で言えば、寺田屋の女主人お登勢は外せない人物です。損得抜きの献身から考えると姉に近い存在だったのでしょうか。

その生涯と言えば、確かに興味ある作品ですね。

いつも使っているオンライン本屋は注文不可能になっていますね・・・

amazonは送料高いからナァ・・・

2006/09/10 17:18:40
id:hamao No.8

回答回数3293ベストアンサー獲得回数40

ポイント25pt

http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=06662273

岩下志麻主演の草燃ゆるの原作となった永井路子の北条政子。

力強いタッチで頼朝の出陣から承久の乱まで駆け抜けて描かれています。

サブテキストとして同著者による炎環とかも合わせて読まれると深まります。

永井路子の作品はそれぞれがなかなかに読み応えがありますが、他にも流星とか姫の戦国もなかなかに素晴らしいです。

id:goldwell

北条政子はどうも感情の強さというか、後半生の烈女っていうイメージが強いですね。

永井路子ならば外れは無いかなぁとは思いますが。

2006/09/10 17:27:38
id:solipsist No.9

回答回数71ベストアンサー獲得回数3

ポイント13pt

『炎の門』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167218720

戦いだけでなく、実質剛健なスパルタでの生活も描いた作品で、主人公が仕える家の夫人などが優しさと強さを両立させた誇り高き武家の女、みたいな感じがしてかっこいいです。

id:goldwell

ふーむ。ちょっとお題とは違う感じがしますが、作品自体はテルモピュライでのペルシアvsギリシアという有名な戦いをとりあげ、とても面白そうな感じがします。

2006/09/10 17:32:26
id:batti55 No.10

回答回数904ベストアンサー獲得回数27

id:goldwell

サロメについては、いろんな作家が書いているので迷いますね。塩野七生でも挙げられた作品はまだ読んでいませんでした。

澁澤龍彦は、前にちょっと読んだことがあったけれど、難解な文章の気がしましたね。そこがいいという人もいるのだろうけど。

どのあたりが良いのか、もう少し説明が欲しかったですが。

2006/09/10 22:21:20
id:tosyosisyo99 No.11

回答回数100ベストアンサー獲得回数1

ポイント10pt

本能寺の変と武田松姫―上杉屏風が解き明かす戦国史の真相

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884161270/sr=8-2/qid=115...

武田信玄の娘、松姫の話です

id:goldwell

松姫(信松尼)は、bijyouさんの質問にて私が回答したんですよ~。

私が読んだのは違う小説でしたが。

首藤 義之という作家は知りませんでした。

あのぅ、出版社の紹介程度だけでなく、簡単な感想でいいんで、もう少し読んだ人なりの言及が欲しいですねぇ。

2006/09/10 22:27:27
id:gracegrace No.12

回答回数93ベストアンサー獲得回数1

ポイント15pt

古代ということで、漫画ですが、持統天皇を描いている作品があります。里中満智子『天上の虹』です。まだ、完結していないので、その点を気になさるようであれば、手を出されない方が懸命でしょう。作品そのものを味わうのであれば、今までのところなかなか読み応えがあります。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_list.jsp?n=20&type=t&a...

id:goldwell

田中芳樹や佐藤大輔に代表されるような、遅筆作家には慣れっこですから、気にしません(笑)

要は内容次第です。

実は歴史漫画は気になりつつも手を出していない作品が多いんですよ~。

前に書いたように、飛鳥時代は好きなんですよねぇ。気になるところです。。。

2006/09/10 22:32:43
id:moaizo No.13

回答回数266ベストアンサー獲得回数6

ポイント13pt

http://www.nikkei.co.jp/novel/20060208tu928000_08.html

現在、日経で連載中の「世界を創った男」はどうでしょう。モンゴルの英雄、チンギス・ハーンを主人公とした小説です。チンギスハーンの母、ホエルンが今のところチンギスの人生に大きな影響を与えていますね。いい意味で。また、妻ボルテも今後この物語の鍵となる人物のような気がします。

id:goldwell

今、日経新聞は読んでいないので知りませんでした。

チンギス・ハーンといえば、私は陳舜臣で読みました。違う人で読んでみるのもいいかもしれません。


ただ、連載中ということは、これから単行本になるということでから、すぐには読むことはできませんね・・・。

2006/09/11 22:47:41
id:jackinthebox No.14

回答回数9ベストアンサー獲得回数0

ポイント25pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122003660

真砂屋お峰 (中公文庫)

真砂屋お峰 (中公文庫)

  • 作者: 有吉 佐和子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 文庫

内容の紹介をしたいんですが、どう書いてもネタバレになりそうで…

一言でいうと江戸っ子の話です。世の流れに逆らい、権威を向こうに回し、肝を据えて世間に立ち向かった女性が主人公です。有吉佐和子の小説で、こんなに読後感のよいのは珍しいです。

江戸好きな方でしたら、一切の前情報抜きに一気読みすることをおすすめします。

id:goldwell

そういえば有吉 佐和子も名の知れた作品もあって、よく名前は聞くものの、読んだことがなかったです。

江戸時代は、政治的なものから庶民文化的なものまで触れる機会が多くて身近に感じてます(扱った作品も多いですしね)。

これを機会に読んでみようかと思います。


ちょっと気になったのは、

>有吉佐和子の小説で、こんなに読後感のよいのは珍しいです。

他の著作は結構あと引くってことですかねぇ~。

2006/09/11 22:54:19
id:rikuzai No.15

回答回数1366ベストアンサー獲得回数141

ポイント35pt

しばらく海外モノだとか立て続けに出たターゲット作者の新作を読んだりしていて、

あまり歴史小説に手を出していませんでしたので参加したいな…と思いつつ拝見していましたが、

あ、そういえば、というものがありましたので一つだけ。


巴御前

巴御前

  • 作者: 鈴木 輝一郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 単行本

鈴木輝一郎「巴御前」

元々男まさりの女性の話は読んでいて楽しいのですが、

その中でも巴御前は謎が多いこともあって色々出ているので読み比べると更に楽しい。

静御前とよく比較もされますが、私は断然巴派です。

↑の作品は既読かもしれないと思ったのですが、

とりあえずプロフィールにありませんでしたのでダメもとで。

いかにも歴史小説という感じで楽しめました。(ちょっと架空も入ってますし)

また今までの巴の一途な部分ではなくて、ある意味冷酷な面などが出ていて、

私はかえって非常に人間味を感じました。


とにもかくにも鎌倉は政子さんもいますしなかなか楽しい時代。

もしコミックに抵抗がないようでしたら↓などもどうでしょう。

吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫)

吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫)

  • 作者: 竹宮 恵子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 文庫

竹宮恵子「吾妻鏡」

この時代良くご存知の質問者さんには物足りないかもしれませんが、

女性作家からの視点とコミックという媒体での視点から読むことができて、

少々新鮮に感じられるかもしれません。


以上ご参考まで。

id:goldwell

rikuzaiさん、(やや)お久しぶりです(^_^)

いえいえ、私はこの時代は通り一遍のことしか知らないです。特に女性に関しては。


『巴御前』に関しては、レビューも見ると、アレですね。読む人のイメージが硬いとつまらなくて、自由に楽しむ余裕がある人向けのようです。

架空部分に関しては作者の力量次第だと思うので、上手に騙して欲しいですね(笑)

期待できそうな作品のようです。


女性漫画家にあまり縁が無い私ですが、確か竹宮恵子のは読んだことあって(タイトルが思い出せない)、素直に受け入れられそうです。

2006/09/12 23:22:43
id:love-and-peace No.16

回答回数239ベストアンサー獲得回数2ここでベストアンサー

ポイント45pt

お久しぶりです

goldwellさんの読書量は半端じゃないので既読であったらゴメンナサイ。

まず、宮城谷昌光さんをいくつか

「夏姫春秋」

なんか事実は小説より奇なりというか・・・・

夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)

夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

次に

「花の歳月」

老荘思想にもとづく慎み深い女性の一生です夏姫とは好対照ですね

花の歳月 (講談社文庫)

花の歳月 (講談社文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

最後に

短編集「沈黙の王」のなかの「妖異記」

褒姒の伝説です

沈黙の王 (文春文庫)

沈黙の王 (文春文庫)

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • メディア: 文庫

この短編集の最後に位置する「鳳凰の冠」もとても印象的な作品です

春秋時代の晋の大夫である羊舌氏の次男である淑向の物語ですが、強烈な個性を持つ彼の母との間の葛藤、夏姫の娘を娶ろうとする顛末が主軸となるのですが、夏姫の残影がフラッシュバックのようにちりばめられており、かなり凝ったできばえとなっています。

次にちょっと毛色の変わったもので

夢枕獏さんの陰陽師シリーズ短編集「陰陽師 飛天ノ巻」のなかの「鬼小町」

小野小町には沢山の伝説があるものの史実はよくわからない人ですが、これはその伝説を素材としており史実とはあまり関係ありません

陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)

陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • メディア: 文庫

お次は宮尾 登美子さん

「クレオパトラ」

独特のセンスで丹念に書き込まれているので好感は持てますが、オリエントに対する理解の深度が、少し浅いかも知れません。

クレオパトラ〈上〉 (朝日文庫)

クレオパトラ〈上〉 (朝日文庫)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • メディア: 文庫

ところで、goldwellさんは塩野七海さんはお好きですから当然「ルネッサンスの女たち」はお読みになっていますよね。

イタリアというと女性であることを隠して法王になった?(就任式の場で出産してしまったらしい)伝説の女性がいるのですが、今ちょっと手元に文献が見当たらないのでこの話はまた後日・・・

最後に、参考までに次の文献をお勧めします

ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ「神話の力」第6章「女神からの贈り物」

神話の力

神話の力

  • 作者: ジョーゼフ キャンベル ビル モイヤーズ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 単行本

id:goldwell

love-and-peaceさん、ホントお久しぶりですね。「よい本」以来でしょうか。

私の「読書量は半端じゃない」じゃなくてまだまだ半端なんですよ。しかも偏っているし。

はてなに入って読書関係の質問をさせてもらうと、本当に痛感します。おかげで世界が広がり、素晴らしい作家にも出会えましたが。


宮城谷昌光は、今年からの開拓作家なんですよね。いろいろあって本屋行くたびに迷っています。

http://q.hatena.ne.jp/1150422869

こちらでnischiura2006さんがお薦めしていた『楽毅』も購入リストに入ったままだし。

今回お薦めされた3作とも良さそうですが、当質問的には『夏姫春秋』が非常に気になります。


夢枕獏とか菊池秀行あたりは、学生時代にはまった時期はあったのですが、しばらく遠のいていましたね。『陰陽師』は映画化でブームになった時にチョット気にはなったものの、それきりでした。


塩野七生と言えば・・・最近出た『ローマ人の物語』の続編はもとより読もう読もうと思って山積みの本の中に・・・恥ずかしい限りで(汗;)


『クレオパトラ』

クレオパトラは印象として、あまり好きではないのは、『ローマ人の物語』のせいかもしれません。でもそこは彼女の立場としてならば、また違うかもしれないし。

『神話の力』も含め、

ことごとく未読です。やられました。

とにかく多数の作品を紹介いただいて感謝ですm(_ _)m

2006/09/13 00:02:25
id:bijyou No.17

回答回数107ベストアンサー獲得回数4

ポイント35pt

 『中国の大盗賊』に出てくる馬皇后もお薦めです。馬皇后は朱元璋の奥さんで、朱元璋を秀吉になぞらえた時、信長にあたる郭子興の親友の娘です。イメージとしては、家康の娘ぐらいですかね。

 朱元璋はかなりむづかしい人物でした。坊主上がりを気にしていた彼は、上奏文に「僧」「生」「禿」「光」の字があるだけで部下を殺しました(なぜか国号「明」は大丈夫だった)。それに加えて、疑心暗鬼から部下とその家族を少なくとも五万人は殺しています。

 そんな男にゆいいつ信用された女性が馬皇后です。皇后になってからも夫の食事をつくるのを許されていました。また、治療がうまく行かなかった場合に医者が殺されるのを避けるため、病気になっても医者を近づけない女性でした。その返礼としてか、馬皇后が亡くなった後、朱元璋は代わりの皇后を死ぬまで立てませんでした。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061497464/sr=1-1/qid=1158166...

id:goldwell

明を起こした一代の梟雄・朱元璋自身も一筋縄でない人物ですが、その彼が唯一心を許した女性とはどんな人物だったのか?

とても興味深いです。


凡人には心が計り知れない英雄の周りにて個性を発揮した女性というのにも興味があります。

日本の戦国時代で言えば、織田信長ならば濃姫・生駒氏、家康ならば梶の方、茶阿局・・・

中国史に関しても範囲が広いのもあって、まだまだいそうですね。

2006/09/14 23:24:31
  • id:goldwell
    追記ですいません。
    既読かどうかの判断は、私のダイアリのプロフィールをご覧になっていただければ参考になるかも。
    http://d.hatena.ne.jp/goldwell/
  • id:bijyou
     堺屋チンギスを毎朝読んでいる上で言うけど、陳瞬臣の『草原の一族』を楽しんだことがあるのなら、読む必要はまったくないよ(堺屋チンギスの方がホエルンだけは元気だけど。新聞小説だからしかたないのかもしれないが、構成がぐだぐだで、チンギス・ハーンのなにを表現したいのかはっきりしない)。
     逆に堺屋チンギスを読んでいて、草原の一族を読んでいない人は絶対に読むべき四冊だと思う(たしか文庫で四巻だったような)。『銀英伝』ファーレンハイトの辞世と同じ理窟。
     チンギス・ハーンものでなにげに傑作なのが、横山光輝の『チンギス・ハーン』。内面描写のないマンガの方が、ぼくたちとはちがう価値観で生きているチンギス・ハーンを(たぶんにケガの功名だが)よく表現できている。リアリティーがある。


     危ない。回答欄に書くところだった。
  • id:goldwell
    いずれにしろ新聞連載小説というものは読む習慣が無くて、本としてまとめて読みたいもんです。そうすればamazonとかで色んな人の感想も参考にできるし。
    書籍代限られているんで(ノД`)、できれば文庫で読みたいなぁ。
    むしろ陳舜臣『チンギス・ハーンの一族』は読んでから10年くらい経ってて、もうほとんど内容を憶えていないので読み返してみようかなと思う次第です。

    横山光輝もチンギス・ハーン描いていたのかぁ。
    三国志とか項羽と劉邦あたりの作品を読んだことあるけど、内容展開は別として、どうも人物の絵が・・・。
    どちらかというと『蒼天航路』や園田光慶&久保田千太郎の三国志みたいな劇画チックの方が好みでしたね。
  • id:jackinthebox
    設問の趣旨からは離れてしまいますが、質問者様のコメントにお答えして、有吉佐和子といえばの歴史ものもう一作をご紹介しておきます。

    ISBN:4101132062

    美談に隠れた嫁姑の命懸けの確執、それを飲み込んだ上で、あえて人体実験を続ける夫。いや、いろいろ考え込んでしまいます。わりと最近NHKでドラマ化されてましたね。
    有吉佐和子の作品はこっち系の読後感のものが多いです。(『不信のとき』とか)

    設問離れての有吉作品の個人的なおすすめは

    読後感良:
    ISBN:4167137046
    心ならずも作者の手を離れた青磁の壷を狂言回しにした一話完結もの。ラスト作者と壷とが思わぬ再会を果たします。

    ドロドロ系(連作です):
    ISBN:4087502694
    ISBN:4087503003
    手練の芸道もの。踊り下手で控えめな少女が家元夫人となり、ついには…
  • id:bijyou
    ・ぼくなんて、タイトルすら覚えていなかった(笑)。文庫本一巻の『チンギス・ハーンの一族~草原の覇者~』をごっちゃにして記憶していたみたい。恥かしい。
     横山チンギスだけはあの画が逆に功を奏している。なに考えているかわからないから(笑)。表情がないから。


    ・ぼくは完全に文庫オンリーですね(ミステリ作家森博嗣も同じ)。寝ながら、ゲームをしながら、お酒を飲みながらと、ながら読書が多いので文庫じゃないと困る。石の上にも三年、本屋の前でも三年。文庫になるのを待ちます。


    ・有吉佐和子自体が歴史に出てきそうな女性だったような。北杜夫ともけんかしてたし(原因は北のおせっかいな電話だけど)
  • id:jackinthebox
    ひたすら設問から逸れてしまって済みません。

    有吉佐和子の人となりを語るには知識不足ですが(いくつかのインタビューを読んだことがあるのと笑っていいとものあの出演シーンを見たことがあるくらい)、

    ISBN:4101132216

    の、「偉大な人間は、欠点もまた偉大」という科白は彼女自身のためにあるのかも知れませんね。娘さんの有吉玉青の

    ISBN:4101132704

    なんて本もあります。
  • id:moaizo
     堺屋チンギスはいまいちですか。うーん、僕は面白いと思ったのですが。はじめてチンギスハーンの歴史小説を読んだ、ということもあるかもしれないですね。

     出版はまだ先でしょうね。前の連載小説は一月まで連載してたみたいですし。まだチンギス、若いですし。
  • id:goldwell
    jackinthebox さん
    すまんです。ISBNコードを検索するのが面倒で返事が遅れました。
    せっかく沢山紹介していただいたので、他の人の為にも、書名とあわせて書いておきますね。

    ISBN:4101132062『華岡青洲の妻』

    ISBN:4167137046『青い壺』

    ISBN:4087502694『連舞』
    ISBN:4087503003『乱舞』

    ISBN:4101132216『開幕ベルは華やかに』

    ISBN:4101132704『身がわり』

    一番上のは、聞いたことがあると思ったら、NHKドラマ化されたんですね。
    『不信のとき』は、今カミさんがはまっています(笑)

    思うに結構女性作家は感情描写が細かいというか、ドロドロした人間関係を書かせるとうまい人がいますよね。
    ちょっと違うかもしれませんが、山崎豊子を思い出します。
    同じテーマを扱っても、男性作家が説明が多くて、ドライになり勝ちなのに対して、女性の方が会話シーンから物語を紡ぎだしていく傾向があるかも(あくまでも私の中だけですけどね)。
  • id:goldwell
    bijyou さん
    >横山チンギスだけはあの画が逆に功を奏している。なに考えているかわからないから(笑)。表情がないから。

    なるほど、それは意外と面白い!

    私は95%くらい文庫ですね。
    ハードカバーは、お気に入りの作家で新作の文庫化が待ちきれない時のみです。

    あと、今時の何とか賞で騒がれる若い女性作家よりも、ベテラン作家の方が生き方も味があって好きです。

    moaizoさん
    本の感想は人それぞれですからね。読書歴にもよるし。
    チンギス・ハーン自体は好きな人物なんで、興味はあります。
    私は読んでいないですが、堺屋太一は『豊臣秀長』が面白かったと知人が言っていたし。
    ただ、文庫を待ちたいですね・・・。
  • id:bijyou
     『豊臣秀長』はぼくも好きです。堺屋太一が秀長のことを「あの人」「この人」言っていたのは気になったけど。こちらは作品のテーマが明らかで、構成もしっかりしていて実に読みやすいです。


     若い女性作家・・・・・・。今年読んだ中でいちばん若い作家が半藤一利(笑)。昭和五年生れ(「日本のいちばん長い日」よかった)。あと読んだのは川端康成と星新一くらい。星は年中読み返している。
     いまは丸谷才一の『文章読本』を読んでます。


     話を若干本筋に戻しますけど、『ローマ人の物語』に出てくるカエサルの奥さんって、すこし萌えキャラですよね。運命の三月十五日(Idibus Martiis)、カエサルにめずらしく駄々をこねて外出しないようにお願いしてみたり、訃報を聞いて気絶したり。
  • id:jackinthebox
    > 思うに結構女性作家は感情描写が細かいというか、ドロドロした人間関係を書かせるとうまい人がいますよね。

    ミスリードしてしまったようなら申し訳ないです。個人的に有吉佐和子作品を読んで一番感じるのは、教養に裏打ちされた知性です。初期の作品には才が勝ちすぎた印象を与えるものもありますが、後の芸道ものに続く『地唄』(ISBN:4101132046)の琴柱のシーンなど圧巻です。(完全版の『断弦』よりむしろそのうちの一章のみ取り出した『地唄』の方がおすすめ)

    本題に戻って、『助左衛門四代記』(ISBN:4101132038)は、旧家の中で生きる様々な女性を魅力的に描き出していて、『真砂屋お峰』とはまた違った趣でおすすめです。
  • id:goldwell
    んーちょっと書き方が悪かったかも。
    私は若い人のセンス?や斬新さってやつよりも、経験や知識に裏打ちされた内容の濃さの方を選びたいってことです。

    そういう点で、やっぱり面白いなぁと思う作家はだいたい若くても40代からかなぁ。

    bijyouさんの一番若くて半藤一利っていうのも(笑)
    いきなり戦中派じゃないっすか。
    前に太平洋戦争の海戦モノをいろいろ読んだ時に目にした記憶があります。たとえば『ルンガ沖夜戦』だったかな?

    >運命の三月十五日(Idibus Martiis)
    悪夢を見たカエサルの妻カルプルニアですね(さっき読み返した)。そういや『ローマ人の物語』から拾うだけでも、今回のお題に合いそうな女性は沢山いそうな気がします。
    でもすぐに思い浮かばないや。名前とか人間関係を整理しないと・・・。

    jackintheboxさん
    ちょっと書き方が一面的過ぎたかもしれません。
    かつて私が金融関係をテーマにした作品を連続して読んだ時に、たまたまそう感じただけで。
    たいして女性作家を読んでいないくせにいい加減なことを書いてしまいました・・・。反省○| ̄|_

    >教養に裏打ちされた知性です
    素晴らしいですね。いい意味で憧れます。
    今回のお題とは関係なくとも、紹介された作品は検討してみようと思います。

    それにしても、こうやって回答受付期間中でも気軽にコメントのやりとりをできるようになったのは、大変素晴らしいことですが、更に望むなら、リンクを反映させてもらいたいものですね。



  • id:goldwell
    あぶない、あぶない、帰宅が遅れて締切に間に合わないか焦りました。

    期待していた以上の回答が寄せられ、今後の楽しみが増えました。
    皆さん、どうもありがとうございました。
    一応、配点のポイントとか、回答で寄せられた作品の一覧は、ダイアリーの方にまとめました。
  • id:love-and-peace
    すいませんこんなに遅くにコメントして申し訳ありません。
    『いるか賞』をいただき恐縮しております。

    さて女性の教皇の話は塩野七生さんの愛の年代記に『女法王ジョヴァンナ』という題で載ってますね。

    それから、『ローマ人の物語』から女性のエピソードが沢山拾えるという話に触発されて申し上げますと、たとえば宮城谷さんの『三国志』(既刊は3巻まで)の中で後漢王朝の衰退期が描かれていますが、ここからも沢山拾えますよ。皇后、皇帝の生母、乳母、権力者の妻(孫寿)から隠棲した賢人の妻まで豊富にそろってますね。
    また『今昔物語』なんかも沢山ありますね。ただし史実というより説話ですが。結構男女の恋の駆け引きじみた話が豊富ですね。

    最後に、『世界悪女物語』(澁澤龍彦)を追加紹介しておきます。
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4167140055/ref=dp_nav_0/503-2969025-0045508?ie=UTF8&n=465392&s=books
  • id:goldwell
    love-and-peaceさん
    わざわざありがとうございます。
    時間かけて探せば、お題に合う作品はいくらでも出てきそうですね。
    私自身、過去に読んだけれど内容を忘れているもので該当しそうなものはあります。
    思うに、平和な世よりも乱世の方が男女に関わらず個性が発揮されて名作が生まれる素地みたいなものがあるのかもしれません。

    『世界悪女物語』(澁澤龍彦)
    #10のbatti55さんがすでに紹介されているのですが、どんな感じかわからなかったもので・・・
    (過去に私が澁澤龍彦を読んだ時の印象では、さほど興味がわかなかったのもありました)

    でも時々、良妻賢母よりも悪女に魅力を感じるパターンってありますね(笑)
    今、『ローマ人の物語』で五賢帝の1人・トラヤヌス帝のところを読んでいて、その輝かしい業績に比べて地味で質素な私生活の為、歴史家に伝記を書かせる意欲がわかなかったのでは?という著者の推測が面白いです。

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