http://q.hatena.ne.jp/1157563912
こちらに参加させていただいて、急に思いつきました。
内容が史実に忠実かそうでないかは問いません。
・ヒロイン自体は実在の人物(実在したであろうと推測されている、でも可)
・世界史/日本史問わず
・できれば小説で。漫画も多少読みますが、最近は遠のいているので絶対お薦め!と自信がある場合を除いては遠慮願います。
個人的に近年の代表的作品は、
佐藤賢一『傭兵ピエール』のジャンヌ・ダルク。
宮本昌孝『剣豪将軍義輝』の小侍従。
田中芳樹『奔流』の祝英台。など
ちなみに『歴史をさわがせた女たち』や大河ドラマになった『功名が辻』は既読です。
面白そうだと私が感じた主観で配点させていただきますのでご了承ください。
(もし既読でしたら、多少減点してしまうかもしれません)
お久しぶりです
goldwellさんの読書量は半端じゃないので既読であったらゴメンナサイ。
まず、宮城谷昌光さんをいくつか
「夏姫春秋」
なんか事実は小説より奇なりというか・・・・
次に
「花の歳月」
老荘思想にもとづく慎み深い女性の一生です夏姫とは好対照ですね
最後に
短編集「沈黙の王」のなかの「妖異記」
褒姒の伝説です
この短編集の最後に位置する「鳳凰の冠」もとても印象的な作品です
春秋時代の晋の大夫である羊舌氏の次男である淑向の物語ですが、強烈な個性を持つ彼の母との間の葛藤、夏姫の娘を娶ろうとする顛末が主軸となるのですが、夏姫の残影がフラッシュバックのようにちりばめられており、かなり凝ったできばえとなっています。
次にちょっと毛色の変わったもので
夢枕獏さんの陰陽師シリーズ短編集「陰陽師 飛天ノ巻」のなかの「鬼小町」
小野小町には沢山の伝説があるものの史実はよくわからない人ですが、これはその伝説を素材としており史実とはあまり関係ありません
お次は宮尾 登美子さん
「クレオパトラ」
独特のセンスで丹念に書き込まれているので好感は持てますが、オリエントに対する理解の深度が、少し浅いかも知れません。
ところで、goldwellさんは塩野七海さんはお好きですから当然「ルネッサンスの女たち」はお読みになっていますよね。
イタリアというと女性であることを隠して法王になった?(就任式の場で出産してしまったらしい)伝説の女性がいるのですが、今ちょっと手元に文献が見当たらないのでこの話はまた後日・・・
最後に、参考までに次の文献をお勧めします
ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ「神話の力」第6章「女神からの贈り物」
影武者徳川家康
梶の方(英勝院)
美しく有りながら知性的で聡明な感じ、
行動的ではあるが じゃじゃ馬感やおてんばな感じは無い。
物事の順序をわきまえ 自分の社会的立ち位置をよく理解している。
ある種の理想の女性像。
風呂場での世良田二郎三郎とのやり取りなんか最高にかっこいいと思う。
影武者徳川家康/隆 慶一郎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101174156
影武者徳川家康(コミック)原哲夫
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088718135/sr=1-5/qid=115...
梶の方 解説(ウィキペディア)
残念!原作は既読でした。
×)原哲夫のコミックはまだ読んだことないです。
訂正)原哲夫のコミック版の方はまだ読んだことないです。
『花の慶次』は面白かったんですけど、『影武者~』の方はちょっと手を出しそびれてしまってました。
徳川家康をめぐる女性でも、梶の方についての見方は同意しますよ。
原作が既読という点以外は、いい感じの回答でした。
ありがとうございました。
女だてらに、しかも、町民なのに、武芸に秀でて、町奴らとケンカしたり、自分の信じる、生きる道を探して苦悩した木津屋お雪を描いています(晩年は仏門に入りますが)。芝居の題材にもなったようです。
松井今朝子という作家自体読んだことありませんでした。
単に男だてらな女傑というわけでもなさそうだし、内容紹介を見ると面白そうな気がします。
http://homepage3.nifty.com/butainudenka/yasushi-inoue-japan....
「額田女王」
万葉の世界が、とてもリアルに描かれています。天武・天智の二人の間に揺れ動く心理葛藤。京の造営、移転など、歴史に翻弄されながらもおおらかに生きる万葉の女性の姿。和歌の背景を知り、古代世界を探検するような気持ちがしました。
お、古代の有名どころが出てきましたね。
壬申の乱のあたりは、中大兄皇子、中臣鎌足、大海人皇子という人物に興味があったりします。
紹介されたURLも詳しく解説されてとても参考になります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167135434
↑この作品を
http://www.interq.or.jp/asia/kakka/sacc/cg/list/nobunaga/ken...
↑この仮設をもとに、脳内変換しながら読んではいかがでしょうか。
『天と地と』は映画は見たのですよ。
川中島のあたりは大筋は知っているので、わざわざ原作を読まなくてもいいかなと、読まず嫌いみたいな感じでしたね。
上杉謙信女性説かぁ~。そういえば佐藤賢一の新作で織田信長女性説で書かれた作品がありましたね。
もしかしたら、そちらをお薦めされる人がいるかもとは思っていましたが、
発想の転換で面白いかもしれませんが、うーむ微妙・・・。
高島俊男「三国志きらめく群像」に出てくる丁夫人は、実に魅力的な女性です。丁夫人は劉夫人の死を受けて曹操の正妻になりましたが、劉夫人の生んだ曹昂を我が子のようにかわいがっていました。
その昂が曹操の身代わりとなり死んだため、丁氏は強く曹操をなじりました。そのため実家に帰されても態度を変えませんでした。
これは、男尊女卑の強かった当時、夫に殺されてもしかたのない応対でした。丁夫人は命を賭して権力者曹操に抗したのです。
しかし、曹操の方も当時の慣習に逆らい、丁夫人の実家に出向き、最後の話合いをします(この場面の描写は透明感があります)。
曹操は必死に説得しましたが、丁夫人が一言も返事をしなかったため、ふたりの離縁が決定しました。
去り際、曹操が言うのです。「眞訣矣」(それじゃあ、もうほんとうにお別れなんだね)と。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480036032/ref=sr_11_1/50...
そもそもbijyouさんの質問にて発想を得ましたということで、ここでお礼申し上げます。
曹昂の最後といえば、賈詡が参謀についていた張繍による夜襲の時ですね。
前夫人の子を厭わずにわが子のように可愛がったということだけでも、権力者の妻として珍しいですが、自分の主張を曲げないという点でも強い女性だったような気がします。
なんか久しぶりに三国志関係の本が読みたくなりました。紹介された作品はぜひ読んでみたいと思います。
Amazon.co.jp: 男装の麗人・川島芳子伝: 上坂 冬子: 本
Amazon.co.jp: 孤独の王女・川島芳子: 園本 琴音: 本
川嶋芳子さんのお話はなかなか面白いと思いますし、
当時、実際にこんな女性が居たのか、という驚きを禁じえません。
彼女を題材にした本は幾つかありまして、
獄中記など、多角的に描かれていますし、
映画『ラストエンペラー』にも、ちょこっと出てきますね。
へ~新聞で時々評論を読んだことがある上坂冬子ってこんな小説を書いていたんだ。
川島芳子については、表面的なことしか今まで知りませんでした。
ウィキペディアを見る限り、生まれに比して波乱万丈な人生を送った女性ですね。
こちらも興味深いです。
織田作之助の「螢」はいかがでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480035591/hatena-2...
坂本龍馬をかくまった、寺田屋の女主人お登勢の生涯を描いた短編です。あっさりと書かれていますが、人間としての魅力が感じられる作品になっています。
ちくま文庫の短編集に入っていますが、入手困難なのが一番の問題でしょう。
確かに坂本龍馬の人生で言えば、寺田屋の女主人お登勢は外せない人物です。損得抜きの献身から考えると姉に近い存在だったのでしょうか。
その生涯と言えば、確かに興味ある作品ですね。
いつも使っているオンライン本屋は注文不可能になっていますね・・・
amazonは送料高いからナァ・・・
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=06662273
岩下志麻主演の草燃ゆるの原作となった永井路子の北条政子。
力強いタッチで頼朝の出陣から承久の乱まで駆け抜けて描かれています。
サブテキストとして同著者による炎環とかも合わせて読まれると深まります。
永井路子の作品はそれぞれがなかなかに読み応えがありますが、他にも流星とか姫の戦国もなかなかに素晴らしいです。
北条政子はどうも感情の強さというか、後半生の烈女っていうイメージが強いですね。
永井路子ならば外れは無いかなぁとは思いますが。
『炎の門』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167218720
戦いだけでなく、実質剛健なスパルタでの生活も描いた作品で、主人公が仕える家の夫人などが優しさと強さを両立させた誇り高き武家の女、みたいな感じがしてかっこいいです。
ふーむ。ちょっとお題とは違う感じがしますが、作品自体はテルモピュライでのペルシアvsギリシアという有名な戦いをとりあげ、とても面白そうな感じがします。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410118111X/sr=1-49/
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167140055/sr=1-19/
下は全く小説ではないですが面白かったです。
サロメについては、いろんな作家が書いているので迷いますね。塩野七生でも挙げられた作品はまだ読んでいませんでした。
澁澤龍彦は、前にちょっと読んだことがあったけれど、難解な文章の気がしましたね。そこがいいという人もいるのだろうけど。
どのあたりが良いのか、もう少し説明が欲しかったですが。
本能寺の変と武田松姫―上杉屏風が解き明かす戦国史の真相
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884161270/sr=8-2/qid=115...
武田信玄の娘、松姫の話です
松姫(信松尼)は、bijyouさんの質問にて私が回答したんですよ~。
私が読んだのは違う小説でしたが。
首藤 義之という作家は知りませんでした。
あのぅ、出版社の紹介程度だけでなく、簡単な感想でいいんで、もう少し読んだ人なりの言及が欲しいですねぇ。
古代ということで、漫画ですが、持統天皇を描いている作品があります。里中満智子『天上の虹』です。まだ、完結していないので、その点を気になさるようであれば、手を出されない方が懸命でしょう。作品そのものを味わうのであれば、今までのところなかなか読み応えがあります。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_list.jsp?n=20&type=t&a...
田中芳樹や佐藤大輔に代表されるような、遅筆作家には慣れっこですから、気にしません(笑)
要は内容次第です。
実は歴史漫画は気になりつつも手を出していない作品が多いんですよ~。
前に書いたように、飛鳥時代は好きなんですよねぇ。気になるところです。。。
http://www.nikkei.co.jp/novel/20060208tu928000_08.html
現在、日経で連載中の「世界を創った男」はどうでしょう。モンゴルの英雄、チンギス・ハーンを主人公とした小説です。チンギスハーンの母、ホエルンが今のところチンギスの人生に大きな影響を与えていますね。いい意味で。また、妻ボルテも今後この物語の鍵となる人物のような気がします。
今、日経新聞は読んでいないので知りませんでした。
チンギス・ハーンといえば、私は陳舜臣で読みました。違う人で読んでみるのもいいかもしれません。
ただ、連載中ということは、これから単行本になるということでから、すぐには読むことはできませんね・・・。
そういえば有吉 佐和子も名の知れた作品もあって、よく名前は聞くものの、読んだことがなかったです。
江戸時代は、政治的なものから庶民文化的なものまで触れる機会が多くて身近に感じてます(扱った作品も多いですしね)。
これを機会に読んでみようかと思います。
ちょっと気になったのは、
>有吉佐和子の小説で、こんなに読後感のよいのは珍しいです。
他の著作は結構あと引くってことですかねぇ~。
しばらく海外モノだとか立て続けに出たターゲット作者の新作を読んだりしていて、
あまり歴史小説に手を出していませんでしたので参加したいな…と思いつつ拝見していましたが、
あ、そういえば、というものがありましたので一つだけ。
鈴木輝一郎「巴御前」
元々男まさりの女性の話は読んでいて楽しいのですが、
その中でも巴御前は謎が多いこともあって色々出ているので読み比べると更に楽しい。
静御前とよく比較もされますが、私は断然巴派です。
↑の作品は既読かもしれないと思ったのですが、
とりあえずプロフィールにありませんでしたのでダメもとで。
いかにも歴史小説という感じで楽しめました。(ちょっと架空も入ってますし)
また今までの巴の一途な部分ではなくて、ある意味冷酷な面などが出ていて、
私はかえって非常に人間味を感じました。
とにもかくにも鎌倉は政子さんもいますしなかなか楽しい時代。
もしコミックに抵抗がないようでしたら↓などもどうでしょう。
竹宮恵子「吾妻鏡」
この時代良くご存知の質問者さんには物足りないかもしれませんが、
女性作家からの視点とコミックという媒体での視点から読むことができて、
少々新鮮に感じられるかもしれません。
以上ご参考まで。
rikuzaiさん、(やや)お久しぶりです(^_^)
いえいえ、私はこの時代は通り一遍のことしか知らないです。特に女性に関しては。
『巴御前』に関しては、レビューも見ると、アレですね。読む人のイメージが硬いとつまらなくて、自由に楽しむ余裕がある人向けのようです。
架空部分に関しては作者の力量次第だと思うので、上手に騙して欲しいですね(笑)
期待できそうな作品のようです。
女性漫画家にあまり縁が無い私ですが、確か竹宮恵子のは読んだことあって(タイトルが思い出せない)、素直に受け入れられそうです。
お久しぶりです
goldwellさんの読書量は半端じゃないので既読であったらゴメンナサイ。
まず、宮城谷昌光さんをいくつか
「夏姫春秋」
なんか事実は小説より奇なりというか・・・・
次に
「花の歳月」
老荘思想にもとづく慎み深い女性の一生です夏姫とは好対照ですね
最後に
短編集「沈黙の王」のなかの「妖異記」
褒姒の伝説です
この短編集の最後に位置する「鳳凰の冠」もとても印象的な作品です
春秋時代の晋の大夫である羊舌氏の次男である淑向の物語ですが、強烈な個性を持つ彼の母との間の葛藤、夏姫の娘を娶ろうとする顛末が主軸となるのですが、夏姫の残影がフラッシュバックのようにちりばめられており、かなり凝ったできばえとなっています。
次にちょっと毛色の変わったもので
夢枕獏さんの陰陽師シリーズ短編集「陰陽師 飛天ノ巻」のなかの「鬼小町」
小野小町には沢山の伝説があるものの史実はよくわからない人ですが、これはその伝説を素材としており史実とはあまり関係ありません
お次は宮尾 登美子さん
「クレオパトラ」
独特のセンスで丹念に書き込まれているので好感は持てますが、オリエントに対する理解の深度が、少し浅いかも知れません。
ところで、goldwellさんは塩野七海さんはお好きですから当然「ルネッサンスの女たち」はお読みになっていますよね。
イタリアというと女性であることを隠して法王になった?(就任式の場で出産してしまったらしい)伝説の女性がいるのですが、今ちょっと手元に文献が見当たらないのでこの話はまた後日・・・
最後に、参考までに次の文献をお勧めします
ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ「神話の力」第6章「女神からの贈り物」
love-and-peaceさん、ホントお久しぶりですね。「よい本」以来でしょうか。
私の「読書量は半端じゃない」じゃなくてまだまだ半端なんですよ。しかも偏っているし。
はてなに入って読書関係の質問をさせてもらうと、本当に痛感します。おかげで世界が広がり、素晴らしい作家にも出会えましたが。
宮城谷昌光は、今年からの開拓作家なんですよね。いろいろあって本屋行くたびに迷っています。
http://q.hatena.ne.jp/1150422869
こちらでnischiura2006さんがお薦めしていた『楽毅』も購入リストに入ったままだし。
今回お薦めされた3作とも良さそうですが、当質問的には『夏姫春秋』が非常に気になります。
夢枕獏とか菊池秀行あたりは、学生時代にはまった時期はあったのですが、しばらく遠のいていましたね。『陰陽師』は映画化でブームになった時にチョット気にはなったものの、それきりでした。
塩野七生と言えば・・・最近出た『ローマ人の物語』の続編はもとより読もう読もうと思って山積みの本の中に・・・恥ずかしい限りで(汗;)
『クレオパトラ』
クレオパトラは印象として、あまり好きではないのは、『ローマ人の物語』のせいかもしれません。でもそこは彼女の立場としてならば、また違うかもしれないし。
『神話の力』も含め、
ことごとく未読です。やられました。
とにかく多数の作品を紹介いただいて感謝ですm(_ _)m
『中国の大盗賊』に出てくる馬皇后もお薦めです。馬皇后は朱元璋の奥さんで、朱元璋を秀吉になぞらえた時、信長にあたる郭子興の親友の娘です。イメージとしては、家康の娘ぐらいですかね。
朱元璋はかなりむづかしい人物でした。坊主上がりを気にしていた彼は、上奏文に「僧」「生」「禿」「光」の字があるだけで部下を殺しました(なぜか国号「明」は大丈夫だった)。それに加えて、疑心暗鬼から部下とその家族を少なくとも五万人は殺しています。
そんな男にゆいいつ信用された女性が馬皇后です。皇后になってからも夫の食事をつくるのを許されていました。また、治療がうまく行かなかった場合に医者が殺されるのを避けるため、病気になっても医者を近づけない女性でした。その返礼としてか、馬皇后が亡くなった後、朱元璋は代わりの皇后を死ぬまで立てませんでした。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061497464/sr=1-1/qid=1158166...
明を起こした一代の梟雄・朱元璋自身も一筋縄でない人物ですが、その彼が唯一心を許した女性とはどんな人物だったのか?
とても興味深いです。
凡人には心が計り知れない英雄の周りにて個性を発揮した女性というのにも興味があります。
日本の戦国時代で言えば、織田信長ならば濃姫・生駒氏、家康ならば梶の方、茶阿局・・・
中国史に関しても範囲が広いのもあって、まだまだいそうですね。
love-and-peaceさん、ホントお久しぶりですね。「よい本」以来でしょうか。
私の「読書量は半端じゃない」じゃなくてまだまだ半端なんですよ。しかも偏っているし。
はてなに入って読書関係の質問をさせてもらうと、本当に痛感します。おかげで世界が広がり、素晴らしい作家にも出会えましたが。
宮城谷昌光は、今年からの開拓作家なんですよね。いろいろあって本屋行くたびに迷っています。
http://q.hatena.ne.jp/1150422869
こちらでnischiura2006さんがお薦めしていた『楽毅』も購入リストに入ったままだし。
今回お薦めされた3作とも良さそうですが、当質問的には『夏姫春秋』が非常に気になります。
夢枕獏とか菊池秀行あたりは、学生時代にはまった時期はあったのですが、しばらく遠のいていましたね。『陰陽師』は映画化でブームになった時にチョット気にはなったものの、それきりでした。
塩野七生と言えば・・・最近出た『ローマ人の物語』の続編はもとより読もう読もうと思って山積みの本の中に・・・恥ずかしい限りで(汗;)
『クレオパトラ』
クレオパトラは印象として、あまり好きではないのは、『ローマ人の物語』のせいかもしれません。でもそこは彼女の立場としてならば、また違うかもしれないし。
『神話の力』も含め、
ことごとく未読です。やられました。
とにかく多数の作品を紹介いただいて感謝ですm(_ _)m