(1)砂漠に住むカタツムリがいるそうですが、その詳しい生態・特徴を教えてください。熱い砂の上を進んだりするのでしょうか?(http://www.futureiswild.jp/characters.htmlにあるような架空の生物ではなく、実存するものについてお願いします)
(2)ケージの中央にカタツムリを置き、その周り一面に薄く塩を敷き詰めたとします。カタツムリは塩の上を乗り越えて進もうとしますか? それともずっとじっとしているのでしょうか?
(3)カタツムリの殻は身体の一器官のようなものであるそうですが、うまくオペすればカタツムリを生かしたままその殻を取り除くことができますか? そのような例はありますか?
1.砂漠カタツムリ
http://jeb.biologists.org/cgi/reprint/55/2/385.pdf#search=%22Des...
DESERT SNAILS: PROBLEMS OF HEAT,WATER AND FOOD
砂漠カタツムリ:熱、水、飯の問題
5. The rains are concentrated in the winter months, from November to March, and during this period the snails are active, feed, and reproduce.
雨は11月から3月までの冬に集中します。そして、この期間中、カタツムリは活動して、食べて、繁殖します。
6. During the remainder of the year the snails presumably remain dormant.
一年の残りの間、カタツムリはおそらく休止中のままです。
The digestible material contained in this predominantly mineral diet is primarily algae and lichens.
この主に鉱物から成る食品の中に含まれる消化できる物質は主に藻と苔です。
そのほか、カタツムリの体の温度がどうなるか等を研究しているようです。
2.周囲に塩をまいたら
塩で脱水状態になり自分が苦しいことは理解するかもしれませんが、その原因が自分の前進行動にあるとは、カタツムリの頭では思いつかないんじゃないでしょうか? これは私の想像です。
3.殻を脱がす
カタツムリの成長に応じて殻が大きくなると言う、本体と殻は一心同体ですから、人間の爪の付け根のようなもので、簡単には分離できないんじゃないですか。仮に脱がすことができてまだ生きていても、重傷、ってことでしょう。どうしてもこれをやりたいなら、きれいに殻を脱がすことを考えるより、殻だけ注意深く粉々に粉砕して、破片をていねいに取り除くという方法も有ると思いますが、いずれにせよ重傷になるとおもいます。伊勢エビの殻を脱がしたら生きているだろうか、というテーマに近い結果になりそうです。これも私の想像です。
どうしても殻を脱いだカタツムリが見たいならこちらはいかがですか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%82%B...
『カタツムリの貝殻が徐々に退化して小さくなり体内に入って見えなくなればナメクジの形になるが、実際にはその途中の形態をもつ種類もある。』
有り難うございます。
(1)詳しい文献のご紹介有り難うございます。1971年のJ. Exp. Biol. とは。。砂漠のカタツムリは一年の大半は休眠状態ということですね。なんか残念です^^;
(2)これはどうでしょうか?化学物質忌避性があると思うので、ちょこっと侵入しようとして危なそうだと思ったら、すぐに戻ってしまいそうな気がするんですけど(想像ですが)。もしくは殻に閉じこもってしまうとか。。
(3)>人間の爪の付け根のようなもので、簡単には分離できないんじゃないですか
そう思います。けども、人の爪の場合はとっても死にはしないので、どうかな?と思いまして。。伊勢エビは完全に外骨格なので絶対ご臨終だと思いますが、カタツムリはなんとなくいけそうかな、とか。。
>どうしても殻を脱いだカタツムリが見たい
わけではないです。たんなる思考実験みたいなものです。