GPLライセンスについての質問です。


GPLで公開されているソフトウェアを他の言語で書き直して移植した場合、
できたソフトウェアのライセンスはGPLにしなければいけないのでしょうか?

例えばC言語で書かれたソースを見て、アルゴリズムやデータの持ち方を参考にしながら、
RubyやLisp、Smalltalkでほぼ同等の機能を持つソフトを書いた場合の扱いです。

言語特有の書き方が出るので、ソースの見え方自体は相当に変わっているという前提でお願いします。
また、解答の根拠となるドキュメントへのリンクも付記してください。

よろしくお願いいたします。

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  • 登録:2006/10/03 12:53:30
  • 終了:2006/10/10 12:55:03

回答(3件)

id:b-wind No.1

b-wind回答回数3344ベストアンサー獲得回数4402006/10/03 12:58:31

ポイント27pt

http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html

リンクは日本語訳ですが、

すなわち、『プログラム』かその一部を、全く同一のままか、改変を加えたか、あるいは他の言語に翻訳された形で含む著作物のことである(「改変」という語の本来の意味からはずれるが、以下では翻訳も改変の一種と見なす)。

とありますので、多言語の移植も「派生物」となります。

id:kaminami

なるほど。翻訳に相当するのですね。

ありがとうございます。

2006/10/03 14:24:41
id:furutanian No.2

furutanian回答回数112ベストアンサー獲得回数142006/10/04 00:21:53

ポイント27pt

先の回答者の方に異議を唱えるようで恐縮ですが、私は他の言語で書き直されたプログラムについては、GPLにしなくてもよいと思います。

GPLが「翻訳はダメ」と言っていることに異論はありませんが「どこまでが翻訳か?」となると、この問題「プログラムが同一か否か」という問題に帰属するように思います。しかし、これは非常に微妙な問題で、現在も明確な定義は確立できていないようです。以下の事例を見ても、その微妙さがわかると思います。

ウェラン判決

http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/L6_03.htm

プログラミング言語の変更について、(2)翻案権

http://www.cric.or.jp/houkoku/s59_1/s59_1_main.html

裁判所でも解釈が分かれているトコロなので、簡単に結論は出ませんが「アルゴリズムやデータの持ち方を参考にしながら」という程度であれば問題にはならないと思いますが「明らかに命令間に対応が見て取れる」というレベルだとちょっと危険とも考えられます。

ただし現実問題「プログラムが同一か否か」を証明する義務は相手側にありますし、GPLで公開している作者は勝っても儲かるわけではないので、よほどの悪意を感じさせない限りは攻撃してこないし、問題にならないと考えます。

http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/09/27/0618218

id:kaminami

ありがとうございます。

結論の出しにくいグレーゾーンなんですね。

程度問題になると、本当に微妙です。

2006/10/04 00:51:14
id:pyopyopyo No.3

pyopyopyo回答回数361ベストアンサー獲得回数902006/10/04 03:57:39

ポイント26pt

ご質問の内容だと,GPLになると思います.

GPLは宗教じみているところがあるので,解釈が人によって異なる場合が多々あります.

ただ「他言語へ書き直した場合」は大多数の人がGPLになると解釈するはずです.というのは,オリジナルの英文ライセンスに以下のようにかかれているからです.

http://www.gnu.org/licenses/gpl.html

The "Program", below, refers to any such program or work, and a "work based on the Program" means either the Program or any derivative work under copyright law: that is to say, a work containing the Program or a portion of it, either verbatim or with modifications and/or translated into another language. (Hereinafter, translation is included without limitation in the term "modification".)

まさに「他言語へ書き直したソースコード(translated into another language.)」もGPLだよと書いてあります.

また,any derivative work under copyright law とあるように,ソースコードを流用した同等の機能を持つソフトはGPLになります.ソースコードを流用したかどうか,機能が同等か否かの判断基準は著作権法に従うので最終的には裁判で白黒はっきりさせることになります.しかし,”ほぼ同等”であれば”ほぼGPL”となります.ほぼ勝ち目はありません.

最近GPL違反がばれて損害をこうむった企業のニュースが多く報道されています.たしかに「仮にGPL違反であっても,ばれなければ問題ない」という考え方もありますが,

作者の意思を尊重して素直にGPLのライセンスに従ったほうが精神的・金銭的に得をするという考え方もあるかと思います.

id:kaminami

なるほど。「ほぼ勝ち目がない」と。

扱いが難しいですね。

2006/10/04 22:25:17
  • id:b-wind
    自分の回答はアルゴリズム等を含めて「そのまま」移植した場合を想定しています。
    参考にした程度であれば他の方もいわれているようにグレーゾーンです。
    そもそも言語使用の異なる状況で、「参考にした」と「そのまま」の線引きをどこまでできるかも怪しいものです。

    日本国内においては日本法に従う事になりますが、現時点で裁判で争われた判例が無いので今のところ、「やってみなければ誰にも分からない」が本当のところかもしれません。

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