連邦制で各州が独自の法律を持っているというようなことを聞きました。
そこで質問なんですが、連邦制ならでは問題って無いのでしょうか?(最近のもので)
また、財政的にも、やはり各州の権限がかなり大きいのでしょうか?(それによる問題点もありますか?)
最後に、大事二次世界大戦後でも、その中の州が独立しようとしたり、連邦を脱退しようとしたりとか、そういう問題っておきてないんでしょうか?
たとえば、大麻の所持・使用に関する問題、人工中絶の是非に関する問題、同性愛者の結婚の可否、科学教育とキリスト教(もしくはその変種のID)の対立に関する問題など、州により対応が分かれます。
州は軍隊を持っておりもう35年くらい前の話ですが、オハイオでのベトナム戦争反対のデモ隊に対し、州兵が発砲、4人を殺したことは、C,S,N&Yの歌にまでなるほど社会問題化し全米を揺るがしました。
余談ですが州が軍隊を持っているのでブッシュなんか州の空軍(飛行機愛好クラブ程度の規模だとか)に入って兵役をごまかし、ベトナムに行きませんでした。この姑息な臆病者がいい大人になって戦争大好きのネオコンなんだからもう・・・
財政的権限も大きいです。日本の都道府県制度とは規模が違います。アジアの国の国家予算くらいあります。もっとも、日本でも東京都の予算規模は中国の予算規模に近いですが。東京都は日本では別格です。
独立脱退の動きについて、現在でも南部諸州には南北戦争当時の南軍の旗を掲揚し独立を主張する人々がいます。
しかし政治的にはほぼ無力で、政治問題化したことはありません。
現在では独立するメリットはないですね。この辺がロシア、中国、インドなどとは違う、アメリカの一体感、強みでしょうね。
州警察は州境を越えて、捜査はできないと聞いたことがあります。
州によって税収の格差が出てくる。
州法によってはまだ禁酒の州がある。
たぶんまだまだあるのですが、基本的には州法による問題が多いですね。
ふむふむ。
人口の少ない州は収入が少なくてやばい、とかないんですかね?
ふむふむ。
ありがとうございます。
すごく分かりやすかったです。
やっぱり、独立を主張する(その州の右翼みたいなもの?)人もいるんですねー。