【消滅時効:実体法説と訴訟法説】裁判上消滅時効を援用した債務者が、その債務を弁済したとき、その弁済は{「非債弁済」となる(実体法説)|「自然債務」となる(訴訟法説)}ため、もはや債権者に弁済の返還を求めることはできない、という見解があります。この区別がよく分かりません。分かりやすくこの 2 説の比較をしている Website をお教えください。なお、内田貴『民法 I 』(第 3 版)の「時効の援用」「援用の場所」、伊藤真『民法総則』(第 2 版補正 3 版)の「時効の効果と援用・放棄」Wikipedia の「消滅時効」、「時効」は参照済みです。無関係な URL、匿名掲示板の投稿のみに依拠する情報やご自身のご感想・ご意見はご遠慮ください。

回答の条件
  • URL必須
  • 1人2回まで
  • 登録:2006/10/18 11:10:35
  • 終了:2006/10/23 10:23:22

ベストアンサー

id:falcosapiens No.1

falcosapiens回答回数126ベストアンサー獲得回数132006/10/18 14:44:04

ポイント60pt

直接説明するサイトが見あたらないので,説明。

【実体法説】

消滅時効の援用は実体法上の効果も生じる。

とすれば,債務(債権)は消滅する。

そうであるにも関わらず弁済した場合,

民法705条(非債弁済)により返還請求できない。

(消滅時効を援用した以上,債務がないことを知っていたと評価)

~

【訴訟法説】

裁判上,消滅時効の援用があると,

もはやその債権を訴訟によって請求することはできない

(時効の援用は裁判の世界でのみ効果を生じる。

 結果として,裁判で請求する力=『給付請求力』だけが消滅する)。

しかし,消滅するのは給付請求力であって,

債務そのものは依然として残っている。

したがって,弁済をすれば通常の弁済と同様に扱われる。

~

1 債権の内容として,給付請求力と給付保持力があること

2 給付請求力がない債務=給付保持力のみの債務を講学上,自然債務と呼ぶこと

などが前提知識ですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%B5%E5%8B%99

id:trueonline

ありがとうございます。納得できました。自然債務(という考え方)については知っていましたが、給付保持力については未知でした。

もう回答がないようですので、終了します。falcosapiens さん、ありがとうございました。

2006/10/23 10:22:46
  • id:trueonline
    質問中にある「この区別」とは、『債務者が、時効援用後の債務を弁済したとき、その弁済は{「非債弁済」となる(実体法説)|「自然債務」となる(訴訟法説)}』という区別です。

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

絞り込み :
はてなココの「ともだち」を表示します。
回答リクエストを送信したユーザーはいません