中学理科の参考書では、

○有機物とは炭素を必ず含み、たいていは水素を含む複雑な化合物であって、
○一酸化炭素、二酸化炭素は炭素を含むが有機物ではない
と書かれています。
中学で学習するレベルで出てくる有機物(たとえばエタノールやロウなど)には水素が必ず含まれています。
一方で水素を含まない有機物もあると思うのですが、具体的にはどのような物質があるのでしょうか。
ウェブをいろいろと検索してみたのですが、「二酸化炭素は水素を含まないから無機物だ」という乱暴な記述もあったりして混乱しております。
教えてください。よろしくお願いいたします。

回答の条件
  • 1人3回まで
  • 登録:2006/10/18 23:54:12
  • 終了:2006/10/19 11:25:57

ベストアンサー

id:FK506 No.3

FK506回答回数99ベストアンサー獲得回数102006/10/19 00:54:16

ポイント30pt

有機物というのは、教科書の記述にもあるとおり、炭素を必ず含み、たいていは水素を含む複雑な化合物のことです。

もう少し説明すると、炭素を骨格として水素や窒素、酸素等を含む複雑な化合物のことです。ただし、炭素を含んでいても二酸化炭素や一酸化炭素は例外的に有機物とは呼ばず、無機物と扱われます。理由は構造が簡単であるからです。別に水素を含まないからではありません。

水素を含まない有機化合物の一例としては、クロロベンゼンやダイオキシンなど水素の部分が塩素などに変わったものがあります。また、昔は有機物は生体内のみで合成される物質を指していましたが今ではその定義は変えられており、炭素を含む化合物の総称が有機物と呼ばれています。ただし、構造が簡単な一部の化合物を除きます、例、二酸化炭素など。

id:ataca

回答、感謝です!

構造が複雑か簡単かがメルクマールになるわけですね。

有機物というタームの定義の変遷については私もウェブで学習いたしましたが、非常にわかりやすい説明に感謝です。

「水素を含まない有機物」は、たとえばクロロベンゼンやダイオキシンですね。

2006/10/19 08:51:54

その他の回答(5件)

id:Spaceshuttle No.1

Spaceshuttle回答回数131ベストアンサー獲得回数32006/10/19 00:14:54

ポイント15pt

簡単にご説明致しますと

定義は「炭素を含む化合物(すなわち炭素単体は除外)の中で、一酸化炭素、二酸化炭素以外のもの」です。

イメージとしては「火の中に入れれば燃えるもの」です。

この説明でいかがでしょうか?

id:ataca

回答、感謝です!

わかりやすく、ぱっとイメージがわく説明ですね。

たとえば炭(すみ)は中学生が解く問題によく顔を出してきまして、確かに燃焼して二酸化炭素を発生しますが、これは化合物ではないので有機物ではないわけですよね。

2006/10/19 09:03:15
id:yoneto164 No.2

ヨネちゃん回答回数813ベストアンサー獲得回数942006/10/19 00:29:22

ポイント25pt

殆どの有機物は燃焼した時に二酸化炭素を発生すると考えれば分かりやすいかも知れません。

二酸化炭素は基本的に燃焼しないので無機物という扱いで良いと思います。

水素を含まない有機物については、二硫化炭素等がそれにあたると思われます。

id:ataca

回答、感謝です!

なるほど。二酸化炭素は燃焼しない。なるほどなるほど。

「水素を含まない有機物」は、たとえば二硫化炭素ですね。

2006/10/19 09:01:17
id:FK506 No.3

FK506回答回数99ベストアンサー獲得回数102006/10/19 00:54:16ここでベストアンサー

ポイント30pt

有機物というのは、教科書の記述にもあるとおり、炭素を必ず含み、たいていは水素を含む複雑な化合物のことです。

もう少し説明すると、炭素を骨格として水素や窒素、酸素等を含む複雑な化合物のことです。ただし、炭素を含んでいても二酸化炭素や一酸化炭素は例外的に有機物とは呼ばず、無機物と扱われます。理由は構造が簡単であるからです。別に水素を含まないからではありません。

水素を含まない有機化合物の一例としては、クロロベンゼンやダイオキシンなど水素の部分が塩素などに変わったものがあります。また、昔は有機物は生体内のみで合成される物質を指していましたが今ではその定義は変えられており、炭素を含む化合物の総称が有機物と呼ばれています。ただし、構造が簡単な一部の化合物を除きます、例、二酸化炭素など。

id:ataca

回答、感謝です!

構造が複雑か簡単かがメルクマールになるわけですね。

有機物というタームの定義の変遷については私もウェブで学習いたしましたが、非常にわかりやすい説明に感謝です。

「水素を含まない有機物」は、たとえばクロロベンゼンやダイオキシンですね。

2006/10/19 08:51:54
id:skinheadbutt No.4

skinheadbutt回答回数102ベストアンサー獲得回数42006/10/19 01:07:32

ポイント20pt

近現代的な化学の世界の定義上は、水素を含まない有機物というのは存在しない。有機化学物質と無機化学物質の線引きは、こちらのページ(http://en.wikipedia.org/wiki/Organic_compound)を参照するまでもなく変遷的ではあるが、有機物質といえば一般に炭素−水素間の共有結合を含む物質であるので、最も単純な有機化学物質メタン(CH4)であってもC−H結合をもつ。

であるので、「二酸化炭素は水素を含まないから無機物だ」という記述もさして乱暴なものではない。

(ただし、上記のページにも記載があるが、尿素の扱いが微妙ではある。)

id:ataca

回答、感謝です!

う~ん、混乱してきました。

「水素を含まない有機物というのは存在しない」とすると、他の回答者の方々があげてくださった二硫化炭素やクロロベンゼンやダイオキシンなどは有機物ではないのでしょうか?

2006/10/19 08:56:51
id:jackal3 No.5

jackal3回答回数82ベストアンサー獲得回数92006/10/19 01:21:29

ポイント20pt

四塩化炭素

トリストリクロロメチル-s-トリアジン

クロラニル

ジクロロアセチレン

グラファイト

TCNQF4

id:ataca

回答、感謝です!

端的な回答をありがとうございます。

耳慣れない物質名ですが、これをもとにいろいろ調べてみたいと思います。

2006/10/19 08:57:46
id:skinheadbutt No.6

skinheadbutt回答回数102ベストアンサー獲得回数42006/10/19 10:29:51

ポイント10pt

炭化水素化合物のハロゲン置換産物(ハロベンゼンやダイオキシン)などは慣例的に、さも当然のごとく有機化合物として認識・呼称されている。しかしながら、有機化合物に対して厳密な絶対定義というものがないため、カテゴライズに化学者の統一見解があるわけではない。グラファイトや二硫化炭素などは有機化学のテキストにも頻出するが、学問上包括的に扱われているだけで、イコール有機化合物であるとはいえないし、同様に無機化学の教科書にも登場する。

id:ataca

再度の回答、感謝です!

なるほど、「有機化合物に対して厳密な絶対定義というものがないため、カテゴライズに化学者の統一見解があるわけではない」わけですね。

詳細な説明、ありがとうございました。

2006/10/19 11:19:50
  • id:NAPORIN
    まず、最後のお二方、グラファイトカーボンは有機物でもないし有機化学の教科書に頻出したりもしませんよ。

    私の経験でいわせてもらいますと、やはりいるか賞回答と同様です。
    二硫化炭素、四塩化炭素、ヘキサクロロベンゼン、尿素など構造がかんたん(水素も含まない)なものは有機物のはずですけどあまり重要でもないし有機化学の主流とはいえないので、有機物の例示につかわれたりされることはない。放電したら尿素ができたから無機物から有機物ができたと定義していたコアセルベーション説も今やええ?そんな簡単な構造のもの有機物っていっちゃっていいのって感じで冷遇されていますし。
    上記とほぼ同様の構造でもポリマリゼーションしているものは有機扱いのことが多いように思います。
    要は前後の反応で区別してるんじゃないでしょうか。
  • id:ataca
    カミオソウイチロウ 2006/10/23 13:45:03
    >NAPORIN さん

    コメント感謝いたします。
    文系出身の私には難しいタームが多いですが、勉強になります。

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