あっ・・。
ママ、ごめんなさい。たまご、われちゃった。
「創作はてな」です。もしよろしければ、この続きを考えてください。
娘のリサは、そう言っって、こっちを向いたまま冷蔵庫のところで氷になっていました。
見れば、リサは両手で三つの卵を持ったまま……変に持ったのか一個が割れて、白身が床にこぼれてました。
「あらあら、ちょっと待ってて、今ママボールを持っていくから!」
とりあえず、まだ手に残った卵の中身をボールで受けて、残りの卵も受け取った。
ふふ、黄身が大目の割合になっちゃうけど、まぁ、良いわよね?
手早く床拭いて、手を洗うと、理沙の頭を私はなでた。
「大丈夫よ、ちゃんと食べられるから」
リサは安心したような顔をして、ほーっ、と息を吐いた。
白身がいつもよりも少ないフレンチトーストは、それでも、美味しそうな香りを立てていた。
私とリサはお祈りをして、「美味しいね」と言いながら、微笑みあった。
まぁリサちゃん!しょうがないわね。でもまだ卵はあるから次からは気をつけてね。はいママごめんなさい。・・・・・フレンチトーストは完成した。おいしいねリサちゃん!そうだねママ
ありがとうございました。
いいのよ。 と言って、娘と割れてしまった卵を片付けて、今度は割らないように気おつけてもう1度とってね。
1個づつとれば落とさないでしょ。
はーい。
あっ、今度は大丈夫だったね。
今度は牛乳取ってね。
はーい。
ボールに牛乳、砂糖、卵入れようね、 一緒にまぜようか。
まますごく楽しい・・おいしいフレンチトースト作ろうね。
ありがとうございました。
いいのよ。リサチャン。気にしないでいいからね。ありがとう。
そうお母さんは言った。
リサちゃんはそれでも、割れたことを気にしているようであった。
ママごめんね。リサが割っちゃったから。。。ごめんなさい
大丈夫よ。さぁ、一緒に作ろう!
美味しいのを作らないとね!
リサが謝る姿を見て、娘の優しさを感じた母でありました
ありがとうございました。
「しょうがないわね・・・もう一個取ってくれる?」
と私はあきらめながら言った。
娘はまたたまごを取りに行って、今度は無事に持ってきた。
ありがとうございました。
そこに、「お、何が出来るんだい」、とパパがやってきました。今日は土曜日。家族みんなが揃う日です。
床に落ちた卵を見て、パパが言いました。
「リサちゃん、パパにそのたまご、くれないかな」
「・・・・いいよ、でもなにするの?」
「まだヒミツ」
パパは小さなフライパンをコンロに置いて、しゅぼっと火をつけました。そして床に落ちた卵をきれいにすくい取って、殻を取り除いて、全く油を敷かないフライパンに入れました。
「めだまやき?」
「ん、そうだね」
「でも落として割れちゃったたまごだから、ばっちいよ」
「だいじょうぶ。これでも喜ばれる使い方があるんだよ」
パパは固焼きにした目玉焼きを、フライパンの中でくるりと回して、お皿の上に取りました。
「わわー、パパ、じょうずだねー」
リサちゃんは、パパのお料理の手際の良さにびっくりです。ママは、
「あのね、パパはもてなかったから、ずっとお嫁さんがいなくて、一人でお料理してたのよ」
なんて笑っています。パパは、うるさいやい、なんて言って、子供みたいです。
さあ、目玉焼きが冷めました。パパは包丁とまな板で、とんとんとん、と目玉焼きをみじん切りにしています。せっかく上手にまあるくできた目玉焼きなのに。
「さあできた、リサちゃん、こっちおいで」
パパがベランダに誘っています。お皿をベランダに置いてしばらく待っていると・・・・。あ、スズメさんがきました。うわー、鳥なのに、鳥の卵の目玉焼きを食べています。
「スズメはね、虫も食べる鳥だから、目玉焼きだって食べちゃうんだよ」
リンゴの皮とかナシの芯とかを置いておくと違う鳥も来るよと、パパはとってもうれしそうです。さあ、フレンチトーストが焼けました。パパとママとリサちゃんの三人と、スズメたちとで楽しいブランチ。
ママは、頑張ってマイホームを建てて良かったと思いました。マンションで鳥なんか呼んだら、ご近所に叱られて大変ですから。
リサちゃんは、すずめのお宿を探しに行くと言って、パパにお散歩をねだっています。ママは、くすっと笑って、私も行く、と言いました。つづらをもらってローンの支払いの足しようなんて、思ったりしていませんとも。ええ。
うまいですね。
こんな短い設定でここまでふくらませていただきありがとうございました。
ママ「大丈夫よ、まだ、冷蔵庫にタマゴあるから^^今度は、落とさないように、1個ずつとってきてくれると嬉しいな。」
リサ「うん^^わかったぁ」
ママ「ゆっくりでイイからね^^」
ママは、リサがタマゴを持ってくる間、材料の準備をした。
――牛乳、食パン、砂糖・・・・・あとは、タマゴだけ
リサは小さい手で、タマゴを一個ずつ持ってきた。
大切に、今度は割らないように・・・・・・
ママ「リサはママの言うこと理解してくれてイイコねぇ」
リサ「ママ、取ってきたよ。これで全部^^」
ママ「どうもありがとう^^リサちゃんが持ってきてくれたタマゴを使ってフレンシトースト作るね^^」
リサ「リサもつくるぅ!!」
ママ「じゃあ、リサちゃん、料理する前は手を洗ってきて。」
リサ「はーい」
リサ「ママ、洗ってきたよー」
ママ「はじめようか。リサちゃん、まずはボールの中にタマゴを割をうか?」
リサ「ママ、リサがやるぅ」
ママ「わかったわ。」
リサ「キミが割れちゃったぁ。」
ママ「残念だったわね。次はうまくいくかな。」
リサ「殻が入っちゃったぁ。」
ママ「大丈夫よ。取ればいいことだからね。」
リサ「ママできたぁ・」
ママ「リサちゃん、よくできたわね。」
ママ「次は牛乳と砂糖を混ぜようか?リサちゃん、やってくれるかな。」
リサ「うん!」
ママ「リサちゃん、上手ね。混ぜようか」
リサ「エヘヘ、うん!」
ママ「今度は、パンにつけるわよ」
リザ「はぁ~い」
ママ「コレをフライパンで焼くんだけど、リサちゃん、やけどするかもしれないから、お母さんがやるわね。」
リサ「ぅん」
ママ「もう少し、大きくなったらリサも、一緒に焼こうね」
リサ「はぁ~い」
台所は、あま~い匂いが漂っていた。
ある、家庭の一コマです。
子供がやりたいと思ったこと、やらせてください。
それが、大人になっていい思い出になるかもしれない。
いや、それが契機で、料理好きになるかもしれません。
丁寧な描写、ありがとうございました。
娘のリサは、そう言っって、こっちを向いたまま冷蔵庫のところで氷になっていました。
見れば、リサは両手で三つの卵を持ったまま……変に持ったのか一個が割れて、白身が床にこぼれてました。
「あらあら、ちょっと待ってて、今ママボールを持っていくから!」
とりあえず、まだ手に残った卵の中身をボールで受けて、残りの卵も受け取った。
ふふ、黄身が大目の割合になっちゃうけど、まぁ、良いわよね?
手早く床拭いて、手を洗うと、理沙の頭を私はなでた。
「大丈夫よ、ちゃんと食べられるから」
リサは安心したような顔をして、ほーっ、と息を吐いた。
白身がいつもよりも少ないフレンチトーストは、それでも、美味しそうな香りを立てていた。
私とリサはお祈りをして、「美味しいね」と言いながら、微笑みあった。
きれいですね。
ありがとうございました。
きれいですね。
ありがとうございました。