借金だらけのこの国現状を危惧し、とあるところでネバタレポート発見しました。
ネバタレポートをみて、私より上の世代(特に50代以上の方から)をまったく尊敬
できなくなりました。電車に乗っていて、たとえ優先座席に座っていても、あんな
世代の人間に席を譲るのも嫌です。年金も、本当は払いたくありません。
しかし、社会に怨念だけを溜め込んでも
しかたありませんよね?同じ日本人同士で。
これから日本の借金を背負わされる子供、かつその親となる若い世代たちに納得させられる、解決策
などを、お聞かせください。特に年配の方はどう考えているのかお聞きしたいです。
ネバタリポート詳細
http://www.bund.org/opinion/20050925-1.htm
ブントの機関誌ですか。にしては随分ツメが甘い論文だなと感じました。この分析では、商業マスコミのそれと大差ありません。
国の会計が一般会計と特別会計の「二重帳簿」システムになっている所への注目は的を射ていますが、さらに三重目の「裏帳簿」が「財投」という見方では、真実は見抜けません。
問題は、外国政府に貢いでいる金。ここが最大の政府の「裏帳簿」なんです。
たとえば6月25日、ローレス米国防副次官は、米軍再編にあたって日本政府が負担すべき金額の総額を、控えめに試算して、今後6~7年の間に日本円で2兆9千8百億円になるだろうと発言しています。これは公式発表における発言です。
一方でその直後にあたる7月3日に発表された経済財政運営の基本方針、いわゆる「骨太の方針」の原案で述べられたいわゆる赤字解消必要額のうち歳出削減で埋められない額、つまり増税でしかまかなえない額として掲げられた金額が約2兆2千億円。
米軍の再編に2兆9千8百億円もの血税を垂れ流しておいて、ほぼそれと同額の増税が不可欠だという国家。これでは赤字なぞ当たり前です。よその国の軍隊の面倒を見ながら、自分の国の財政までまかなえるはずがありません。
こうして国家財政の細部を点検していくと、子孫に借金を残すなとして取り組まれている財政再建は、単に米軍の軍事費を肩代わりする資金欲しさのインチキだということが分かってきます。
湾岸戦争以降、日本はアメリカの戦争に、いくら貢いでいますか。それ以前からの米軍にかけてきた「思いやり予算」から今日の「テロとの戦い」名目の出費までを全て合算して、ついでに再編にかける費用を加えたら、いったいいくらになりますか。問題は、ここなんです。
しかもこれから日本政府は、さらに米軍に多額の金を「上納」したい。そして日本も再軍備を行って軍国国家としての日本を再建したい。そのための「裏帳簿」に回せる資金が欲しいと目論んでいるんです。
「財政再建」名目のほとんどの施策は、そうした「裏金」作りのギミックです。そうした汚い裏帳簿を無くせば、全ては健全に動き出します。子孫に借金を残すこともなく、医療や福祉を削る必要もなく、将来の国民負担率の増大を心配する必要もありません。
しかし今の対米従属好戦政府が続いていけば、ほどなくして日本は完全に財政的に行き詰まります。真の財政再建は、日米軍事同盟という名の外国への血税の垂れ流しをストップするところからはじめなければなりません。
日本は一切の国際問題を武力によらず平和外交によって解決していくと宣言した国家です。軍事にかける金は必要ありません。特に外国の軍隊になど。
最近、はてブ界隈で話題になりましたね。
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20061005/1160017329
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50650697.html
http://bewaad.com/20061008.html
納得させられる解決策(案?)はあっても、実行できないんじゃないかなぁ。
なので、私は「日本から逃げる」という考えです。
「日本に住んでる人が選んだ」政府が、日本の経営に失敗したら、
それは選んだ人も悪いと思います。
かといって、自分が総理大臣となって、日本を経営することも考えられませんし。
社会を変えるなんて大それたことはできませんが、自分の家族を守るためなら、私ができることはなんでもします。
他人を変えることはできないが、自分が変わることはできる。
で、考えた結果が「日本から逃げる」でした。
それは、私も考えています。
台湾人のような感覚ですね。
年配の人の意見が聞きたいです。
日本の未来を世代論で考えるのは、負のスパイラルを拡大させる一方ではないでしょうか。
たしかにバブル経済をハードランディングで崩壊させたり、銀行業界にBIS規制をアメリカから押し込まれ急速な貸し渋りを発生させて多くの中小企業破綻・自殺者増加などといった事柄を招いたのは世代的な不手際と考えたくなります。
とはいえ、当時の政権担当者たちを「世代」としてひと括りに考えてしまうのは社会の改善に寄与するものではなく、不況の責任論ならば、世代ではなく意思決定に携わった人々といった括りで糾弾をおこなうべきです。
またバブル崩壊の責任と、少子化や年金といった世代人口の不均衡は分けて考えるべき性質のものでしょう。
現状、日本の経済問題における解決は、この歪んだ不均衡を補いきれるだけのマネーを国内で回転させられるかどうかに懸かっています。
世代人口の偏在に対して、マネー流動量増加が必要であり、世代論として考えるとこの多くの貯蓄を保有していながら厚い人口層を持ちっている巨大な消費市場として団塊以上の年配世代を捉え、その富をいかに消費や投資に回させるかといった議論として問題の枠組みを構築すべきです。年金などの社会保障が守られるよう、当人たちの資産が活用されるような道筋をつけることを目指す方向性でしょうか。そのほうが日本という社会をより健全に舵取りさせられるのではないかと思います。
ただ、少子化の原因として、労働現場の残業や賃金体系の厳しさなどが指摘されますが、企業がリストラや契約社員へのシフトを行った結果でありそうしないと企業が生きていけない状況だったとしても、ここはもう少し踏ん張るべきでした。
年金問題などはいわば自分たちがとってきた判断の連鎖が自らに跳ね返ってきたのでしょうから、その点は厳粛に受け止めて世代として強く自覚されるように働きかけることで、その財産をより社会還元的に使われるよう意識してもらえるとしたら社会にとっても若い世代にとっても、また当の年配の方々にとっても有意義なことだと思います。
とはいえ、問題はそれを個人の奉仕といった形ではなく、社会デザインへの承認として取り付けられるかどうかだと思いますが…逃げ切りを考えてそうな人が多そうでかなり難しいようにも。
地味なところで退職者によるニートやフリーターに対する労働技能支援を用意して人材資源としてその価値を底上げするといった活動をより活発化させるなど、地道な作業を積み重ねて耐え忍びながら明日のために種を撒くという冬の季節なのでしょうか。
なんとも無難でつまらない意見に終わってしまった。妙案を出せず申しわけありません。
ご意見ありがとうございます。
文句をたれてそこから離脱するのではなく、
うまく利用できるような、体制を自分で
気づく努力も必要だとは感じています。
>逃げ切りを考えてそうな人が多そうでかなり難しいようにも。
そうですね、やはり年配の方の意見をお聞きしたいです。はてなでは無理なのか・・・。
ありがとうございます。
オーストラリアいいですね。
憂国 ~ 論より思索 ~
>特に年配(50代以上)の方はどう考えているのか<
わたしの認識では、はてなユーザーの世代分布は、50代から激減し、
60代以上の発言は皆無に近いので、この設問の回答者は、むしろ例外的
ではないでしょうか。という前提で、ひごろの私見を述べてみましょう。
あなたが「年齢29、男。妻子あり」だとしても、現代日本で同世代の
既婚率は半数に満たないので、20年後には「年齢49、男。妻子なし」
という人たちが、過半数を占めているのではないでしょうか。
あなたの父上を「年齢59、男。妻子あり」と想定すると、来年は定年
退職され、あなたが35歳になるころ、年金受給者となるはずです。
年金制度がなければ、あなたがた夫婦兄弟姉妹に扶養されるでしょう。
現在あなたが負担している掛金を、直接ご両親に渡してもいいのです。
ところが、結婚せず、子供を養育しなかった人たちまで扶養するには、
いったん公務員の手を通じて、なるべく平等に分配する必要があります。
子供のない人を、他人の子供が扶養することは、親のない子を他人の
親が養育することと同じように、近代市民社会の基本通念として、論じ
つくされています(高福祉は高負担による)。
おまけに、公務員の手に渡ると、ほぼ3分の1が彼らの給料に化ける
のも通例です(もっと多いとか少ないという詮索は無意味ですね)。
パーキンソンの法則「役人は、ひたすら役人の数を増やす」……。
>借金だらけのこの国を危惧し、ネバタレポート発見<
どんな議論にも「アメリカと金持ちと公務員ぎらいの人たち」がいて、
かといって現実的な解決策は提示しないのです。よくも悪くも、現状の
ルールを追認しながら、システムの修正を重ねるしかありません。
>12万円の収入で、8万円借金して、20万円の生活は続かない<
12万円の製品で、8万円援助され、20万円の生活をした人たちは、
過去に(約40年間)実在しましたが、輸出産業の成長に救われました。
もちろん土地の高騰からバブル崩壊に至る混乱はありましたが……。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/114/syuh/s114018...
── 米の生産と需給の安定を図るためには、国民が必要とする米は国
が全量管理するという食管制度の原則を守ることこそが必要である。
>日本の借金を背負わされる子供、かつその親となる若い世代に<
われわれは、生後20年間(18~22歳)養育され、40年間(20~60歳)
働きながら子供を育て、余生20年間(60~80歳)を扶養されます。
原則として、われわれは人生の半分しか自立できないのです。
>国の借金、だれが払うんですか?<
外国の援助に頼らず、国民に借金せずに、道路や鉄道は作れません。
私立大学が校債を発行し、父兄から借金するようなものです。
設備の整った病院で生れた赤ん坊が、借金を背負うのは当然です。
>年配の世代の人間に席を譲るのも嫌です<
災害時における優先順位は、妊婦・乳幼児・障害者・老人です。
むしろ平時の職場において、壮年が青年に席を譲るべきでしょうね。
青年もまた、なにもかも老人世代のせいにしないことですね。
(わたしは財政の研究者ではないので、細部の反論には応じかねます)
システムの中に自分が存在している以上、
そのシステムを拒絶することできない。
なぜなら、そのシステム運営がうまくいかなくなたった時、そのシステムで生きている以上、自分もなんらかの危害を受けてしまうって事ですね。
>外国の援助に頼らず、国民に借金せずに、道路や鉄道は作れません。
公共サービスは、人口が多い場所なら採算とれ
てるでしょ。採算取れない所に無駄なもの
作るから借金しないとモノがつくれないんじゃないでしょうか?
人に迷惑をかけてまで、なぜ近代的な暮らしを
したがるのでしょうか?田舎は田舎の生活様式で生きればいいじゃないですか。それが嫌なら都会にでればいい。日本の中で、思想で住みわけすればなんら問題ない。
その結果、食のコストがぐらい上がるかもしれないけど、そんなのたいしたことじゃない。
>青年もまた、なにもかも老人世代のせいにしないことですね。
やっぱりこれは納得できないな。逃げ切りを
考える人がいる以上。
やっぱ、本音はお金あるなら再配分してほしいんですよ。下の世代に。
お金だけじゃないんですよ。
お年寄りに早くポストをゆずってほしいんですよ。そおすれば、正規雇用は上にいけて、
新しい方法でビジネスできるし、非正規雇用の人は正規雇用になるチャンスも生まれる。
そんななかで、ニートやフリータだの文句言われたらかわいそうじゃないですか。
う~ん、邪魔なんですよね。やっぱその世代。
まっ、若者が積極的に選挙に参加しないと、
だめなんだろうけど。
再回答させていただきます。
>う~ん、邪魔なんですよね。やっぱその世代。
という一文が気になりましたので。
なんだかそれは、下の世代が嫌っている上の世代の人たちという《イメージ》をそのままなぞったような感性のように感じました。
世の中、きれいごとじゃすまないのはわかってます。それでもシステム的にどうにかしたいと改善を考えるなら、自分たちが駄目だと思ってるようなイメージと同じモノになってしまうというのはぜひとも避けたいことだと思います。
世代として社会を動かしていた総体的なシステムはあったとしても、それは時代時代の節目として現れるものだと思います。
別にこの質問でいわれているところの槍玉にあげられている上の世代という層を擁護したいわけではなく、微妙な比喩になりますが、これ以上世代的な軋轢が顕在化した場合は明治維新みたいな、疲弊した仕組みに見切りをつけた下の世代からの突きあげのような運動が起こるかもしれないなあと、最近の世相からそんな空気が感じられます。
もしも起こるのだとしたら、穏便でクレバーな維新であるように準備されていることを祈るばかりです。
とまあ、今度は自分たちが下の世代から邪魔な世代扱いされないようにその世代ごとにやれることを尽くして天命を待つのがよいのではないでしょうか。
ブントの機関誌と突っ込むのはいいですが、たかだか6、7年で2兆円じゃないですか?
小泉政権下ででた国債の額290兆円。
700兆円の国の借金、だれが払うんですか?
子孫に借金残さなく、医療福祉も削る必要なし??
私の質問ちゃんと読んでいますか?