近年、個人のDNAを登録しましょうという運動が世界各国で起きているそうです。
既に、アイスランドでは30万人、ストニアでは100万人、の人々が登録を済ませ、イギリスでは50万人規模の登録計画を議論されているということなのですが・・・
DNAを登録すると、どのようなメリットがあるのですか?また、デメリットはありますか?
また、活発な運動はどこの国が一番盛んなのでしょうか?などなど、
詳細を詳しく知りたいです。
下記参照
↓↓↓↓
http://www.e-kantei.org/index.htm
※このページにDNA登録運動の話が
掲載されていました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/033/3.htm
身元確認用DNA登録についての記事
■災害時に備えているそうです。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kenko/haqa/haqa051206_1.htm
DNA保管の有効性
DNAを登録するということは、自分が自分であるということを証明しやすくなるということです。
<メリット>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/033/3.htm
海外旅行前にDNA登録を希望する人が増えているそうです。
旅行先で亡くなった場合、もしもDNA登録していれば、遺体のDNAと照合してすぐに本人確認できます。
<メリット>
事件があったときに嫌疑をかけられた人が、自分ではないことをすぐに証明することに役立つかもしれません。
<デメリット>
逆に、泥棒に入って、髪の毛を落としてしまったが、DNA登録をしてしまったためにすぐにつかまっちゃった、なんていうデメリットもあるかもしれません。
<デメリット>
もしも遺伝子的に問題があるDNAだった場合、登録されたDNA情報がどこかから漏れて、結婚が破談になってしまったりするケースもあるかもしれません。
<デメリット>
日本でも犯罪者のDNAデーターベース登録は行われていますが、
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20050819ik0a.ht...
すべての人がDNAを登録するような世界になった場合には、
父親が犯罪者である子供にとって自分のDNAが登録してあるというのは、すぐに犯罪者の子供だとわかってしまうのでしんどいことでしょうね。
http://priv.kmu.ac.jp/open/mori3/akane.html
メリット
・事件が起こり、犯人の血液、髪の毛、精液が残されている場合、登録されている人間が犯人なら判明します。
・捨てられた幼児、記憶喪失した人、生きているものの意識がない人、身元不明の遺体のように本人が自分であることを認識できない場合、登録されている人であるなら判明します。
・現在の法律では、戸籍上の人物に別人がなりすますことができてしまう可能性がありますが、それができなくなります。
デメリット
データの流出が起こったとき、プライバシーの侵害が起こる可能性があります。
・特定の場所で血液、髪の毛が採取された場合、誰であるかが判明する可能性があります。
・犯罪者の犯罪歴が明かされる可能性があります。
・臓器移植を行うとき、日本ではトラブル防止のために誰の臓器が移植されたかを明かしていないのですが、わかってしまう可能性があります。
アイスランド等でのDNAの登録については、身元確認用ではなく、疾患感受性遺伝子などの人類遺伝学の研究用だと思います。DNAを提供した個人については、さほどメリットもデメリットもないでしょう。こうした研究用のデータは匿名化されるので、身元確認には使用できません。血族が存命ならば、事前に登録していなくても、DNAによる身元確認はある程度可能です。
デメリット・メリットを強いて言えば、セキュリティの不備によってDNA情報が流出する可能性はゼロではないでしょう。ただ、現状では、たとえDNA情報が流出したところで悪用は困難です。メリットは、研究に協力することで医学が進歩することです。まあ、DNAを登録しようとすまいと、医学の進歩による恩恵は被れますが。
なるほど、ありがとうございます!