そして、体を構成する原子にも、血液中の酸素原子のように体の中を激しく出入りするものから、脳細胞のなかでも代謝をしないような部位に使われている原子のように、入れ替わりが少なそうなものまでありますよね。
そこで質問なのですが、脳を構成する原子の中で最も入れ替わりの少ないものは、どの程度の期間で入れ替わるのでしょうか?
あるいはずっと入れ替わらないのでしょうか?
※予想・推測の類の回答は不要です。実験によって得られた実測値であることが分かる情報をお願いします。外国語のページでも結構です。
http://230nsc1.phy-astr.gsu.edu/hbase/nuclear/biohalf.html#c2
こちらの表を見ると、プルトニウムとアルカリ土類金属が長いようです。
プルトニウムの滞留時間の長さは、希土類自体が体内に少ない為に排出経路を持ってない点に加え、プルトニウムは四価が安定な(多くの希土類は三価が安定)点に起因するものでしょう。従って、脳細胞だろうとその他細胞だろうと代謝速度に変化はないと考えられます。
一方のアルカリ土類金属は、入れ替わりの遅い骨や歯の寄与が大きいようです。従って、脳細胞に限った場合には生物学的半減期は短くなると予想できます。が、それを示すようなデータは見つけられませんでした。
各元素の振舞いなどはArgonne国立研究所のHuman Health Face Sheetに書いてありました。元素毎のpdfへのリンクしか見つけられませんでしたが、一応アドレスを貼っておきます。
http://www.ead.anl.gov/pub/doc/strontium.pdf
1. http://www.naoru.com/nousaibou.htm
2. http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/1850/brainnews_12.ht...
脳の神経細胞や心筋細胞は,生後増殖することなく,大半の細胞は個体の寿命の間生き続けると考えられて来ました。
上記これまでの考えを覆す研究を,米プリンストン大のエリザベス・ゴールド博士らが1999年に発表したそうです。
(私にはよく分かりませんが)1のリンク先によると,大人になってからも新しい細胞が付け加わるという結果が得られたそうです。
その2年後,エリザベス・ゴールド博士ら同グループは上記結果を支持する報告をしているが,一方で同年,別のグループからは誤りである可能性が高いという報告がなされているそうです。詳細は2のリンク先をご参照下さい。(出典も2のリンク先の最下部にあります。)
なるほど。質問の主旨とは少し違いますが、興味深い情報をありがとうございます。
しかし以後は、
>脳を構成する原子の中で最も入れ替わりの少ないものは、どの程度の期間で入れ替わるのか?
という点についての回答をお願いします。
(新しい細胞ができるかどうかと、古い細胞を構成する原子が入れ替わるかどうかは直接関係しないので)
http://230nsc1.phy-astr.gsu.edu/hbase/nuclear/biohalf.html#c2
こちらの表を見ると、プルトニウムとアルカリ土類金属が長いようです。
プルトニウムの滞留時間の長さは、希土類自体が体内に少ない為に排出経路を持ってない点に加え、プルトニウムは四価が安定な(多くの希土類は三価が安定)点に起因するものでしょう。従って、脳細胞だろうとその他細胞だろうと代謝速度に変化はないと考えられます。
一方のアルカリ土類金属は、入れ替わりの遅い骨や歯の寄与が大きいようです。従って、脳細胞に限った場合には生物学的半減期は短くなると予想できます。が、それを示すようなデータは見つけられませんでした。
各元素の振舞いなどはArgonne国立研究所のHuman Health Face Sheetに書いてありました。元素毎のpdfへのリンクしか見つけられませんでしたが、一応アドレスを貼っておきます。
http://www.ead.anl.gov/pub/doc/strontium.pdf
素晴らしい情報をありがとうございました。
表も、各元素の体内での振舞いも、大変興味深いですね。
素晴らしい情報をありがとうございました。
表も、各元素の体内での振舞いも、大変興味深いですね。