裁定残のどちらなのですか?
混合してらっしゃるようですので、「裁定残」と「決算対策」は別に考えたほうが良いと思います。
●「決算対策」について
投資している企業自身の決算が近づくと、利益を確定するために現物株を売ると言われています。
●「裁定残」について
今、市場で積みあがっているのは裁定買い残です。
第26章 裁定取引の仕組み
http://markets.nikkei.co.jp/plan/stockabc.cfm?id=p17c1025_01&...
裁定残のどちらなのかと言えば、裁定買いです。
「決算」とおっしゃっているのは、SQ日のことですね。裁定「買い」なので、売りか買いかと言えば売りですが、売りたくなければ次の期の分を同じだけ買います(ロールする)。ロールが多ければ、売り物はあまり出てきません。
ご存知のことと重なってしまいそうですが、以下、補足です。
裁定取引とは通常、「現物買い、先物売り」のことを言い、メインは日経225先物と、日経平均と動きが一致するような現物パッケージの組み合わせですね。で、先物が現物よりも一定値以上(短期金利から算出)高くなったら現物を買って先物を売り、SQまで保持する、と。
SQ日には現物価格=先物価格になりますから、差額から金利を引いた分が儲けです。3月と9月のSQ時には、配当をもらうために現物を保持し続けることが多いため、ロールすることが多いのですが、6月と12月はロールする分が減ります。
最近の話題(懸念)の中心は、
だと思います。
詳しく有難う御座います。
通常、単に裁定残と言えば、裁定買い残(つまり、決済日には現物を売らなくてはならないほう)のことを示します。
なぜか良いURLが見つからないのですが、そういうものです。
後チョッとの間、まだ株は不安定ですね!
有難う御座います。
解りました。
利益確定のため、またまた現物株が、下がるのですね!