WindowsXPが入ったデスクトップPCを、OSが入ったまま個人情報などのデータを消去して他人に売ることになりました。

0ビット埋めをご存知でしょうか？

結局フォーマットを行っても、ハードディスク上にデータそのものは残っています。フォーマットではインデックスが消えるだけだからです。いわゆるデータ復旧サービスなどはインデックスが消えた（壊れた）ハードディスクからデータを救うサービスになります。

0ビット埋めというのは0というデータをハードディスクがいっぱいになるまで書き込みます。つまりインデックスを消すのではなく
0というファイルのみにハードディスクをしてしまうという方法です。これであればデータは完全に消去されてしまいます。

アメリカは確か３回（？）０ビット埋めを行うよう義務づけられています。完全消去を目指すのであれば0ビット埋め処理を数回行っていただく事をお勧めいたします。

Eraserの説明に、上書き削除をすると書いてます。ただレジストリ等のデータは残るのでフォーマットの方が良いと言う話になると思います。フォーマットですがnil55さんの言うようにデータが残りますので(産業スパイなどの場合でなければしないと思いますが)データが復活する可能性があります。

Eraserの
>「Boot Nuke Disk」という機能はハードディスクをEraserで全消去
と言うのを実行するのが理想です。

ちなみにフォーマットでデータが消えないと言うのは
フォーマットに物理フォーマットと論理フォーマットがあって物理フォーマットをきちんとしない場合はデータが消えないと言う話です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88
Winに付いているフォーマットが物理フォーマットもしてくれたら良いのですが。20Mとか40Mとかの時代は物理フォーマットが出来ましたが、250Mとかの時代でも随分フォーマットに時間が掛かってフォーマット終了を待つのに疲れた記憶があります。
ユーザーが物理フォーマットの終了まで待ってくれないので物理フォーマットをしないのが多いかと思います。

ですからフォーマットをしてもデータが消えないので上書きで消しましょうと言う話が出てきます。