最近、「やばい」や「ゲロ」を肯定的な強調表現として使う例が見られます。


質問1.こういう「本来は否定的な意味合いの表現なのに、肯定的な表現として使われるようになった言葉」の例を教えてください。
 例:「とても」http://www.kotono8.com/2004/05/27totemo.html
 ただし「全然」はもともと肯定表現だったのが否定に限定されるようになり、また肯定が復活してきたものなので、除きます。

質問2.肯定表現で使うとき、「やばい」ってのは何がどうやばいんでしょう? 私は、本気で評価するのは客観性を失うという意味でまずいのに、「やばい、本気でいいと思っちゃうよ」というニュアンスが込められているのではないかと感じています。

以上、どちらかでもいいです。回答・ご意見ください。できるだけ客観的な、納得できるものには高ポイントで。

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  • 1人2回まで
  • 登録:2006/11/29 17:19:02
  • 終了:2006/12/04 09:42:59

ベストアンサー

id:chinjuh No.5

chinjuh回答回数1599ベストアンサー獲得回数1842006/11/29 18:25:56

ポイント25pt

 わたしとわたしの友達は「やばい」「ふつーに」を10年くらい前からやや肯定的に使ってました。今となってはマイブームは去ってあまり使わなくなっているのですが。

 使っていた当時、どんな意味でヤバイと言っていたかというと、

「この程度のものを好評するほど自分は甘くないもんね……やばい、これ美味いじゃん!」

というようなニュアンスで、現在のように「やばい」を単独では使わず「やばいくらい美味い」というように使っていました。

 質問者がおっしゃっている、

> 本気で評価するのは客観性を失うという意味でまずいのに、「やばい、本気でいいと思っちゃうよ」

これにきわめて近いものだったと思います。

 似た様な表現で「ふつーに美味い」というのは、わたしが使い始めた頃の感覚では

「みんなが不味いって言っているけど、これはふつーに美味しいよ? いや、かなり美味しい。これはいける」

というニュアンスで「ふつーに美味い」でした。

 「やばい」「ふつー」のどちらも、否定的な意見から出発して肯定に到達したときの意外性みたいなものを表現していたはずなのですが、最近の若い人たちは否定部分がすっこぬけていて、いきなり肯定的に「やばいよ」「ふつーにうまい」と言っているみたいです。昔から使っていたわたしとしては、その用法は間違っているといいたくなることがあります。

 他に意味が逆転している例として、若者言葉として定着するほどの勢いはありませんが「おもむろに」というのがあります。辞書を引くと「落ち着いて、ゆっくりと事を始めるさま。ゆったりしたさま」とありますが、これを「急いで」の意味で使う人を何人も見たことがあります。

id:matsunaga

そうそう、「普通に」は「お世辞とか抜きで本心で言っても=普通に」というニュアンスがあるかなぁ、という気がしていたのです。

その辺のニュアンスが、よく使われるようになるうちに抜け落ちていくんでしょうねえ。

「おもむろに」は「いきなり」で使われることも多いようですね。

2006/11/29 18:40:44

その他の回答(8件)

id:sadajo No.1

sadajo回答回数4919ベストアンサー獲得回数492006/11/29 17:32:47

id:matsunaga

「沢山あります」じゃなくて、その中で「否定→肯定」に意味が変じたものを具体的に挙げてもらわないと、回答になっていません。

以後貴殿は回答拒否+ポイントゼロ

2006/11/29 17:49:06
id:T_SKG No.2

T_SKG回答回数206ベストアンサー獲得回数182006/11/29 18:12:15

ポイント25pt

Q1

色々説はあるようですが「生きざま」

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/2003/shinizama.ht...


鳥肌が立つ

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/10/1003.html


Q2:多分、理由は一つではないと思います。

おそらく質問者さんの推測も一つだと思います。

私は、悪い意味だった「やばい」時の危機感に伴う、緊張とか一種の興奮

(アドレナリンが体を駆け回る時)の感覚を、肯定的な時にも使いたいの

ではないかと思っていました。

id:matsunaga

なるほどなるほど。

Q2は鳥肌の説明とも共通する感じですね。

2006/11/29 18:18:00
id:Kumappus No.3

くまっぷす回答回数3784ベストアンサー獲得回数1852006/11/29 18:22:22

ポイント25pt

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/11/1104.html

T_SKGさんの御指摘のところで他にもないか探してみました。

「すごい」 は もともと「恐ろしい」「さびしく、気味悪い」だったんですね…。

「やばい」 も 同じような経緯ではないかと考えられます。

つまり自分の気持ちや反応が「やばく」なるほどすばらしいという。

id:matsunaga

悪を究めれば善になるんですかねえ。

2006/11/29 18:33:14
id:tkyktkyk No.4

tkyktkyk回答回数2183ベストアンサー獲得回数252006/11/29 18:22:42

ポイント25pt

●質問1に対して

外国語でもよくあるようです。

韓国語「チュギダ」(殺す)が「かっこいい・いかす・すごい」、「ヨプキジョク(猟奇的)」(怪奇・異常な)が「かっこいい」

英語「bad, cool」が「とても素敵で格好いい」、「tight(きつい)、dope(麻薬)」が「最高・イケてる」

中国語「クーナン(酷男)」(みにくい男)が「格好いい男」

このような逆説的な言葉遣いは、日本に限らず使われているようですね。


これはまた毛並みが違うやもしれませんが、

大阪で「アホ」といわれるのは褒め言葉に値します。

一般的には罵りの言葉として定着していますが、

「おまえアホやろ」といわれて喜ばない大阪人はいないと見てかまいません(笑)

http://www-soc.kwansei.ac.jp/abe/kisosha/kisosha2001/practice/pr...

これもまた、(限定的地域において)否定的な言葉が肯定的な言葉として

使われている例ではないでしょうか。


参考:

http://gogen-allguide.com/ya/yabai.html

id:matsunaga

自分も関西人なので「アホ」は親しみを込めた言葉に思えますが、これは類似の現象と見ていいのかどうか迷います。京大生は「変」と言われると喜び、「妙」と言われると変すぎて落ち込みます。しかし、これは元の意味を残してるんですよねえ。愛されるアホっぷりとか、みんなと違うところがいいとか。

「やばい」とか「すごい」はもともと完全否定で、それが最上級に転じたところ、共通するのかしないのか、もう少し考えてみたいです。

「酷」はいまや「cool」の翻訳語として使われているみたいですね。

2006/11/29 18:38:29
id:chinjuh No.5

chinjuh回答回数1599ベストアンサー獲得回数1842006/11/29 18:25:56ここでベストアンサー

ポイント25pt

 わたしとわたしの友達は「やばい」「ふつーに」を10年くらい前からやや肯定的に使ってました。今となってはマイブームは去ってあまり使わなくなっているのですが。

 使っていた当時、どんな意味でヤバイと言っていたかというと、

「この程度のものを好評するほど自分は甘くないもんね……やばい、これ美味いじゃん!」

というようなニュアンスで、現在のように「やばい」を単独では使わず「やばいくらい美味い」というように使っていました。

 質問者がおっしゃっている、

> 本気で評価するのは客観性を失うという意味でまずいのに、「やばい、本気でいいと思っちゃうよ」

これにきわめて近いものだったと思います。

 似た様な表現で「ふつーに美味い」というのは、わたしが使い始めた頃の感覚では

「みんなが不味いって言っているけど、これはふつーに美味しいよ? いや、かなり美味しい。これはいける」

というニュアンスで「ふつーに美味い」でした。

 「やばい」「ふつー」のどちらも、否定的な意見から出発して肯定に到達したときの意外性みたいなものを表現していたはずなのですが、最近の若い人たちは否定部分がすっこぬけていて、いきなり肯定的に「やばいよ」「ふつーにうまい」と言っているみたいです。昔から使っていたわたしとしては、その用法は間違っているといいたくなることがあります。

 他に意味が逆転している例として、若者言葉として定着するほどの勢いはありませんが「おもむろに」というのがあります。辞書を引くと「落ち着いて、ゆっくりと事を始めるさま。ゆったりしたさま」とありますが、これを「急いで」の意味で使う人を何人も見たことがあります。

id:matsunaga

そうそう、「普通に」は「お世辞とか抜きで本心で言っても=普通に」というニュアンスがあるかなぁ、という気がしていたのです。

その辺のニュアンスが、よく使われるようになるうちに抜け落ちていくんでしょうねえ。

「おもむろに」は「いきなり」で使われることも多いようですね。

2006/11/29 18:40:44
id:moonan No.6

moonan回答回数93ベストアンサー獲得回数62006/11/29 18:52:14

ポイント25pt

質問1について:「ゲロ」の類例。もともと否定的な意味合いだが「良い」「良く」などの肯定的な語を修飾できるもの

オニ、オニのように

クソ(「クソうま」って言う友人がいるが止めてほしい)

バカ、アホほど(関西)

めちゃくちゃ、めっちゃ

異常に

死ぬほど

すさまじく(古語で「すさまじ」は「寂しい」の意)

べらぼう(もともと「バカ」などの意)

やたら(筋がとおらないこと)

あえて否定的な語を肯定の意味の語につけることで「普通ではないほど」「意外なほど」という意味を出しているのではないでしょうか。

質問2について:T_SKG様と私もほぼ同意見です。肯定表現で使う「やばい」は、「思いがけず良い」「こんなに良いと思ってなかった」「はまってしまいそうなほどよい」というような意味合いで使われているように思います。心奪われてしまうという感覚が、ちょっと危険な感じがするからではないでしょうか。

id:matsunaga

1。たしかに「普通ではない」説は説得力があると思います。「アホほど」は「信じられらんんほど極端に」って感じもありますしねえ。

2。「くやしー」ってニュアンスなんでしょうかねえ。

2006/11/29 18:56:54
id:zokkon No.7

zokkon回答回数62ベストアンサー獲得回数42006/11/29 19:03:14

ポイント22pt

Q1のみです。

言語学的には amelioration と呼ばれている普遍的な現象ですね。日本語では「意味の向上」とか「意味の上昇」などと呼ばれているようです。ただし厳密にはちょっとずれるかも。言語学的には,一般的な意味から価値の高いものに限定されるような意味に変わってくることも含むようですので。

英語では nice (もとは「ばかな」の意)や queen(もとは「女性」の意)が有名。

日本語では既出の「すごい」ぐらいしか思いつきませんが,「しぶい」もこれに近いかなあ。

id:matsunaga

意味の上昇(elevation of meaning)・意味の下落(degeneration of meaning)という用語の方がよく使われるかもしれませんね。

通時的に意味が変化するという現象の一つと考えれば、普遍的な現象だということになりますね。

ついでに中国語の例も見つけました。

http://www.fjsnow.com/wenji/ShowArticle.asp?ArticleID=3865

2006/11/29 19:13:31
id:adlib No.8

adlib回答回数1986ベストアンサー獲得回数1232006/11/29 19:26:22

 ケバケバしい悪趣味をそしった「ケバい」は、絶滅の気配ですが……。

 古くは「やけに旨い」のような用法があり、「バカウケ」「バカづき」

から「馬鹿に旨い!」へと転じます。

 

── 生前は落語家としての活動のみならず俳優としても活動、CMでは

「バカウマ」という流行語を生んだ圓生……。

http://item.rakuten.co.jp/book/3893068/

 

 三遊亭 円生 6 落語協会々長 19000903 大阪 19790903 79 /生没同日

/籍=山崎 松尾 19000513/19010513 山崎 さだの義子──《書きかけの自伝》

 

── 蛭子 能収《イカすバカウマ天国》

http://payon.svc.ocn.ne.jp/ebookjapan/title.asp?titleid=1667

 

 参考(↓)うた:ことばおじさん(梅津 正樹)とアナウンサーズ

 作詞:伊達 正隆/作編曲:渡部 チェル/絵:いしかわじゅん

── 《これってホメことば? 20060804 05:00 NHKみんなの歌》

http://www.nhk-ep.com/view/11548.html

 

 Myブログ(↓)気になることばのコレクション

http://bk1.hatena.ne.jp/iwashi?mode=detail&iid=54368

 諸辞苑 ~ 順不同 ~

id:kskg No.9

kskg回答回数178ベストアンサー獲得回数32006/11/30 21:20:37

ポイント15pt

質問一へ>

英語のfuckとかhell, heckも、あてはまるかと思います。いかがでしょうか?

id:matsunaga

語感的に共通していますね。

2006/12/01 05:47:07
  • id:T_SKG
    ご免なさい、やばいの語源と使用法の変遷がここに
    載っていました。
    http://gogen-allguide.com/ya/yabai.html
  • id:chinjuh
    そうそう、「やばい」「鳥肌」には

    > 悪い意味だった「やばい」時の危機感に伴う、緊張とか一種の興奮
    >(アドレナリンが体を駆け回る時)の感覚を、肯定的な時にも使いたい

    これもかなり含まれていると思います。

     似た様な例で、すでに若者言葉じゃありませんけど、古典文学に「かなし」というのがあります。「可愛い」の意味で使われます。可愛いものを見た時に、喜びとともに切ないような気持ちが伴うと思うんですけど、ああいう感じを表現しているみたいなんです。「かなしくなる(切なくなる)ほどいとおしい」→かなし=可愛い

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