1:男性専用車両が無い点(痴女・冤罪痴漢の対策)
2:男女人口比によって生じる男女間の「サービス品質格差」「料金格差」の点。(男女差別にはならないのか?)
3:男性も女性も、同一区間で同料金ならば、女性の女性専用車両への乗車の義務化。女性だけ車両選択権があるのは不平等。
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20060104/1136374029
ここにアンケートなど色々まとめられています。
また女性専用車両が廃止されているというニュース記事も同じサイトに転載されています。
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20060630/1151593694
結局のところニーズの有無でしょう。
女性専用車両も誰も乗っていなければ廃止になってますしね。
男性専用車両なんて多分乗りたがる人が殆どいないと思うので、作るだけ無駄だと思いますよ(^^;
そんなわけで、私は女性専用車両だけがある現状に納得いってます。
何だかんだで多くの被害を受けてるのは女性ですし。
高齢者用車両とか作ってみたら意外とニーズがあるかもしれませんね。
今の日本、差別と区別が曖昧になってないでしょうか?
つくりや国籍が違うものを分けるのは区別です。
そうじゃなきゃ、国なんて成り立たないですよ。
それでは、オリンピックは差別の祭典ですか?
男性と女性では体の作りが違います。
平等に分けてしまうと問題が生じるのは当然です。
また、差別とは全く同じものを分けることだと思います。
この場合、人間として捕らえられるほど
人間には理性を持続させる能力はありません。
男と女では、性犯罪(痴漢など)にあう確立は全然違うと思います。
また、犯罪に合ったときでも、男の方が力が強いので、犯人を
捕まえる事もできると思います。
痴漢の被害があまりに多いから専用車両ができたんだと思いますよ。
痴漢を見かけたら、女の子を助けてあげる。犯人を捕まえてあげる。 っていうことが、いつでも普通にできる世の中なら
女性専用車両はなくなると思います。
女性専用車両創設の意義を理解されておられるということですので、現状システムについては以下の様に
1:痴女や痴漢冤罪などは報道機関での扱いが少ないなど、
痴漢被害に比べて社会的に問題があるというコンセンサスが
形成されていない。
2:運行されている列車の車両数の総合計に対して、
女性専用車両の数は朝や深夜の一部列車について1列車当たり1両という設定が多いので、
男性鉄道利用者に対して著しく不利を強要するものではないので、
男女人口比によって生じる男女間の「サービス品質格差」や「料金格差」などは、
十分小さいので男女差別というほどのことではない。
3:1と2から女性が女性専用車両への乗車義務化の必要性は鉄道会社や女性鉄道利用者が認めないし、
女性だけ車両選択権があることについても不平等が著しく大きいわけではない。
と考えると、社会的には比較的妥当だということをご理解されることと思います。
結論としては、小さい男女差別にはなりますが、大きい男女差別とは認知され難い、ということになるでしょう。
つまり、社会的には「男女差別」にはならない、ということになります。
でも、確定したものではないので、時代やニーズによっては無くなったりもするのでしょう。例えば昔、大阪~京都間を走る京阪電鉄という電鉄会社が女子学生専用列車を走らせていましたが、今は走っていません。
ちょっと毛色は違いますが、女子大の存在は男女差別には当たらないということは判例がある位に確定しているそうです。
こんなページも時間があるときに見てみると参考になるかも知れません。
http://www.hss.ocha.ac.jp/psych/socpsy/akira/class/discuss.98.ht...
>「お茶の水女子大学を共学にすべきである」という論題で競技ディベート
一方、中京女子大学では
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%AC%E5%A5%B3%E5%AD%9...
>学校の名称にを「女子大学」を用いているが、
>すでに1998年度から大学院の健康科学研究科で男子学生の受け入れをしており、
>また、2007年度からは人文学部でも男子学生を受け入れを決めたが、
>これに伴う大学の名称は変更は行わないため、
>全国で初めて大学院以外で男女共学の女子大学となる。
http://traindriver.no-blog.jp/main/2005/05/post_6cfb.html
↑鉄道関係者のブログ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%B0%82%E7%94%A...
↑Wikipediaより
1、私は男性専用車両も作ってほしいと思います。
例えば、痴漢で冤罪にでもなれば、
冤罪であるのにもかかわらず、社会的信用は失墜してしまいます。
そして、それを取り戻すには並大抵の苦労以上のものが必要となる。
2及び3、これらについても男性専用車両が作られれば問題無いと思います。
女性専用車両が作られたきっかけは、
痴漢という罪を犯した男性にあることは明白です。
しかし、男性の全員が全員、痴漢という罪を犯すわけではありません。
ですが、
電車というある意味での密室の中では男性もまた冤罪を防ぎにくいのです。
様々なページでも言われているように、
女性専用車両を作って、お茶を濁すよりは、
痴漢のない車内を作る方がいいんでしょうけどね^^;。
自分なりに考えてみました。
シルバーシートも同様ですが、女性専用車両創設も根底には
強きをくじき弱きを助く・・・ということではないでしょうか?
つまり、男は腕力で何とか自分で切り抜けられるだろっ!
若者は元気だから席を譲れっ!ということなのでしょう。
そういった現前にある差を埋めるための差別ですから、いいのでは?
力関係の弱いものの底上げを図り、より対等な関係を目指しているんでしょう。
でもね、でもね、映画館のレディース・ディって許せなくありませんか?
あれは男女差別だよね。男女に力関係ないから。
これは「企業の都合」ということで理解すればよろしいかと思います。女性客に対する迷惑事案が多発しているので、それが嫌な人はこちらへという選択肢を用意することで、企業は対策の手間や苦情への対応から逃れることが出来るということです。
したがって、ご指摘の「不平等」は、男女間格差の問題ではなく、企業のサービスの質の問題であるということです。男女間格差は社会構造の問題ですが、これはあくまで企業のサービスに対する姿勢の問題です。
社会構造の問題を考えるなら、公共交通という重要な社会のインフラを民間任せにしてしまった政府の政策こそが問題です。
ひところ「民間に出来ることは民間に」という主張がずいぶんもてはやされましたが、そういう「改革」が正しい社会の発展に寄与するものなのか。国民生活に重要な影響を与える事業が何でもかんでも企業の都合で運営される世の中が快適なものなのか。そのへんから考え直していかねばならないと思われます。
「男女差別」という概念は、両性の本質的平等を侵害する概念として存在するため、既に差別として存在する男女差別を是正するための格差は男女差別ではなく合理的区別にすぎません。ゆえに両性の本質的平等を侵害しません。
たとえば、ハンディキャップのある人にハンディキャップ分だけの優遇環境を与えたとしても、その優遇措置が差別では無いのと同じロジックです。
問題は、女性専用車両を創設の理由が、合理的であるか否かです。
例示1は、実際に運行区間で痴女・冤罪痴漢がどれだけ発生しているか、その実態によってケースバイケースで判断すべきことだろうと思います。痴女・冤罪痴漢の被害報告があがっていないのなら、サービスの不平等とは言いにくいと思われます。
したがって、この問題が焦点となっている場合は、痴女・冤罪痴漢の被害実例についての実態調査などが必要と思われます。
例示2は、女性専用車両を運行させる合理性の問題であり、現実に女性乗客の被害が発生しているのであれば合理性があると認められますから、被害の発生に応じた専用車両を運行することは公益の合理性判断の範疇であり、男女差別とはなりません。
被害発生状況などを調査した上で、公益を実現するためにどの程度の車両が必要なのかを判断すべきだろうと思われます。
例示3は、まさに画一的平等の典型であり、不利益を受けている人の利益回復のために実施する優遇一般を否定する間違ったロジックです。
女性にもいろいろいて、妙齢の美女など痴漢被害を受けやすい女性と、高齢者など痴漢被害を受けにくい女性もいるわけで、女性だから全員が痴漢被害を受けるわけではありません。男性車両に乗車しても問題ないという女性もいます。
したがって、女性に車両選択権があるのは合理的であり、不平等とは言えません。
結論として、なにもかも同じでなければならないという「画一的平等」のロジックを採用するなら画一的基準からみて女性専用車両は不平等ですが、弱者に対し機会平等を実現する「配分的平等」という現代的ロジックを採用するなら、被害状況と実施の程度にもよりますが、不平等ではなくむしろ平等を実現するものであると考えられます。
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