回答条件
・自分の職場で導入された場合について述べること
・賛成か反対かを理由と共に述べること
補足
ホワイトカラーエグゼンプションとは「ホワイトカラー労働者に対して労働時間規制を適用するのを免除すること」を指します。
肯定側の意見例
・広い裁量が認められるホワイトカラーは、労働時間が長いことではなく、成果による評価・処遇を行うべき
・時間ではなく成果で評価されるため、不公平感がなくなる
否定側の意見例
・サービス残業が合法化されてしまう
・長時間労働が増え、過労死やうつ病の原因となる
参考:Wikipedia http://qrl.jp/?241827
調査グループ:京都大学労使関係論基礎ゼミナール「ホワイトカラーエグゼンプション」グループ
アンケートurl http://q.hatena.ne.jp/1165169512
以前アンケートに投票した際にもコメント欄に書きましたが、
はずかしかなら、
まだまだホワイトカラーエグゼンプションについてはよくわからない点が多いです。
>法令で定めた業務
には具体的にどのような業務が含まれるかわからない
>年収400万以上
果たしてこの基準が適当なのかわからない
http://www.j-tgs.com/value/salary/01.html
の統計を見ると、
おおむね30歳以降の人なら対象になってしまう可能性がある人が増えてしまうような気がします。
平均年収の計算の仕方も明確ではないような気がします。
既に専門業務型、企画業務型裁量労働という制度もあり、
この制度自体うまく活用されていない、
逆に、この制度をよいように解釈して悪用している
のではないか?と思われる事例もあるように思えます。
次々と制度を変えていくのは
使用者にとってはどうかわかりませんが、
労働者の不安をあおるだけのような気がしてなりません。
などからが理由です。
現状でも裁量労働がまともに機能していない。
現在の会社によるが部・課長クラスや、ダミーのポストへの
昇進など給与抑制手段にすぎない。
裁量労働になったからと言って仕事内容に変化もなく
裁量範囲が広がるわけでもない。
実際裁判で争えば会社が負ける可能性は非常に高い。
裁量を会社が大幅に認めないような実質時間拘束があり
且つ、裁量がほとんどない現状では、制度そのものに意味がない。
単独で独自に、自己裁量出来る職種に適用されるべきものだが
実際は、給与水準が一定以上への無条件適用になるので
職種がホワイトであるかどうかは無関係に実施されているのが実体。
競争原理を導入すること自体は悪くないと思いますが、目的が競争になってしまうと他人を蹴落とすことしか見えない社会になってしまいますよね。
残業してもお金をもらえなくなりそうなので、あと過労死増えそうなので。
反対!まずは「規定の勤務時間がきたら帰宅できる労働環境」を整えるのが先です。それが実現化してからの話だと考えます。
まぁ、
「規定の勤務時間がきたら帰宅できる労働環境」を整える
のは弱者の論理だが。
でも、個人(労働者)と会社(組織)では、会社の方が多分必ず強いのです。
強者の論理に従っていると、弱者が負けて、結果会社を支える人がいなくなってしまいます。
その歯止めが、どこか別なところにあるなら、また話も変わってきましょうが。
・労働時間に関する自己裁量が完全に認められているホワイトカラーが自社内にいるとは思えない
・過去の実績および世間動向から見て、業務成果に対する評価が十分に客観的かつ公平に行われるとは思えない
から、反対。
成果(=絶対基準)を基準に賃金を払いたい根本の理由が、競争力(=相対基準)というあたりからして何かおかしいですよね。