メンバーは、上司(男性)、僕(男性)、新入社員(女性)です。
私の職場では通常、荷物は一番若造が持つものなので、新入社員が持とうとするのですが、彼女は華奢だし、重い荷物を持たせるのは人としてどうだろうかとも思ったのですが、女性だから重い荷物は持たせないというのは男女差別にかなと思って、そのまま持ってもらいました。でも何か違うかなと思いつつ。
仮にその新入社員が同じ体格の男性だったとしら、疑問なく持ってもらうので、違うかなと思う意識は明らかに男女を区別しておりジェンダーフリーではないです。
仮に上司が持って、僕が手ぶらだとしたら相当落ち着かないので、僕が持ったら彼女も相当落ち着かないでしょう。性別を理由に特定の業務(というほどではないですが)をさせないというのは怒るところかもしれませんし。
そんな私も、同じような他人の集団を見たら「ひどーい、男が持ってやりなよ」と思うと思います。
みなさんは、この荷物誰が持つのがいいと思いますか? 意見と理由と回答していただける方の性別をお知らせください。
これは平等に反しているわけでもありません。
たまに誤解している人もいると思いますが、
平等といっても、平等の解釈の問題もあり、
いろいろな種類の平等があります。
ここで議論となるのは、絶対的平等か相対的平等かです。
少なくとも憲法で言うところの平等は、通説では相対的平等
と解釈します。
絶対的平等とは、物事の差異を考えずに均等に割り振ることです。
相対的平等とは、物事の差異を含み均等に割り振ることです。
例えば、パンが12個あり大人一人と子供2人がいると仮定します。
一人一人にパンを4個づつ分けるのは絶対的平等です。
大人と子供の食料の必要量が仮に2:1と仮定して、大人に6個
、子供達に3個づつで分ければ相対的平等と言えます。
ただ、これのどちらも形式的平等の範疇に収まるもので、
本来であれば実質的平等が期待されるべきと思います。
ここで、一人の子供が既にパンを4個持っていたとします。
上記の相対的平等をとり配分すると、6個:7個:3個(大人:既にパンを持ってた子供:パンを持っていなかった子供)とすると、結果的な不平等を生みます。
実質的平等にするには、既に持っていた4個のパンをも配慮し、
8個:4個:4個とすれば結果の平等が生まれ、実質的平等になります。
ですので、男性と女性の身体的な違いを含めた上で、平等を
扱うことが本来の平等とすれば、荷物を持ってあげることは、
貴方が平等という意味を厳格に解釈することになると思います。
私は男性です。