【イエはてな】イエ・ルポ#006

街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見た家、聞いた話、または自分の家の、ユニークな住まいの工夫やアイデア、習慣や出来事などのエピソードをミニルポ感覚で書き込んでもらう家ルポタージュ・コーナーです。
〈今週のお題〉を見て、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
※〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
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イエ・ルポ #006 THEME「我が家ならでは!の年末年始行事」を教えて下さい

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http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20061215

※今回の「いわし」ご投稿は12月20日(水)正午で終了とさせて頂きます。

回答の条件
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  • 登録:
  • 終了:2006/12/18 06:42:59
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回答146件)

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年越しは蕎麦でなく魚 Fuel2006/12/16 12:02:46ポイント5pt

うちの年越しはお蕎麦ではなく「年取り魚」です。塩鮭を焼いた物を縁起物として食べて年越しをします。この時にもうお節も一緒に並ぶので、お蕎麦は出番がありません。

よくお節が食べきれなくて余るという話を聞きますが、うちは大晦日から食べ始めるので三が日中になくなってしまうことが多く、年が明けてスーパーで半額になっているきんとんなどを追加することもしばしばです。

塩鮭を焼いた物が縁起物! hanatomi2006/12/16 18:09:03ポイント3pt

お蕎麦でなくお魚なんて、とっても気になります。

でも「いわし」と節分のように、それも昔から伝わった慣わしなのでしょうか。もしかして漁村でいらっしゃるのでしょうか。

うちはお節は、ばたばた大晦日は無理して仕上げず、のんびりできるお正月2日頃の親戚集合を目指して作りますので、FUELさんとはタイムラグが数日ありそうですね!

>年が明けてスーパーで半額になっているきんとんなどを追加することもしばしばです。

早く食べ終わるとそんな良い特典があるんですね!

むしろ魚が大変な貴重品だった内陸部の習慣かも TomCat2006/12/16 22:41:09ポイント2pt

「年取り魚」っていう習慣は日本各地にあって、漁村はもちろん、長野県などの全く海のない地域にもあるんですよね。そういう所では、年に一度の大変な贅沢として、魚を食べられる幸せを噛みしめていたんじゃないでしょうか。

 

ちなみに「年越し蕎麦」というのは江戸で商業が発達して以降の習慣で、昔は庶民の買い物も掛け売りツケ払いが普通でしたから、大晦日の商人や職人というのは、代金の回収に日一杯駆け回っていたわけですよね。年が改まればもう、未回収のツケは不良債権ですから(笑)

 

で、ゆっくり年取り魚なんかを楽しんでいるヒマがなかった。

てやんでい、こちとら江戸っ子よ、ソバでもすすってパーっと済ましちまえ。おう、これからソバ食いに行くんだけど付き合わねえか。

何ィ?年越しがソバじゃ淋しい? ソバはおやつだ? 食えるだけマシってもんよ。だいたい外で素早く食える物ったらソバくれえしかねえじゃねえか・・・・。

 

と、そんなことで定着していったのが、年越しソバらしいですよ(^-^;

大晦日の商人や職人・・代金の回収→ソバ hanatomi2006/12/17 00:03:36ポイント2pt

年取り魚という言葉、初めてお聞きしました。

リンク

年取り魚は東日本では鮭、西日本では鰤である。この鮭文化圏と鰤文化圏の境界線は、信州を二分していた。

(中略)

鰤文化圏といっても、家によってはブリではなく、サケやサンマあるいはイワシを年取りに使っていた。鰤は目玉が飛び出るほど高かったからである。

以上抜粋

関東と関西で違うんですね。そういえば、うちのお節には、ブリが入ってますよ。(関西です)

FUEL さんは、関東でいらっしゃるのかしら。

それと、ブリが普通に食べれるようになった現代はホントに裕福なのですね。

今はお弁当に入ってたりしますもんね。

感謝しなきゃ。ありがたや、ありがたや・・。


>何ィ?年越しがソバじゃ淋しい? ソバはおやつだ? 食えるだけマシってもんよ。だいたい外で素早く食える物ったらソバくれえしかねえじゃねえか・・・・。

と、そんなことで定着していったのが、年越しソバらしいですよ(^-^;


へぇぇ!!「おそばにいたい」からとか、「長い付き合いをありがとう」「そばでしめる」とか、よくわかりませんが、そんなのじゃなかったんですね!

忙しかったからなんですか。ひょえー!

ところで、TomCatさんはもしかして文化人類学者ですか? 笑 

専門書の知識が頭におもしろおかしくエピソードつきでファイルされてるみたいでコメントが面白い・・・

年越しソバのいわれは後年作られた物らしいです TomCat2006/12/17 01:17:29ポイント1pt

ほかにも、細くても長くとか生きるとか、切れやすい麺を長く作れたら人の付き合いも長続きするとか色んな縁起が言われますが、そもそもがそんなに古い習慣ではないですから、まあだいたい後付けというか、こじつけですよね(^-^;

 

もっとも昔はソバというと他の穀類が育たない土地の貴重な食物でしたから、ソバを麺として食べる技術が出来てからは、蕎麦切りが祭礼や正月のご馳走とされていた地域もあったそうです。

 

ただ、そういう地方の寒村の習慣が全国的に波及したとは思いにくいですし、江戸ではソバといえば今のファーストフード的な位置づけでしたから、やはり忙しく駆け回る商人が手っ取り早く空きっ腹を紛らわし、そこに江戸っ子特有の遊び心でゲンを担いだ習慣が、今に伝わっているのかなと思います。

 

それにしても、魚。あれはほんとに昔は貴重品だったみたいですね。長野あたりも、フォッサマグナから西は鰤が食べられていたそうですが、フォッサマグナから東に行くと、もう鮭になっちゃうんですよね。きっと、運べなかったんじゃないかと思いますよ。

 

今は鰤だって鮭だって、お弁当に入っていてもたいして誰も喜びませんけど、魚が弁当に入っているなんて、昔の人が見たらぶっ飛んじゃいますよね。もし昔の世界からタイムスリップしてきた人がいたら、車よりもPCよりも、コンビニのシャケ弁当に驚くかもしれません(笑)

 

> ところで、TomCatさんはもしかして文化人類学者ですか? 笑 

とんでもないですー。ひやひや(^-^;

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