中間子はクォークによって成り、中間子の中にはpi中間子とρ中間子のように、同じクォークの構成よってできる中間子もあります。
しかしたとえ中間子をつくるクォークの構成が同じだとしても、単純にそのクォークの質量の足し算によって中間子の質量が決まるとは限りません。
大抵の場合、中間子の質量はその結合エネルギーからきています。
どうしてエネルギーが質量になるのかといえば、質量とはエネルギーの一形態であると考えられているからです。
常識的にはピンときませんが、私たちの生活の中にも実際にその理論が使われています。
例えば、原子炉などに応用されている核分裂は、質量からエネルギーを取り出して発電しています。
回答ありがとうございます.