RC-Zで家を建てようと考えております。

RC-Zは、通常使い捨てになるコンクリートを流し込む型枠を再利用できるようにすることでコストダウンを図る工法と理解しています。合理的な工法だと思います。

長所としてはＲＣと同じく耐久性が高く、火事にも強いです。

短所としては、型枠が出来合いのユニットになっているため、デザイン、設計の自由度が低いことでしょうか？

またＲＣなので建物が重くなり、地盤の弱いところでは杭を深く打ったりお金がかかっちゃうかもしれません。

ここにあるＲＣの特徴はデザイン、設計の自由度以外は全てＲＣ－Ｚにも当てはまります。

http://www.chumonjutaku.com/menu0035/

http://www.rc-znoie.com/

同じく一軒家を建てた経験から..　お気持ちは良くわかります。

RC-Zのことは詳しくないので、一般的なことで...

耐震性について、id:gettoblasterさんが地盤のことを言われていますが、おっしゃるとおりだと思います。

どんなに躯体が強くても、地盤(基礎)ごと傾くことが大地震や造成の不備からありえます。

耐火についてですが、室内で燃えるのは気をつけるしかないとして、外からはやはり弱いところから入ってきますから「窓」や「玄関」をどうするか？

へーベルハウスのことを書かれた http://hebelhaus.blog78.fc2.com/blog-entry-14.html では

憶測になってしまいますが、玄関と窓に重量防火シャッターが必要なのではないでしょうかｗ

と推察されていますが、防火窓にしたとしても壁に比べれば耐火性能は劣るので、私も良く似た印象を持っています。

また、スペースがあるなら、防火のために常緑樹を植える方もいます。

http://www.jubo.go.jp/index2.html の「住宅火災を防ぐには」の「防火の家作り」も参考になります。（避難経路は複数など)

避難経路になるベランダとかは、窃盗に入られないように防犯上の配慮も必要だと思います。

私が思うに、どうしても予算が限られるので、バランスも大事だと思います。

躯体だけでなく、土地にも、基礎にも、断熱性にも、設備にも

躯体に予算をかけてすぎて、断熱性への考慮がおろそかだと、結露や光熱水料などの普段の快適性に問題がでることもありえます。

それと、設計上は問題なくても、その技術等を理解して、設計どおりに施工してくれる良いパートナーをみつけること(見学会などでチェック、住んでいる人の家も)

だと思います。

すでにご存知かもしれませんが、私が参考にしたのは

住まいの水先案内人で耐震性、耐久性、断熱性や総合比較が参考になると思いますし、他（トップページの下半分）も読み応えがあると思います。

それと、All About Japanの建築・リフォームの家を建てるあたりでしょうか？

Yahoo掲示板にRC造のトピックスがいくつかありますので参考になるかも?

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=t&board=1151346&s...

それと、大手といえども下請けですし、RC-Zでもどの工務店(監督など)でするかで、品質は変わると思います。

35坪に何人で住まわれるのかわかりませんが、設計(間取り)が良いと小さくても広く感じます。

良いパートナーが見つかり、良い家ができることをお祈りしています。