アントニオ猪木で有名になった清沢哲夫氏の「道」はいかがでしょうか。
この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ
大木実さんの「前へ」なんてどうですか。
初出 冬の仕度 潮流社1971年
前へ 大木実
少年の日読んだ「家なき子」の物語の結びは、
こういう言葉で終わっている。
――前へ。
僕はこの言葉が好きだ。
物語が終わっても、僕らの人生は終わらない。
僕らの人生の不幸は終わりがない。
希望を失わず、つねに前へ進んでいく、物語の中の少年ルミよ。
僕はあの健気なルミが好きだ。
辛いこと、厭なこと、哀しいことに、出会うたび、
僕は弱い自分を励ます。
――前へ。
・未来は美しい夢を信じる人のためにある。
エレノア・ルーズベルト
(フランクリン・ルーズベルト大統領夫人)
こちらのサイトを参考になさっては如何でしょうか。
真壁仁さんの「峠」という詩は、私が中学生のときに教科書で出会ったものですが、その頃は「なんとなくよさそう」、そして大人になるとたいへん味わい深いものでした。
全体は長いので、2、3行を引用してもよいと思います。
http://www3.famille.ne.jp/~kodayo/poem/toge.htm
↑はタイプミスがありますね。正確を期すならば、「童話屋」の「ポケット詩集」に載っています。
http://homepage1.nifty.com/hint-yf/B_Pshisyu.htm
定番ぽいのは高村光太郎の「道程」ですが、有名すぎるのと、タイトルでクスクス笑いする人がいそうなので×かな。
あなたが心を込めて読むことのできる、ぴったりくるものを見つけてくださいね。
ちょっと長いかもですが、宮沢賢治の「告別」。
教職を辞することになった賢治が、ある生徒に宛てた詩です。
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