街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事などのエピソードをミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
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イエ・ルポ #015 THEME「我が家のアイデア!リサイクル&リメイクグッズ」を教えて下さい
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http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070309
※今回の「いわし」ご投稿は3月14日(水)正午で終了とさせて頂きます。
ここはテーマに沿った話題を深く語り合っていく場所です。普通の掲示板と違って書き込み数に上限がありますので、出来るだけ内容のあるレスでお願い出来ると幸いです。
三味線を作れるというのもすごいですが、弾けるというのがすごすぎです。私もここに参加しはじめてから、だんだん日本の伝統的なことに興味がわいてきました。着物着て、日本髪を結って、三味線弾いてみたいです。お琴もいいなぁ。
TomCatさんはお花もいけるって書いていらっしゃいましたよね。私より何千倍もやまとなでしこです。男の方ですね。失礼しました♪
うちの親戚に、家にあるものをチョコット加工して何かを作る叔父さんがいて子供が群がっていたんですが、その方を思い出しました。(私もその叔父さん大好きでした)
TomCatさんの周りには猫をはじめいろんな方が群がりそう。空き缶でサンシン作るのは良く聞いたことがありますが、棹をうまく売ってもらったエピソードがすごいーー店屋にあった棹も買ってもらえて変身できて喜んでると思います。
三味線は皮なので、空き缶というところが環境にも優しくて読んでいて余計嬉しくなります。
普通なら捨てられてしまう物をここまで生かし切った三味線は無いでしょう。これで伝統を音楽を奏でたら、これこそ日本の心です。路上に出たら、本当に色々な人が群がってきて引き付けられていくと思います。
それにしても、料理をたしなみ花を生け、ギターも三味線も手作りをして弾きこなすという多才ぶりは目を見張るばかりです。同じく目を見張るばかりのhanatomiさんに後輩がお出来になったようですが、自分もTomCatさんをアニキと呼ばせていただきたいですね。
長年の夢だった三味線がついに完成しました。
リサイクルショップで三味線の棹だけが放置されているのを発見。いくら?と聞くと、売り物ではないという返事。
でも、これに胴を付けて再生しますか? 別の胴を持ってきてニコイチにしようとしても、たいていサイズが合いませんよ、それに胴だけで見つかるような物は、もうたいてい皮がダメになってると思いますよと言ったら、店員さん、うーーんと考え込んで、店長に聞いてみるから明日また来てくださいとの返事。
翌日またお店に寄ってみると、売ります、花梨棹なので1500円でいいですとのこと。やたー!! さっそくGET!! 手に入れたのはサイズから見て、中棹と呼ばれる、常磐津や清元、新内などに使われる三味線の物です。材質は花梨なので、初中級者の練習用という感じですが、糸巻きはシッカリしています。もちろん、胴の中に通される部分もちゃんと付いています。きっと、胴が割れちゃった三味線の棹なのでしょう。
さっそく糸を買ってきて、駒、ギターで言えばブリッジ部分ですが、これは後からでも交換できるので、当面プラスチックを削り出して作りました。そして胴体は、本物は花梨や桐などで作りますが、ここは沖縄の「カンカラ三線」と同じように、カンカラで作ることにしました。使ったのは、大きさのちょうどいいクッキーの入っていた空き缶です。丸いです。あはは。
ギターでいうテールピース、つまり胴体側で糸の端を止める部分は、本物は組紐で作られていますが、これは擦り切れて履けなくなったスエットのズボンのウエストの紐(爆)。いいんです、何でも糸が止まれば。
これで立派な(?)カンカラ三味線になりました。案外、いい音がしますよ。ちょっと缶が響きすぎるので、缶の胴部分にゴムを貼って、一部振動を抑制しました。ゴムというか、履けなくなったゴムゾウリをカッターでスライスした物なんですけど、何でも捨てずに取っておくと役立ちます(笑)
さて、チューニングです。三味線はギターと逆で、太い方から、一の糸、二の糸、三の糸と呼びます。一の糸に対して二の糸を4度上、三の糸をオクターブ上に合わせると、これが本調子。ほかに、二の糸を5度にする二上がり、三の糸を短7度にする三下がりなどがあります。
しばらく弾いてみましたが、どうも丸い胴だと座って弾きにくいので、和風の余り布でストラップを作って、かしまし娘みたいに立って弾くことにしました。新内流しのスタイルです。
バチがないので当面ギターのピックで弾いています。フェンダーの大きな三角の一番分厚いヤツ。なかなかいいです。なんとなく三線風。
今、唯一、小さん師匠の出囃子、「序の舞」の最初のあたりだけが弾けます。「猫ぢゃ猫ぢゃ」が弾きたいので、ただ今俗曲師うめ吉さんのCDを聴きながらコピー中。そんなわけで、リサイクル三味線で、近日路上デビューします(うそ☆)。