世間では格差拡大がよく話題に上ります。その関連なのですが、企業での雇用形態のちがい(正社員と非正社員など)での待遇のちがい、仕事内容の差に比べて待遇に差がありすぎるということで、待遇が悪い雇用形態の人に不満が大きいというのはよくわかる話です。
ただ、では、不満が大きい人は、自分で待遇改善に向けた動きをしていらっしゃるのでしょうか。
動きと言ってもいろいろあると思います。
正社員への転職、自分のスキルアップによる待遇改善、同じ境遇の人たちとの連携による運動、など・・・。
私から見ると、そういった動きがまだまだ足りないように感じられて仕方がないのですが、そういう見方はまちがいでしょうか。
ご意見をいただける方の書き込みをよろしくお願い申し上げます。
間違いだと思います。会社の圧力でそういう運動さえもできないのです。
会社の圧力ですか。相当なものがあるのでしょうね。
運動ができないという場合では、他の方法は何かあるのでしょうか。それともなかなかそういう方法はないものなのでしょうか。
暴論・極論になるかもしれませんが・・・ご容赦ください。
格差拡大は、よくないことなんでしょうか?
格差が拡大しても、将来を含めて、不安のない生活が出来ればいいんじゃないでしょうか? むしろ格差が縮まって、不安が増大することもあります。諸外国の多くは、日本以上に格差のある国も多いです。だから、不幸なのかと言えば、そうでもないです。格差拡大の問題点は、いくつもあると思います。具体的に問題を提起されたほうが、答えやすいです。
日本の格差拡大の状況は、構造的というか、異常な面も多いです。
正社員になると、いいんですか? スキルは、あったほうがいいでしょうけど、スキルがあるだけで、派遣社員が正社員以上の仕事をして、その職場の雰囲気は、好いものになりますか? 派遣社員を正社員にして、数年後は、その人は、管理職にまでなりましたが、当時の正社員からは、好ましくおもわれていない人も知っています。正社員にした関係上、悩みを聞く機会が多いですが、できるのは、勇気つけるくらいで、あの時、正社員にしなかったほうが、よかったんじゃないかと思うこともあります。でも、そんなことに負けないで、進んでいってほしいと思う面もあります。
人生の”絶対”は、ないと思います。その時々に、出来るだけのことを考えてやるしかないのでは、ないでしょうか?
もし、派遣社員が問題になるのなら、政府が派遣会社を作って、運用して手本を示してから、民間でも運用できるような構造とかにすれば、格差拡大も政府の力でコントロールできるのは、ないでしょうか? 派遣先から収入があるわけで、その分だけでも、税金が安くしてほしいものです。フリーター、派遣社員は、公務員にすれば、それなりにスキルも上がるかもしれないです。法律で派遣社員の給与は、正社員の給与より5%以上高いと、決めれば、正社員になる人は、少なくなるかもしれません。
政府は、お金を使うより”知恵”を使ってほしいものです。
上手く書けませんが、もしご理解いただけるなら、幸いです。
>格差拡大は、
>よくないことなんでしょうか?
私にはよくないことなのか、よいことなのかはわかりません。
>格差が拡大しても、
>将来を含めて、不安のない生活が出来れば
>いいんじゃないでしょうか?
そう思います、不安のない生活ならば文句はないですね。
>正社員になると、いいんですか?
いいか悪いか
ケースバイケースだと私も思います。
>政府は、お金を使うより
>”知恵”を使ってほしいものです。
待遇に不満を持っている人が
政府の政策に対して不満を持つ場合も
あると思います。
そういう人の場合は
その人自身ではどういう動きをすると
不満を解消できる方向へ
事態は動くのでしょうか。
そのあたりについて、
私は考えを進めてみたいです。
格差を論じているのでは無いような気がしますので
不満を漏らしている方について実体験から少し。
(格差については適正ならばあってしかるべしと思いますので)
待遇改善に対する動きが少ないとのご意見ですが、
一方で正しく、一方で間違いだと思います。
不満を漏らす方々もマチマチです。
不満を漏らす方々にも大きく分けて2種類あると思います。
不満を漏らすだけの方と不満を漏らしながらも努力している方です。
当たり前だと思われるかもしれませんが
実際に両方います。後者の方が圧倒的に少ない感じがしますが...
派遣社員というのは派遣元の社内で横の繋がりが希薄になりがちです。
そのような状況ですと1番の回答者の方の回答のようなリスクが高くなり、結果として働き続ける方が多いですね。
よほど大きな会社でない限りは組合活動などの連携は難しいでしょう。
スキルアップについては賃金が低い為にそれを補う形で労働時間が長くなる傾向があります。
そうなるとスキルアップの為に使える時間が限られてくるので
相当意識が高く、意思の強い方でないと難しいです。
実質、派遣社員の待遇改善の動きというのは転職がほとんどです。
スキルアップして転職していく方と待遇改善の努力をしないで転職とあります。
結果、スキルアップは個人的な努力が大きいので待遇改善の動きとして見え難いことから
周りからは待遇改善の動きが見え難いだけではないでしょうか・
これらは自分の関わった方々や会社だけかもしれませんが
世間的にも大差ないのではないのではないかと。
取り留めも無く、読み難い文になってしまいましたがいかがでしょうか?
>格差を論じているのでは
>無いような気がしますので
そうなのです!
ご理解いただけてとてもうれしいです。
>取り留めも無く、読み難い文になって
>しまいましたがいかがでしょうか?
いえいえとんでもないです。
もともと、ずばっと回答を示せるようなテーマではありませんので
まったく問題ありません。
>不満を漏らすだけの方と
>不満を漏らしながらも努力している方です。
>当たり前だと思われるかもしれませんが
>実際に両方います。
>後者の方が圧倒的に少ない感じがしますが...
私も「圧倒的に少ない感じが」しまして、
今回の質問を出すにいたりました。
ブログ等をふだん見ていると、
不満を書いているものを見かけることがあり、
不満を書いて、もちろんよいのですが、
では、どうすれば不満が小さくなるのか?
と思いますが、
なかなかその答えは見当たらない。
問題が深刻、複雑なために答えはなかなか見つからないものなのか、
それとも、答えを探そう、求めようとする人が少ないから答えが見つからないものなのか、
そのあたりについて何か手がかりが得られればいいと思います。
>派遣元の社内で横の繋がりが
>希薄になりがちです。
この視点が私にはなかったものでした。
新たな視点をいただきましてありがとうございます。
1つの派遣(元)会社での横のつながりですか・・・なるほど・・・。
その点はありですよね・・・。うんうん・・・と1人で勝手に納得ヮラ。
派遣元会社にとって、派遣先会社は大切な得意先。
そこへ派遣している自社の(派遣)社員が
”めんどうな”
”ひとくせある”
”何かと文句言う”
というような人間だったら、
派遣元会社は派遣先会社に迷惑をかけたくないばかりに、そういう人ははじめから雇わないでしょうね。
そのため、派遣で働いている人は全体的に見ると、(本心ではちがったとしても)従順にならざるを得ないでしょうか。
スキルアップに関しては、
派遣元会社としても自社が派遣する者がスキルが高いほうがよいと考えれば
(そう考えるかどうかはケースバイケースでしょうが)
スキルアップのための補助、支援の制度を設けているものなのでしょうか。
自分で個人だけでスキルアップするのはたいへんで、毎日仕事をしているのですからほぼ無理でしょう。
以上私もとりとめなくなりました。では。
日本人の気質(「集団志向・おとなしい」)が良く現れている様に感じます。
腹の中で思っていることを行動に移すのが不器用・不得意・できないといった状況ではないでしょうか。
企業に良いように使われようとも耐え凌ぐという「耐える美徳」でしょうか。
(不満を抱いていたとしても)不満を言わず、低賃金で労働をこなしてくれるならば企業からすれば非正規雇用の働き手はメリットがあります。企業からすればコストカットの際に人件費を押さえるのが最も楽な選択ですからね。
まずは、非正規雇用者の行動力と企業の理解が必要です。
また、正社員の労組も非正規雇用者の待遇改善を求める行動を活発にすべきでしょう。
個人的には望まぬ格差の拡大には危機を感じます。
日本人の気質ですね、なるほど。
あるような気がしますね。
つきつめると行動力ですかね、やはり。
企業側はどう考えているか
実際のところは私には想像するしかありませんが、
人件費がなるべくかからなければよいと
単純に考えているのか、
はたしてそんな単純な考えでよいのかわかりませんが、
企業に不満を言っても
言うだけでは簡単に解決するとは思えないので、
何か工夫したやり方を考えるしかなさそうです。
工夫したやり方を考えるということも
行動力の1つですものね、
やはり、まずは当事者が行動しなければ始まらないことなのかもしれません。
正社員は収入金額だけを見ると非正社員より高いというのは一般的ですが、
それが仕事の内容のちがいが適正に現れた金額であれば不満はないかもしれませんが、
そのあたりは難しい問題です。
正社員は自分のポジションを守りたいでしょうね。
非正社員に目を向けなければならないのか、
目を向けたほうが正社員にとってもよいことなのか、
目は向けないほうがよいのか、
意見が分かれるかもしれません。
派遣社員の大多数は不満を言うだけで行動には移していないと思います。
格差拡大だ、差別だ、待遇悪い、等言うだけで正社員への転職やそれに向けての勉強、努力等はしていないでしょうね。
実際就職先はある程度の妥協や資格などを取る努力等をすれば今の日本なら大体見つかるでしょうし、
また、マスコミに踊らされているという部分もあると思います。
派遣社員→給料低い→かわいそう→国が何とかしろ
となっていますから。
「正社員になれない」等と言ってる人は対外
資格が無い、取る為の勉強もしない
まじめに仕事をしない
高望みしすぎ
努力しない
仕事を探さない
が当てはまるんでは?
まあ一部派遣社員に正社員と同等の仕事をさせている会社もあるのは事実なので、そこらへんはなくすべきだと思いますね。
>マスコミに踊らされているという部分も
>あると思います。
なるほど。
本人が不満を言っているのではなく、
あたかも言っているようにネタに使っている
ということもあるかもしれませんね。
主旨は正しいと考えます。
現実はもっと酷くて、解雇しにくい正社員と、解雇しやすいその他従業員という色分けをしている企業すらある。といった図式だと考えています。
雪印の食中毒事件の根源はリストラに貢献した管理部門をトップに据えた点にあると考えています。管理部門出身者をトップに据えるのが悪いというのではありません。他人の首を切っておいて自分はそのまま残ってしかも社長の座に座るという根性がいけないと言っているのです。それも教育コストをケチって自分自身が食品衛生の学習を受けていないというのも噴飯ものです。
私の祖父が経営していた会社でも1970年頃にリストラをやりました。その時会社としては指名解雇にしたかったのですが、組合との断行で希望退職を募ることになったようです。
「社長。社長も責任を取って辞任して下さい」
と組合の副委員長が言ってきたそうです。祖父は
「俺が責任を取るのは株主に対してだ。君に言われても辞めるわけにはいかん」
と言い返し、辞任はしないことになったようです。
その祖父が驚いたのはその副委員長が一番最初に退職に応じたことで、
「退職させるのは惜しい」
と残念がっていました。
従業員側にもこういった方が減っているのが残念です。
ありがとうございます。
非正規雇用とくに派遣に関しては、仲介を行う派遣会社が
どれだけの中間マージンを取っているかも問題になると思います。
実際の話、派遣社員を使う側にも派遣社員にもなったことがある
自分が思うのですが、はっきりいって日本の派遣会社は中間マージンが高く、
半ば暴利を貪っているような状態だと感じます。
その為、派遣社員の仕事の内容が
「派遣先の企業が派遣会社に払っている費用分」
を暗に求めるような空気になっていて、とても派遣では働く気にはなれません。
(例えると、派遣先の会社は\3,000/hを派遣会社に払っていて、
実際に派遣されてきた派遣社員には時給1,300円程度なんて話はザラだそうです。
これはいくらなんでも先進国とは思えない酷い話だと思います。)
ちなみに、EU先進国では派遣社員の時給は正社員より高くしないといけないそうで……。
上の例でいえば、派遣会社は時給を2,000円程度にしなければならない、
よって現在のような「仲介者が暴利を貪る」最低の状況からは脱出できると考えます。
話の筋がズレているかもしれませんが、これも非正規雇用のもたらしている
一面として捉えていただければありがたく思います。
新たな視点をいただきまして、
ありがとうございます。
派遣元は派遣元で暴利を得ているんですかね。
その水準が暴利なのかどうかは置いたとして、
需要と供給で価格が決まると言っても
派遣される人を商品と言っては言葉が悪いですが、
派遣元が扱う商品はモノでなく人ですからね、
そこには需要と供給だけでなく、
人に対する考え方
商品はモノでなく人なんだという考え方が入った上での価格決定でないと、
商品にされたほうの人の、
やる気が落ちるというものですよね。
>企業での雇用形態のちがい
雇用期間以外は実は余り違い本来ないはず
だが、企業側が都合のよいように運用している。
企業に労働力を提供する派遣会社は
特定技能であるべきはずが大多数は
廉価な単純労働が主体で行われている。
派遣会社が雇用者となる雇用形態では
仲介者は、一定手数料さえ取れれば労働者
の事情は気にしない。
>そういった動きがまだまだ足りないように
本来労働組合が率先してそのような問題の
対策をすべきですが、大部分が御用組合と
化してストライキもほとんどありません。
横の連携もありません。
派遣会社に勤める人は基本的に派遣された
時のみの臨時雇い、組合を作るのはかなり困難。
あと数年して働き手が不足で、人員確保が切迫
したら正社員側も苦しくなり組合も騒ぎ出すの
ではと思います。
御用組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%94%A8%E7%B5%84%E5%90%8...
労働組合はほとんど力がないですかね。
企業が法令遵守を大号令でやっている中には
労働基準法、派遣法など
雇用されている側に関する法令は含まれないんですかね。
確かに行動に不満を言うけれども行動に移していない人はいると思います。
ただ、「行動に移す」に至るまでが、単に怠惰や現状維持で精一杯という人もいれば、
社会の構造上、手も足も出ない状態になっている人もいると思います。
前者に対しては特にコメントもありませんが、
後者に関しては単に本人の「努力」以外に「強い意思」などが必要になってくると思います。それは誰にでも持てるものではないのではないでしょうか。
また、持てない者を批判できるほど誰もが「強い意志」を持っているとは私は思えません。
また、既に行動に移している人は、逆にブログなどに不満だけを書き込んだりしないような気がします。
少なくとも行動している内容も併記されるでしょう。
そうしたことがまず「努力していない人が不満ばかり言っている」イメージを先行させていないでしょうか。
ざっくり言うと、実際に努力されている人のサイトや記事を「探して」までご覧になることはあまりないのではないかと。
例えば
http://www.t-union.or.jp/haken/
http://www014.upp.so-net.ne.jp/haken-union/
といった風に最近はネット上にも非正規雇用者のユニオンが作られて、
実際に運動を行ったりしています。
街頭で呼びかけを行っている姿を見たこともあります。
また、「社会の構造上」としては、最近話題にもなっていますが、
偽装請負問題のように、実際の自分の雇用形態自体を偽装され、
気づかないうちに不当な扱いを受けていることもあります。
http://musyoku.com/bbs/view.php/1172483370/
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/p20070227k0000m...
↑は労働省に偽装請負を通告したところ、行政は改善指導したが改善ではなくクビになったタイガー魔法瓶の一件ですが、
このように行動を起こした結果が不当解雇と訴訟となったケース実際にあり、報道されていれば、
それよりは現状維持の方がまだいいと口をつぐむ人も少なくないと思います。
そもそもなぜ望まない非正規雇用に就いたのか、
それが単に個人の努力が足りなかったり、えり好みをした結果なのか、
正規雇用の募集人員自体が減少したなどの個人レベルではない問題によるものなのかわかりません。
また、望んで非正規雇用になった場合でも、
正社員と同等内容またはそれ以上の職務を課したり、
故意に契約内容を改竄、操作したり、
何年雇用しても賃上げなど待遇面で全く職務評価をしなかったり、
といった、本来あるべき非正規雇用の姿を逸脱しているケースには、
職場を変わる以外にほとんど対抗手段がないという現実もあります。
(待遇改善=退職)
これは安くて自由度の高い人材を求める企業側と、
マージンを数多く取れればそれでいい人材派遣会社と、
それを許している行政といった構造上の問題が大きく、
先のタイガーのような事例もあるほど労働者側には不利な状況で、
個人レベルでどうこうという話ではないのが現状です。
(だからユニオンなどが結成されていっているわけですが)
以上おもいつくまま書いたのでまとまりませんが、
ご参考まで。
>社会の構造上、手も足も出ない状態になって
>いる人もいると思います。
なるほど、そういう場合もありますよね。
>ざっくり言うと、実際に努力されている
>人のサイトや記事を「探して」まで
>ご覧になることはあまりないのではない
>かと。
確かにおっしゃるとおりです。
探そうとしたことはありません。
サイトをご紹介いただいたものを
拝見させていただきます。
>安くて自由度の高い人材を求める企業側と、
>マージンを数多く取れればそれでいい人材派遣会社と、
>それを許している行政といった
>構造上の問題が大きく、
なるほど、こういった構造に対して
動きをおこさなければならないとなると
ものすごくたいへんですよね。
> 不満が大きい人は、自分で待遇改善に向けた動きをしていらっしゃるのでしょうか。
私は派遣のかたに仕事をサポートして頂く機会が多い正社員です。私の目から見て、この問い掛けに対しては「人それぞれ」というのが率直な感想です。
派遣でいらっしゃるかたは本当に様々な目標・信条・環境をお持ちです。資格取得までの生活費稼ぎという人、就職出来なかった人、育児を終えて再び働きに出られた人、管理職になりたくなくて派遣に再就職された人、派遣で会社を渡り歩くのが好きな人。。。色んな人がいらっしゃいますから自分で待遇改善する方法も千差万別で、そのため待遇改善の動きが目に見えた集団のベクトルとして現れにくくなっているように思えます。不満が大きい人はそれぞれ個人の事情に応じた対応をしてらっしゃるように見えますし、また一方で、不満はあっても派遣の方が気楽で良いというかたも少なからずいらっしゃいます。
> 私から見ると、そういった動きがまだまだ足りないように感じられて仕方がないの
> ですが、そういう見方はまちがいでしょうか。
「同じ境遇の人たちとの連携による運動」に関して動きがまだまだ足りないように感じられるのはやむをえないように思います。というのは、同じ仕事をお願いしている派遣のかたの間でも、給料や契約条件が異なることはよくあります。従って、派遣のかた同士で給料や手当てを見せ合うことはまずしないと聞きます。知れば、「どうして同じ仕事してるのに」という妬みが渦巻きますから。単純ですがこの点が、連携を取りにくくしている最大の要因のように感じています。
質問文を読んで、私の経験で感じていることをそのまま記させて頂きました。意見という程のものでは無くすいません。興味深い質問をありがとうございます。最後まで皆さんの意見を読ませて頂きます。
ありがとうございます。
人それぞれ不満の度合いが代償さまざまですが、
不満の度合いの大きさと、
その不満を解消しようとする動きの大きさが比例していないように私は感じていて
(※不満の大きさ、動きの大きさはすべてのみなさんの平均とお考えください。
個人個人を見れば、不満解消のための動きを精一杯している人からまったくしていない人までばらつきがあります。)
動きの大きさが不満の大きさについていかない、ついていくことができないのはどんなことが原因なのか。
個人個人の事情によるので一くくりにまとめて考えることは無理なのか、
待遇が悪いという状態と関係した立場が持つ特性の事情によるのか、
それらの人を取り巻く社会、制度の事情によるのか、
そのあたりの事情が少しでも明らかになってくれば、
動きの大きさがついていかない原因になっている障害を
取り除く方策もまた明らかになるかと思います。
>同じ仕事をお願いしている派遣のかたの
>間でも、給料や契約条件が異なることは
>よくあります。従って、派遣のかた同士
>で給料や手当てを見せ合うことは
>まずしないと聞きます。
>知れば、「どうして同じ仕事してるの
>に」という妬みが渦巻きますから。
>単純ですがこの点が、連携を取りにくく
>している最大の要因のように感じて
>います。
この挙げていただいている点も
動きをついていけなくしている障害の一つだと言えます。
ここからは私の勝手な想像ですが、
派遣という立場は
給料や契約条件が異なることが当たり前、
それを当事者同士が互いに認め合い、
所与の条件と認識して、
その上で、現状の待遇を改善していくための
動きを模索しなければ、
何も始まらないような気がします。
給料や契約条件が異なるということは、
2人いたらどちらかがよくてどちらかが悪い、
では悪い人はなぜ悪いのか、
その理由があるのかないのか、
理由がないのに悪いならば
悪くないようにするのは比較的容易なのかそうでないのか、
といったふうに、
自分たち自身が自分たち自身のこととして
身近な自分の問題から
一つ一つつぶしていくことから始めてみたらいいのではと思います。
設問の意図が「派遣社員の努力の程度」にあるように感じましたので、その線で。
努力していないと思います。
現状に不満と不安を感じてはいるが、ほとんどの派遣の人は努力していないと思います。
・・・・と、ここまで読まれて「何、分かった風な口を!」と不快に思われた人。貴方は「ほとんど」に含まれてはいません、おそらく数少ない「待遇改善のための努力」をされている人だと察します。
待遇の不公正さは、派遣と正社員に因らず、どこにでも発生しています。派遣と社員、社員と管理職、管理職と経営層。これらは必ずしも「能力と成果に伴う差」ではありません、単に「そういう構造に乗っかっている人」が得をしているに過ぎません。非常に不満を感じると思いますが、社会の不公正さは紛れも無い事実で、人間社会の真実です。この社会を是正すべき「共産主義」でさえ、事実上の格差と不公正をなくす偉業は未だ達成できていませんので、資本主義まっしぐらの日本でそれを期待しても始まりません。
話がズレました。では、何故ほとんど多くの派遣の人は努力しないのでしょうか?
答えは簡単です。
「派遣・正社員を問わず人間と言うのは、ほとんど多くの人は不安と不満を感じながら、そのまま生きてゆく生物である」からです。
私はこれが無礼な発言だとは思いません、悲しいことですが。
よく言われますが「蛙を熱湯に入れれば飛び上がってすぐさま逃げるが、水から徐々に暖めれば、逃げ出す事をせずに・・・(略)」と同じで、悲しいけれど間違いなく(私も含めた)人間のもつ特性なのです。
と言う訳で、私の考えは「派遣・社員によらず、大抵の人は不平不満を感じながらそのまま生きている」です。
しかし、
それとは別に日本という社会は、とても大きな問題を抱えています。
それは
「努力して正社員になろうとしている人が、正社員になれない」という現実です。
これは設問の意図する所ではないのでこれ以上は控えますが、この問題は構造的な要因が大きく深く、個人の努力と資質によって解決しがたい範疇ですので、社会として是正を進めるべきだと強く感じています。
ありがとうございます。
とても深い感じがする視点だと思いました。
>「派遣・正社員を問わず人間と言うのは、
>ほとんど多くの人は不安と不満を感じ
>ながら、そのまま生きてゆく生物である」
これはどうもそういうものかもしれませんね。
「いまとりあえずご飯食べられるから・・・」という心境でしょうか。
それはそれで個人個人の考え方ですから、
よい悪いはありません。
いまはやりの「自己責任」で。
それとは別に
>「努力して正社員になろうとしている
>人が、正社員になれない」という現実
これがどうも大きな障害として
存在していそうですね、
これをどうにかして取り除くことができれば・・・。
「正社員」でなくとも、
「努力して待遇改善しようとしている人が、
待遇改善されない。」という現実
に置き換えてもよいでしょうか。
これは、その努力している個人にではない、
その外側に障害があるため、
望む方向に進めないと考えてよさそうです。
ではその障害が何なのか。
その正体がはっきりしない限り、
取り除く方法を見つけることはできません。
正体をはっきりさせるのは誰なのか。
それは他でもない、実際に障害に妨げられている人でなければ
はっきりさせることはできないと思います。
はっきりさせた上で、
これこれこういう障害があり、
私1人ではそれを取り除く方法を見つけることが困難かもしれないから、
他のみなさんに一緒に考え、行動をお願いしたい
と言われれば手伝いようもありますが、
もし最初から
障害の正体がよくわからないから
誰か見つけてください。
と言われてしまったら
それはあなたの問題でしょ、私はそこまで手が回らない
と言われて、そこで行き詰るかもしれません。
社会に適応するために、どうしても我慢が必要になってくる世の中なのでは
はい、我慢は必要ですよね。
その我慢は、
必然的に耐えるべき我慢なのか、
それとも、本来なら我慢しなくても済むことを、
何らかの原因、理由により我慢しなければならない現状に
無理やり置かれてしまっているのか
そういうふうに我慢の中身を分けることが
できると思います。
解雇されることのリスクと、
現状の待遇のままでいることのリスクを
比較しているのですね。
その結果、リスクの小さいほうをとっているわけですね。