魔法を使いたいのですがどうすればいいと思いますか？

以下の魔法は、イングランドのランカスターに伝わる結婚相手を見つける魔法です。

事実がどうか、効果があるのかどうかは、わたしにはわかりません。

実際に使って、なにが起きても、結婚できなくなったり結婚相手がとんでもない人だったとしても、私は一切責任を負えませんので、自己責任で対応してください。

ハロウィーンの真夜中に、

赤いリンゴの皮をできるだけ長くむき、

右手で左肩腰に皮を投げる。

皮が地面に落ちたときにできるアルファベットが、

未来の恋人の洗礼名のイニシャルである。

そしてリンゴの種は、その恋人が

どこに住んでいるのかを知らせてくれる。

円を絵がして歩きながら、

人差し指と親指でリンゴの芯をしぼりあげ

種を出す。

このとき、次の呪文を唱えよ。

　

「種よ　種よ

愛しい人の家を示しておくれ。

東、西、北、南、

杭橋か、鶏洞穴か」

以下の魔法は、16世紀のフランスのラングドックに住む人に伝えられる魔法です。

事実がどうか、効果があるのかどうかは、わたしにはわかりません。

実際に使って、なにが起きても、魔法を使った人が苦しみぬいて死んでも、私は一切責任を負えませんので、自己責任で対応してください。

結婚しようとしている二人を引き裂くための魔法。

　

そのおそろしい呪文をかける魔女は、

結婚式の途中に、

だれにも見つからずに教会へもぐりこみ、

新郎の後ろに立つ。

糸を結び、

硬貨を地面に投げつけて、

次の呪文をとなえる。

　

「神の御名のもとに結びついた

このふたり、

悪魔が引き裂いてしんぜよう。

この結び目ほどけるまで

ふたりは結ばれぬ」