【イエはてな】イエ・ルポ#017

街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!

イエ・ルポ #017 THEME「今も耳に残る…音楽のあるイエの思い出」を教えて下さい

→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070323

※今回の「いわし」ご投稿は3月28日(水)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。
またそのようなご投稿にはポイントの送信を控えさせて頂きますのでご了承下さい。

回答の条件
  • 1人10回まで
  • 1000 ptで終了
  • 登録:2007/03/23 14:09:14
  • 終了:2007/03/28 14:03:11

回答(282件)

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父の横顔に少年の涙を見た「砂山」 TomCat2007/03/24 01:17:19ポイント4pt

同じ詩に山田耕筰と中山晋平の二人が曲を付けていますが、父が歌っていたのは中山晋平の曲の方でした。

 

まだ私が小さかった頃。たしか、夏の夕方だったと思います。父が窓から夕日を見つめて、「海は荒海 向こうは佐渡よ」と歌っていました。

 

ふと父の顔を見ると、ひとすじ涙が流れていました。私は『お父さんがどこかに行ってしまう』と思って、どこにも行っちゃ嫌だと泣きべそをかきながらしがみついてしまいました。

 

すると父は驚いたように、どうしたんだよと微笑みながら、どこにも行かないよ、と言ってくれました。

 

だって泣いてたから、と言うと、ああ、この歌を歌うと、お父さんの子供のころの家を思い出すんだよ、驚かせて悪かったなと言って、頭の上にぽんと手の平を置いてくれました。

 

二人で並んで夕日を眺めました。父がまた「砂山」を歌い始めました。さっき涙の光っていた横顔は、とても力強い顔に変わっていたように思えました。

 

最初、父は少年の心に帰っていたのでしょう。それを私が隣に来たことで、父親の心に引き戻してしまったのかもしれません。

 

ちょっと邪魔しちゃったかなとも思いましたが、父の歌声が夕闇に溶けていくような感じがとても心地よく、そして、かけがえのないひとときに思えました。

 

二人で真っ暗に日が暮れるまで、そうしていました。まだ本当に小さな頃の記憶ですが、その時のことは今でも鮮明に憶えています。

 

*     *     *

この曲の詞を書かれた北原白秋は1942年に没しておられ、既に著作権の存続期間が過ぎていますので、以下に歌詞を掲載させていただきます。

*     *     *

 

砂山

作詞:北原白秋

 

海は荒海 向こうは佐渡よ

すずめ鳴け鳴け もう日は暮れた

みんな呼べ呼べ お星様出たぞ

 

暮れりゃ砂山 潮鳴りばかり

すずめ散り散り また風荒れる

みんな散り散り もう誰も見えぬ

 

帰ろ帰ろよ ぐみ原分けて

すずめさよなら さよならあした

海よさよなら さよならあした

じんとくる思い出ですね watena2007/03/24 05:23:56ポイント3pt

親子で夕暮れを見つめながら窓辺に寄り添う姿が浮かんでくるようなエピソードです。男はいくつになっても少年の心を持っています。お父様はその時、まさに少年の心だったのですね。見慣れたお父様と全く違う姿は、まだ幼かったTomCatさんを、さぞ驚かせたことでしょう。

でも、そんなお父様の育ってきた時間の一端を共有するひとときで、一層親子の愛が深まったのではないかと思います。

誰にでも少年の心に帰れる歌がある。そんな言葉を聞いたことがあります。私にとってのその歌は何だろうと、ふと考えされられてしまいました。

いい話です YuzuPON2007/03/25 01:31:06ポイント2pt

早春賦のツリーがありますが、砂山もそれと並ぶ日本の歌ですね。そしてこちらは父親を通して思い出を受け継いだ歌。hanatomiさんのツリーと双璧をなすツリーだと思います。

私はまだ親になっていませんが、もし子供ができたら、やはり何か、心に残る歌を歌ってやりたいと思いました。私にとっての少年の心に戻れる歌は何だろう…。

一曲、やはり子供のころ、父が口笛で吹いていたメロディがとても心に残っています。後になって、それはグリーン・スリーブスだとわかりました。日本の歌ではないですが、心にしみる、いい曲です。

お父さん、すてき… MINT2007/03/25 23:10:01ポイント1pt

私もじーんときました。少年の心のお父さん、すてきです。男の人も、なつかしさで流す涙はあっていいと思います。それは、どんなにその時間を大切にすごしていたかということ。きっときれいな涙だったと思います。

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