現代のシステムでは、仮に大型パラボラで直通でも、携帯メールを他の天体まで送れないというのは本当でしょうか?

「現在のTCP/IPの仕組みでは「メールサーバー」が待ってくれません」という解答をいただきましたが、具体的にどんな仕組みなのか判りません。
サーバー(交換機?)が待つと言う意味もわかりません。待つのは送信機ではないのでしょうか。それとも受信機との距離が30万km以上なのが原因でしょうか。
「電源を切っていたら朝送ってくれたメールが昼に届いた」という経験談を聞きました。コレが本当なら火星にも届くのではないですか?
PCメールみたいなシステムなら届くとも思いますが、私自身が携帯メールを使わないのでコレならではの心情が掴めません。「ほしのこえ」程ではなくとも遅れて届くメールは、心理的に許せない物でしょうか。

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  • 1人2回まで
  • 登録:2007/03/23 23:43:38
  • 終了:2007/03/24 23:37:20

ベストアンサー

id:coinlocker No.1

coinlocker回答回数9ベストアンサー獲得回数12007/03/24 02:44:02

ポイント35pt

 TCP/IPでは対話式の通信方法を使っている為に、最初に通信を確立するやりとりを行わなければなりません。このやりとりはスリーハンドシェイクと呼ばれるのですが、信号が通信経路を1往復半する必要があります。つまり通信対象と1光年離れているとすると通信を確立するだけで3年かかってしまいます。また通信を終えるのに最短で7往復半必要ですので1光年だと15年必要になるなど、TCP/IPを使った長距離の通信は現実的では無いと思います。

 サーバーが待つというのは、TCP/IPなどで無通信時間が長いとその通信を閉じます。これは送られてこないかもしれない信号を待つよりは他の仕事をすることが目的なのですが、この待ち時間を長く設定することは可能だと思います。しかしながら、非常に長い時間通信を確立したままにするのもまた現実的ではないでしょう。

 時間差でメールが届くということは度々起こりますが、これはメールがメールサーバの間をリレーしながら相手に届ける仕組みになっている為で、途中のメールサーバか届け先のメールサーバと通信できない場合、直前のメールサーバはそのメールをプールし、次に通信ができる時に送りなおすということをやっているためです。

 しかしながら相手に信号を伝えることは可能だと思いますし、TCP/IPではなくUDPのような一方向の通信方式を使えば、相手にちゃんと届くかどうかの保障はありませんが通信時間は片道で済みます。

 ほしのこえの世界背景の詳細は作中で触れられてないので、想像するより他は無いのですが、長距離通信はあの小さい端末に無理だとして恐らく母艦が地球への通信の大部分を担っていて、それは一方向の報告するだけの通信方式なのではないかと思います。

 現存のインターネットの技術を当てはめるのには無理があると思いますが、ほしのこえのように遅れて届くメールはSFですが現実味のある実現可能な話だと思いますし許せるものだと思います。

#質問の本題かどうか解釈に迷いましたが、個人的には遅れて届くメールよりは、メールを待っているということと何故そういう状況に自分が置かれる羽目になったのか、つまり離れてしまっていて会えない、そうなってしまった自分には許しがたいものがあります。

id:syaki

確かに携帯メールは「送信成功」「送信失敗」と表示が出るので、つまり、手紙のように一方的に送るのではないと言うことでしょうか。

疑問点1

7.5往復と言うことですが、

送信確認

 返信確認

本文送信

 受信確認

終了確認

 終了確認

ですか? のこり4.5往復は何でしょうか。

疑問点2

通信不能な場合直前のメールサーバがプールすると謂うことですが、それでは一月以上放置してある携帯の電源を入れると、凄い量の貯蔵スパムが来ると思うのですが、なぜそうならないのでしょうか。

疑問点3

正確に理解していないのですが、私の頭でのPCメール送信のプロセスは

手動メール送信(投函)

 サーバ(郵便局) 

  中継サーバ(郵便局)

   受信者のサーバ(アパート一階の郵便受け)

    手動でメール受信(取りに行く)

ですので、この方法なら「即時通信可能」という長所を捨てても携帯でのメールやり取りは出来ると思うのですが、間違っているでしょうか。

2007/03/24 13:18:19

その他の回答(1件)

id:coinlocker No.1

coinlocker回答回数9ベストアンサー獲得回数12007/03/24 02:44:02ここでベストアンサー

ポイント35pt

 TCP/IPでは対話式の通信方法を使っている為に、最初に通信を確立するやりとりを行わなければなりません。このやりとりはスリーハンドシェイクと呼ばれるのですが、信号が通信経路を1往復半する必要があります。つまり通信対象と1光年離れているとすると通信を確立するだけで3年かかってしまいます。また通信を終えるのに最短で7往復半必要ですので1光年だと15年必要になるなど、TCP/IPを使った長距離の通信は現実的では無いと思います。

 サーバーが待つというのは、TCP/IPなどで無通信時間が長いとその通信を閉じます。これは送られてこないかもしれない信号を待つよりは他の仕事をすることが目的なのですが、この待ち時間を長く設定することは可能だと思います。しかしながら、非常に長い時間通信を確立したままにするのもまた現実的ではないでしょう。

 時間差でメールが届くということは度々起こりますが、これはメールがメールサーバの間をリレーしながら相手に届ける仕組みになっている為で、途中のメールサーバか届け先のメールサーバと通信できない場合、直前のメールサーバはそのメールをプールし、次に通信ができる時に送りなおすということをやっているためです。

 しかしながら相手に信号を伝えることは可能だと思いますし、TCP/IPではなくUDPのような一方向の通信方式を使えば、相手にちゃんと届くかどうかの保障はありませんが通信時間は片道で済みます。

 ほしのこえの世界背景の詳細は作中で触れられてないので、想像するより他は無いのですが、長距離通信はあの小さい端末に無理だとして恐らく母艦が地球への通信の大部分を担っていて、それは一方向の報告するだけの通信方式なのではないかと思います。

 現存のインターネットの技術を当てはめるのには無理があると思いますが、ほしのこえのように遅れて届くメールはSFですが現実味のある実現可能な話だと思いますし許せるものだと思います。

#質問の本題かどうか解釈に迷いましたが、個人的には遅れて届くメールよりは、メールを待っているということと何故そういう状況に自分が置かれる羽目になったのか、つまり離れてしまっていて会えない、そうなってしまった自分には許しがたいものがあります。

id:syaki

確かに携帯メールは「送信成功」「送信失敗」と表示が出るので、つまり、手紙のように一方的に送るのではないと言うことでしょうか。

疑問点1

7.5往復と言うことですが、

送信確認

 返信確認

本文送信

 受信確認

終了確認

 終了確認

ですか? のこり4.5往復は何でしょうか。

疑問点2

通信不能な場合直前のメールサーバがプールすると謂うことですが、それでは一月以上放置してある携帯の電源を入れると、凄い量の貯蔵スパムが来ると思うのですが、なぜそうならないのでしょうか。

疑問点3

正確に理解していないのですが、私の頭でのPCメール送信のプロセスは

手動メール送信(投函)

 サーバ(郵便局) 

  中継サーバ(郵便局)

   受信者のサーバ(アパート一階の郵便受け)

    手動でメール受信(取りに行く)

ですので、この方法なら「即時通信可能」という長所を捨てても携帯でのメールやり取りは出来ると思うのですが、間違っているでしょうか。

2007/03/24 13:18:19
id:pigment No.2

pigment回答回数95ベストアンサー獲得回数22007/03/24 03:38:07

ポイント35pt

プロトコルにはチェックサムなどを使って今送った内容が正しくない場合には再送するような仕組みがあるのです。

つまり、、、

1.データ送信(最後にチェックサムをつける)

2.受信しおわったらチェックサムと比較

  違ってたら再送要求

  同じなら受信したよという内容を送信

1と2を繰り返してファイルとかメールを送るわけです。

他の天体くらい離れているとしたら、

1と2の間にとんでもない時間があいてしまうので、

タイムアウトが発生し、何を送っても送信エラーになってしまいます。

そういうわけで、TCP/IPの仕組みだと無理ですが、

垂れ流し送信(USB接続のスピーカみたいな、多少エラーが起こっても無視)という送信方法であれば、他の天体までとどくかもしれませんね

id:syaki

勉強になりました。ありがとうございます。

2007/03/24 22:50:52
  • id:b-wind
    そのレベルでは携帯とPCのメールでは差は無い。
    仕組み上直通より中継ステーションが多い方が確実に届く。
  • id:kurukuru-neko

    >現在のTCP/IPの仕組みでは
     TCP/IPは通信は基本的に双方向での通信
     で成り立って意います。
     メールーサーバーではなくプロトコル上
     の問題でタイムアウトします。

     例えば、テレビのEPG/CSの
     EPGや衛星メールはどうしてくるか
     届くのか? それは短方向通信プロトコル
     でもメールが実現できるからです。

     単方向通信でプロトコルさえ決まって
     いればデータの中から必要な部分を取り出せ
     るのです。
     
     遠い場合パラボラが星の方向を向いていても
     だめです星は止まっていませんので通信が
     到達するであろう時間を予想して向きを
     あわせる必要があります。 距離が遠いので
     小さな誤差も許されません。 
     

      
     
  • id:garyo
    ヒント「惑星間インターネット」でぐぐると吉
  • id:kurukuru-neko

    >疑問点1

    通常通信には手順があるから

    図解
    http://www.gifu-keizai.ac.jp/~ido/class/net/net08.pdf

    >疑問点2

    高速に通信可能な場所に蓄積するサーバが
    あるだけ。 1光年先にサーバが存在して
    してるなら。端末とサーバの間は近いので
    同じ事が起こる。

    >疑問点3

     通信にはプロトコルが存在します。
     通常のメール送信だと
     TCPプロトコル、IPプロトコル
     SMTP、POP3プロトコルが
     使われます。
    各プロトコルは、複数回の送信と
     受信を繰り返して実際に処理がされます。

     手動メール送信(投函)
      | TCP,IP,SMTP
     サーバ(郵便局) 
      | TCP,IP,SMTP
     中継サーバ(郵便局)
      | TCP,IP,SMTP
     受信者のサーバ(アパート一階の郵便受け)
      | TCP,IP,POP3
     手動でメール受信(取りに行く)

    3WAYハンドシェーク
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051220/226519/?ST=start2
    http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/fw02/fw02.html
  • id:coinlocker
    > 確かに携帯メールは「送信成功」「送信失敗」と表示が出るので、つまり、手紙のように一方的に送るのではないと言うことでしょうか。

     はい、現在主流の携帯のメールの内部のやり取りでは一方的に送ることはできません。
     しかし、ポケットベルのようなものであれば一方的に送る仕組みになっています。

    > 疑問点1
    > 7.5往復と言うことですが

     すみません、必要経路を単純に足すなどと計算を間違えていました。正しくは最低限3往復半の7経路が必要でした。
     専門用語を交えて説明させて頂きますが、

    接続要求
    syn→
      接続要求と応答:接続許可
      ←syn/ack
    応答:接続成立 #ここまでがスリーウェイハンドシェイク
    ack→
    データ送信
    psh→
      応答:データ送信完了
      ←syn
    接続終了要求
    fin→
      応答:接続終了許可
      ←ack
      接続終了要求
      ←fin
    応答:接続終了
    ack→

    となります。

     正しく接続終了されなければ受け取ったデータが不完全ということになり廃棄されても文句が言えないので、データ送信が完了してそこで終りということにはできません。

    > 疑問点2

     直前のメールサーバがプールしますが、いつまでもプールし送信を試みることを繰り返すのは容量や処理能力を圧迫します。ですのでプールされたメールには再送期限が設定され、その期限が過ぎたメールは破棄されることがあります。
     また、大抵のメールサーバのメールボックスには容量が設定されており、大量のメールがメールサーバに届いていたとしても、容量を越えたメールは保存されず破棄され、送信者にエラーメールが返るなどが起きます。このため、サーバのメールボックスに問い合わせが起きた時点で無尽蔵のメールが携帯端末に送られるということは起きないようになっています。

    > 疑問点3
    > 「即時通信可能」という長所を捨てても携帯でのメールやり取りは出来ると思うのですが、間違っているでしょうか。

     概容は合っています。
     今の携帯とは別の長距離通信のための通信の取り決め(プロトコル)と技術などが必要になるだけで、やり取りはできると思います。
     作中では近未来の設定のようなので実用化されていると思います。
  • id:kyokusen
    ちょっと見当違いな話をするかもしれませんが。

    「ほしのこえ」の作中、携帯メールは二人の距離が遥か遠く離れていると言う事を示す小道具として使われていました。多分、あの男の子はその距離を埋めるがために宇宙軍に入隊して行くのだと思ういます。……DVDを処分してしまったので確認できないのですけれども。(この辺りは『トップをねらえ!』も扱った話ではありますが。)

    coinlockerさんも仰られていますが、携帯はメールサーバがメールを保持していて、端末を接続した時にその保持していたメールを送信するという仕組みがあるモノと思います。(ちょっとその辺の時間的間隔がどうなっているかはわからないんですけれども、『センター問い合わせ』という仕組みがあるという事は、そういう事だと思うのです。)ちょうど配達郵便局が廻ってきた書留を相手先が留守だったので郵便局内に保管しておく様な感じですね。で、度々配達員が出向いてみたり、不在連絡を受けた受け取り主が電話をかけてきたらもって行くという仕組み。で、この件と火星へメールが届かないという件は微妙に意味が違いますね。火星へは物理的距離が遠く、言ってみれば国交の無い国に住む人と手紙をやり取りするようなもので、それには様々な通常とは違う手段を講じなければ難しいという事になります。現在構想中の惑星間インターネットというのは、つまりこの『特別な』手段を開発している訳で、現在のインターネットの仕組みではその物理的距離が考慮されていないんでそのままでは届かないんですね。
  • id:syaki
    受付中断中にもかかわらず、非常に有益な情報を寄せていただき、ありがとうございました。非常に勉強になりました。
    ほしのこえ(あまり内容は覚えていませんが)の携帯メールは、やはり軍なので、母艦のサーバで一度検閲を受けてから、まとめて地球の軍事用通信衛星(あるいは通信惑星)に送られていたと思います。違う作品かも知れませんが。

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