高級オーディオ用アンプに関する質問です。


高級オーディオ店に行くと数百万円もするアンプがいくつも置いてありますが、
アンプというのは、基本的には
[入力波形]→波形を加工→[出力波形]
という仕事をするだけのものですよね。
だとすれば、その加工の周波数特性を測定してデジタル化すれば、
あらゆるアンプの特性は、比較的簡単な機材で再現可能だと思うのです。
(もちろん、十分な精度を保った標本化・量子化を行うという前提の上で)

にも関わらず、超高級オーディオ用アンプの需要がいまだに衰えないのは、
デジタルでは再現不能な何かがあるのかな、と想像するのですが・・・
何があるのでしょうか?

#
基盤などに高級な素材を用いることによりノイズが小さくなる、というのはあると思いますが
今回はノイズのことは考えず、音質(アタック感、音の広がりといった性質)に関して教えてください。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 登録:2007/04/04 15:18:58
  • 終了:2007/04/05 22:45:58

ベストアンサー

id:ikjun No.4

ikjun回答回数155ベストアンサー獲得回数42007/04/04 22:14:42

ポイント30pt

 例外があるかも知れませんが、高級アンプのほとんどが重いはずです。なぜ重いかといえば非常に大きくて贅沢な電源回路を搭載しているからです。例えば瞬間的に大きな音(シンバルなど)が入った場合などこの電源回路が貧弱であれば、十分な電流が確保できないという問題が起こります。したがって周波数特性(一定の大きさでしかとらない)などでは完璧なアンプが実際に聞いてみるとここぞというところで腰砕けの貧弱な音しかしないということになります。

 車などでもパワーがあれば速く走れるかというと必ずしもそうではありませんよね。むしろエンジンの即応性がよかったり、サスペンションが硬さが適当だったり、ブレーキの利きが良いというような総合力が速さを決めます。

 同じようにオーディオもいろいろな要素によって音が決まります。スピーカ等との組み合わせによっては最新のデジタルアンプよりも大昔の真空管アンプのほうが生き生きとした音で鳴ることも珍しくありません。

 周波数特性を完璧にしたところで、部屋の特性やスピーカの置く場所でかなり左右され実際に計ってみればガタガタなのが普通です。

 結局のところ本当に良い音を作るというのは、いまだに経験と勘が最後にものをいう職人の世界の技術ということになります。最高級のものを求めれば数百万円しても不思議はありません。

id:iwskR

私はヘッドホンアンプしか分からないのですが、

そういえば高級なものは皆かなり重いですね。

「信号増幅回路」の部分よりも、

それをサポートするところにコストが注がれているということでしょうか。

うーんなるほど・・・

2007/04/05 00:05:56

その他の回答(5件)

id:Saigousan No.1

Saigousan回答回数105ベストアンサー獲得回数42007/04/04 17:24:15

ポイント19pt

人間の聴覚はアナログ信号の音に反応していますよね。

音源はアナログ信号になっております。

これらの音源は単純な波形ではなく可聴周波数以外の波形も含まれた複雑な波形です。

スピーカーもアナログ信号を音に変換しています。

従ってアンプはスピーカーを動かすため必要な大きさのアナログ信号にすることが目的です。

途中で部分的にデジタル信号に変換しても最終的にアナログ信号に戻さなくてはなりません。

アナログ信号を増幅するために真空管やTRなどが使用されますがそのほかに抵抗、コンデンサー、トランス、銅線などが使用されます。

これらはすべて周波数特性を持っており、もとの音源を忠実にすべて同じものとして増幅できません。

高級アンプは人間の可聴周波数範囲以上の幅広い音域をなるべく忠実に増幅するように設計・製作されています。

なるべく近づけるために厳選した部品を使用しているため個々の価格が高くなりセットになったとき高価になります。

ちなみにCDはデジタル信号ですがアンプでアナログ信号に戻しています。

また、音響装置は入り口(マイクやプレーヤー)からアンプそしてスピーカー装置のバランスが必要です。アンプだけ高級でもスピーカーが廉価だとスピーカーの特性しか保証されません。

id:iwskR

増幅の際に入力信号の周波数成分に補正がかかってしまうのであれば,

その特性を打ち消すように入力信号を調整してやれば問題は解決するのではないかと思うのですが・・・

(まさにデジタル処理の得意とするところではないでしょうか)

高価なアナログ部品を集めてがんばるより,

デジタルで処理してやるほうが合理的かつ効果的だと思うのです.


ちょっと質問があいまいだったかなと思うので少しまとめます.

音源のdigital out -> コンピュータで波形を加工 -> DAC -> 何かしらのアンプ -> speaker等

とすれば,コンピュータの処理をいじることで

あらゆる高級アンプの特性が比較的簡単に再現可能なのではないかと思うのですが,

にもかかわらず高級アンプの需要が衰えないのは,

上記の処理では再現できない何かがあるのでしょうか?

2007/04/04 17:49:19
id:halwo69 No.2

halwo69回答回数54ベストアンサー獲得回数32007/04/04 18:27:42

ポイント19pt

アナログであれば「0.2」とか「0.325」という、

とても曖昧な数値をダイレクトにin→outまで処理できると思うのですが、

これをデジタルで処理しようとすると演算が追いつかないのではないでしょうか。

 

例えば1~10というアナログなパラメータがあった場合、

小数点以下が0であれば3bitで済みますが、

小数点以下が増えれば増えるほど情報量が増えるわけで、

それを忠実に再現しようとすればするほど、処理する情報が多くなる、と。

 

アナログ、というからには小数点以下はどエラい数あるわけで、

それをいちいちデジタルで表現しようとすると、

スパコンくらい用意しないと忠実に再現できないのではないでしょうか。

 

素人考えですが…。

id:iwskR

たとえば音楽用CDなら44.1kHz/16bitで

情報の量はおよそ1411kbpsですから、

これくらいなら最近のコンピュータであれば問題ないはずです。

SACDなどではもっと標本化・量子化の精度を上げているようですが、

いずれにしても人間の知覚可能なレベルであれば

そこまで膨大な処理が必要にはならないと思います。

2007/04/04 21:04:57
id:alfalfarm No.3

alfalfarm回答回数19ベストアンサー獲得回数12007/04/04 18:37:31

ポイント20pt

http://www2s.biglobe.ne.jp/~hongo/12b.htm

ギターアンプに関しての解説ですが基本的には再現不可能性にもとづいた価格差というのは考えられないようです。

音質に関しては、派形の加工にまつわるイコライザー回路設計の際に求められる「美的感受性」に対する代価という要素は考えられます。ですがそれがデジタルか非デジタルかを分かつ本質的な部分ではないはずです。

現段階では非デジタルに最適化した設計が優位であって、市場をリードしているとしても、設計者の世代交代が進めば、置き換わっていくのは時間の問題ではないか、と思ったりします。

id:iwskR

なるほど、同感です。


あまり知らなかったのですが、

数百万円するデジタルアンプも結構あるんですね。

(どこに数百万円もかかるのだろう?)

でも、処理部分をカスタマイズできるものはないようで・・・

2007/04/04 21:18:32
id:ikjun No.4

ikjun回答回数155ベストアンサー獲得回数42007/04/04 22:14:42ここでベストアンサー

ポイント30pt

 例外があるかも知れませんが、高級アンプのほとんどが重いはずです。なぜ重いかといえば非常に大きくて贅沢な電源回路を搭載しているからです。例えば瞬間的に大きな音(シンバルなど)が入った場合などこの電源回路が貧弱であれば、十分な電流が確保できないという問題が起こります。したがって周波数特性(一定の大きさでしかとらない)などでは完璧なアンプが実際に聞いてみるとここぞというところで腰砕けの貧弱な音しかしないということになります。

 車などでもパワーがあれば速く走れるかというと必ずしもそうではありませんよね。むしろエンジンの即応性がよかったり、サスペンションが硬さが適当だったり、ブレーキの利きが良いというような総合力が速さを決めます。

 同じようにオーディオもいろいろな要素によって音が決まります。スピーカ等との組み合わせによっては最新のデジタルアンプよりも大昔の真空管アンプのほうが生き生きとした音で鳴ることも珍しくありません。

 周波数特性を完璧にしたところで、部屋の特性やスピーカの置く場所でかなり左右され実際に計ってみればガタガタなのが普通です。

 結局のところ本当に良い音を作るというのは、いまだに経験と勘が最後にものをいう職人の世界の技術ということになります。最高級のものを求めれば数百万円しても不思議はありません。

id:iwskR

私はヘッドホンアンプしか分からないのですが、

そういえば高級なものは皆かなり重いですね。

「信号増幅回路」の部分よりも、

それをサポートするところにコストが注がれているということでしょうか。

うーんなるほど・・・

2007/04/05 00:05:56
id:iikai No.5

iikai回答回数267ベストアンサー獲得回数132007/04/05 00:10:02

ポイント30pt

プリアンプについてはあなたのお考えで大体あっているように思います。

違いがあるのはパワーアンプ部の電源でしょう。

http://www.luxman.co.jp/product/pa_m800a.html

デジタル処理が完璧であったとしても、正確に増幅するためには「正確な矩形波」を処理できる電源部が不可欠です。

http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/EL34ppV1/page1.htm

 無音から音が立ち上がる際、急激に電流を上げようとすると一時的に電圧が下がります。そのためにコンデンサーの容量を上げると、立ち上がりが遅れます。どちらも歪の原因になります。

 トランスの容量を上げたり、バイアス電流など無駄に電気を喰わせたりして余裕を持たせると、本体重量や放熱機構にも配慮が必要になります。さらに金を食います。

 小さなスピーカーで小音量で鳴らす分には電源の強さの影響は少なくなるので、お金に比例した音の変化は見られないでしょうね。

id:iwskR

電源がかなり重要なんですね。

うーんちょっと意外。

電源ケーブルで音質が変わるというのも分かりますね。

2007/04/05 01:16:29
id:ikjun No.6

ikjun回答回数155ベストアンサー獲得回数42007/04/05 10:58:34

ポイント18pt

 電源部の話をしたのは影響が大きく、なおかつわかりやすいから例としてあげただけです。もちろん、電源部さえ良くすれば良くなるというような単純なものではありません。

 科学が発達した今でも人間の耳を越えるような測定器があるわけではありません。料理の美味い不味いを判定する科学的機械がないのと同じことです。いろいろ理屈をつけても結局最後は試行錯誤を繰り返して改良していくだけの話です。

 可聴範囲を越えて高音と低音が出ていれば、良い音になるというのは科学というより信仰みたいなものです。ドラムやベースだってそんなに低音まででていませんし、高音が出ていると思われている楽器だってそれほど高音なわけではありません。だいたいCDになった時点でカットされてます。

 うまい料理をつくるのが結局経験と勘であるようにオーディオも最後はそこに行き着きます。食材を選び抜いた高級フランス料理が高いのはあたりまえです。同じように高級オーディオはパーツを選び抜きます。高いのはあたりまえです。腕のいいシェフが高給をとるように経験と勘を持った技術者は高給をとるに決まってます。

id:iwskR

正直なところ、料理とオーディオを並列に語るのは適切でないと思います。

料理に比べれば、オーディオの(感覚的な)品質を左右する変数はとても少ないはずです。

また、音の広がり感や分離感などを制御する音の要素も

最近の研究ではかなり明らかになりつつあります。


万人が最高と感じるオーディオを構築するのは非常に困難でしょうが、

かなりハイレベルなところまでは機械的に持ち上げられるものだと私は思います。

2007/04/05 21:57:21
  • id:ikjun
    質問する前に自分で結論出ているじゃないですか?
    「現在の技術ではかなりハイレベルなところまでは機械的に持ち上げられる」のは同意しますが、それを超えるところに数百万のオーディオの世界があります。
     いずれ機械的に持ち上げる技術だけで高級オーディオ並みの音が出るかもしれませんが、現状ではそうはなってません。
  • id:iwskR
    回答6の内容はすでにタイトルの質問の内容から外れていると判断しましたので、
    私自身の個人的な考えを述べさせていただきました。
    波形加工のパートだけを突き詰めてもオーディオ構成全体が完璧なものになるわけではない、
    ということはよく分かりました。
    しかし、味覚と聴覚を同列に語るのは、複雑さの次元を考えれば、論理的でないと思います。
  • id:ikjun
     なんだかんだいってもイルカまでいただきました。ありがとうございました。
     昔は迷ったら重いほうを選べという格言というか基準がありました。めちゃくちゃアバウトでしたけど、まあ当たらずとも遠からず、トランスのしっかりしたアンプを作るようなメーカーは他でも無謀なコストダウンはしてないので、それなりの音がしたものです。
     機会があれば真空管のアンプを聞いてみるといいと思います。良い悪いでは無く別次元の音がします。(真空管アンプでも駄作はあるんで断言はできませんが)
     ライブをやっている会場のスピーカー見るとフラットな特性とは無縁なスピーカが重なって置いてあったりします。マイクもいったいいつの時代のものってのが平気で現役で使われたりしてます。原音に忠実って言っても原音自体がけっして忠実だったりしません。あなたが聞いているボーカルは本当の歌手の声ではなく、30年前のマイクを通しての声だったりします。なぜそんなマイクを使うかと言えばそのほうが良い雰囲気になるからです。エレキギターに至ってはわざと歪ませているのが普通です。
     こういう状態で100%原音に忠実に再生できたとして、それが必ずしも最高の音とは限りません。高級オーディオの音を毎日聞いているわけではありませんが、私が聞いた限りでは必ずしも原音に忠実に再生しているわけではありません。むしろ、音楽はこういう風に聴いたほうが楽しいぞって自己主張しているように思えます。
     まあ、それはともかくありがとうございました。

  • id:Saigousan
    学生時代に友人とN響や読売交響楽団の演奏会などを聞きに行き、また授業のないときなど、新宿や渋谷・池袋などの音楽専門喫茶で暇をつぶしておりました。
    現在の音響装置を使用した演奏会の音とは異なります。
    生の演奏会の音を電気的に再現することは不可能です。
    しかし、近似的な音の再現に挑戦することの楽しみがありました。
    当時は自作のための雑誌が頬宇夫にありましたので、真空管アンプやスピーカー・ボックスを作成しました。
    ビル工事現場のアルバイトをして毎週もらえる給料をもって、秋葉原の電気街で部品を集めました。(おたくではありません)
    完成したのは6ヵ月後でした。
    今は存在しないメーカーの出力トランスや電源トランスは非常に重いものでした。
    結婚して子供の教育費がかかるころは控えめにしましたが妻からは「オトキチ」といわれておりました。
    現在は10畳ほどの主寝室を独占して、真空管アンプの音に近い「FET」アンプやAVプリアンプ、レコードプレーヤー、DVDプレーヤ、100インチプロジェクターなどを使用して楽しんでおります。
    団塊世代の人間の中にはこのような人も多く、住宅のリフォームついでに超高級音響・画像設備を設置する人も多いと思います。
    そのような需要もあるのではないでしょうか?

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